陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
本日ポリシェビキ
本日ポリシェビキ! 映画の後はトークイベント参加します❗ 今日の仕事で冷やした肝を、改めてこれで冷やし直します。
行ってきます🎵
スポンサーサイト
信じるってなんでせうね

『フェイク~我は神なり~』韓国アニメです。

借りた瞬間から、すでに『萌え』『優美』は期待していませんが、まあそれ以外のものを期待しております……「ソウル・ステーション・パンデミック」と同じ絵柄だし。


鯛(特価品)とシメジのグリル、プチトマト(冷蔵庫の中で3日目)とクリームチーズ(50円引き)のバジルソース和え、フランスパンと中途半端に残った赤ワイン(開封2日目)の夕食、あまりの話の重さにカレーライス追加(3日前の冷ご飯・作って4日目のカレー)

食べながら、信仰って、なんでせうねと呻く。


舞台は、ダム建設に水没する運命の村。妻と娘が住むのその村に帰って来た、落ちぶれ感満載の主人公。

村人たちは、ダムで立ち退く補償金をもらっていまして、詐欺集団にその立ち退き金を吸い上げられております。

詐欺集団の手口とは、村に牧師を送り込み、村人たちの『天国へ行きたい、幸せになりたい』信仰心を利用して金を吸い上げるというもの。

すでに寄付金だの、命の水だのという名目で、大儲けしております。


主人公のダメ親父は、娘の大学進学資金を盗み出し、賭博で溶かした夜、たまたま詐欺集団の一人と喧嘩になり、暴力沙汰を起こして逃げられる。

警察に彼一人がしょっ引かれるのですが、その際に指名手配ポスターを見て知るのです。

『村にいる奴は、この詐欺集団の一人だ』

それから、彼一人、詐欺集団との闘いが始まるんですけどね。


主人公は、詐欺集団の化けの皮をはがそうと、村人たちや昔の仲間に訴えますが、その戦いは正義感や使命感でもなく『あの夜に、俺にバカにした奴』という私怨の対象がたまたま詐欺師だったのであって、単なる腹いせ。

詐欺集団の仲間である牧師に妄信する妻と娘を殴るのですが、それも『私怨』であって、必ずしも『家族愛』ではない。まー、娘の大学進学資金を持ち出し、賭博に使うオヤジだし。


救い? となるのは、悪の一味である牧師ですが、彼の信仰心はある意味純粋。

過去のスキャンダルのせいで、詐欺集団から利用されているとはいえ。

村人たちのために、教会を建てたいという願いも本物だし、人々を救いたいという気持ちもある。

史上初! 感情移入できない主人公。頑張れ悪の一味の牧師さん!

……結果は、皮肉なラストですが。

しかし、話し中に天国行きも人数制限アリというのがあって、その天国の席をめぐって、村人同士にひそかな競争意識があるというのも、ちょいとヤな感じです。


牧師を信じ、肺病でありながら薬を飲まず、命の水というインチキ品を飲みながら死んでいった女の夫は、詐欺師集団を追い詰めようとする主人公に問いかける。

「信仰を持った妻は、こんなに幸せな顔で死んでいった」

一方、帰って来たダメ親父の暴力、妻と娘は不幸のどん底。

ダメ親父な主人公のせいで、大学進学の道どころか、生きていく希望そのものも断たれて絶望、自殺した娘の死骸を前に主人公は叫ぶ。

「あいつらは詐欺師集団だった」

「俺は真実を言っていた」


神さまの正体は、本物どうかという問題じゃないんだな。

どっちが生きる希望をくれるか、死の床で安息をもたらしてくれるのか、それが肝心。

信仰というものは、本物偽物ではなく、最終的には『人の拠り所』『希望を与える光』であると教えてくれた話。


まあ、そういうわけで、パワーストーンとかおまじないグッズとか、決してバカにする代物ではない。

乙女の希望と祈りが具現化された形なのよ……と言っておきます。



駄文更新・機械

2001年宇宙の旅を再見。

最後に観たのはいつだっけかな、かなーり昔で忘れとるぞ……おお、音楽はリヒャルト・シュトラウス。『死と変容』の作曲者でもありますね。大人になってから好きになったのよ。

と、酒飲みながら観る。


……HAL、人間臭いぞ。

宇宙船、ディスカバリー号に搭載されていたコンピュータHAL9000。ですね。

彼の反乱と、乗組員殺害の理由ってのが、メチャクチャ格調低く説明しますと『正確な情報な処理を求められる知的コンピューターだってのに、あのモノリスという書道墨みたいなやつと、それに関する地球外の知的生命体の調査も、乗組員に極秘で行うように命令されていたHALは、乗組員に隠し事をするというその矛盾に苦しみ、一種のノイローゼ状態に。でもって、己の任務遂行のために乗組員殺害を企てた』ってとこでしょうか。


いやはや、己の回路を切ろうとする乗組員に向かって「もう間違えません」「治りました」「任務遂行の熱意は十分にあります」だの、哀願するHAL9000の人間臭さ。

ああ、仕事にミスって、上司に言い訳したあの日を思い出させる……。


ところでいまだに不思議なんですが、コンピューターは計算ミスをせず、判断を間違えない、人間以上だという扱いですがね。

でも、コンピューターって人間が作ったものですわな。

人間が作ったものが、人間を超えるって、どこで判断できるのだろう。


前日、仕事で使っているエクセルの表が誤作動を起こし、思わずパソコンごと床に叩きつけかけた私です。

そんなもんだよ、機械。


それにしても、メカが感情を持つかってテーマは永久不変ですが、我が部のカラープリンターは、もしかして感情があるんじゃなかろうかという疑惑がある。

と、ある営業職が、お客さんに配る資料を出すときは、必ず壊れるのよね。


よく分からないけど、機械と人間の個々の相性の良し悪しは、何故か必ずあるというのが、あるシステムエンジニアの説です。

ふーん











部下と賞味期限

我が部下よ。


病欠の理由聞いて、ビックリしたよ。

食中毒? しかも冷蔵庫の奥で忘れていた、ステーキ用の牛肉にあたったって?

消費期限期限4日切れ? 


あのなあ、いつも言っているでしょうが。整理整頓しなさいって。

冷蔵庫だけじゃないぞ、キミの机の上はいつも乱雑よ。

おかげでこないだ、書類がなくなって大騒ぎしたでしょうが。

つうか、キミは消費期限というものをどう思っているの? 

先日も、確か消費期限5日越え豆腐を食べたとか言っていたな。湯豆腐にしたから大丈夫ですよって、そんな問題か。

すでに開封されて、棚に置かれたままで忘れ去られていた、賞味期限を三ヶ月越え『ぼんち揚げ』平気な顔で食べているキミを見た時は、驚愕したわ。

湿気ってませんよって、イヤ、そんな問題じゃないでしょうが。

食べ物を大事に云々というより、キミは何か、見えない敵と戦っているのかと思うよ。


仕事の期日は守るべきですが、食べ物の消費期限は守らなくても良いんですよって、そんな問題か。

いいですか? 今後は消費期限を守って食べなさい。

これで分かったでしょ、己の消化器官を過信するんじゃありません。

それから、身の回りの整理整頓忘れずに。


また同じようなことがあったら、職場の三時のおやつ、キミには配らないからね。


*******************************


これ食べてお腹壊して仕事休んだら、上司から、絶対にこんな風に怒られるよなぁ。

冷蔵庫から発掘された、100g1000円のステーキ用牛肉、半額セール品・消費期限4日越えを見ながら、食べるか否か、悩んでいる最中の私です。


映画にぶつくさ

10,000人中9,999人が『名作!』と認める映画はないにしても、一般的に『ヒット作』『有名監督の代表作』という作品に「……つまんない」というには勇気がいる。


まあ、いろいろありますからね。

例えばキリスト教の教義や歴史を知らないと、映画の背景がイマイチぴんと来ないとか、恋を知らない子供に、この愛の苦悩を分かってたまるかとか、本当の空腹を知らない飽食世代には、知りようもない苦しみだとか、まあそういうの。


観る映画に「好き」「そうでもない」が分かってくるのも、色々と観ているうちに分かってくるってもの。ジャンルによるのか、ストーリー展開か、俳優か監督か。


で、ようやく分かって来た自分の好みですが。

どうやら私は「セリフ少な目」「モノローグ多い」「映像の綺麗さに力入れてる」作品がどうも苦手らしい。

まだるっこしいのです。カラオケのミュージック、イメージ映像見ている気がする。主人公のモノローグや少ないセリフ、写真のようにキレイな背景を材料に、断片断片、映像とセリフを追いかけて、自分でストーリー組み立ててくれと言われている気分。


最近、そんな映画によく当たる。キ●ガイピエロとか、アジア映画の名作といわれている恐●分●とか。


悪酔いした頭で、世間一般ではなく、あくまで自分の偏見と独断で思う『名作の条件』を考えると。


クラシックも最新作も問わず「ストーリー単純でカット割りも分かりやすくて音楽も素敵、酒に酔って観ても、話についてこられる」作品ですわ。

そうなると「ガンダムORIGIN」と「ゴッドファーザー」「第三の男」「カリオストロの城」「ロミオ・マスト・ダイ」が並び立つ私の名作選。


あ、ごめん。

「地下室のメロディ」「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」「現金に手を出すな」も入れておいて。


と、いう反省や感想も踏まえて考える。


名作って、結構単純明快なストーリー多いわね。