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陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
画一的健康

健康診断に引っ掛かかる。

それだけなら別に良かった。体重が何だろうがコレステロールがどうだろうと、自分の責任です。

健康診断結果の紙を一目見て「けっ」と呟き職場のシュレッダーで裁断。

我が上司に目撃されて、「健康診断記録はちゃんと保管しろ!」と怒られる……それで終わりのはずだったのに……どうやら裏では、人事部がどこぞの医療サービス会社と手を組み、社員たちの健康の監視、管理いう陰謀を企て、暗躍していたらしい。


脅迫状が届いた。

「食生活改善のため、遠隔での特定保健指導を実施のご案内」

スマホにアプリをダウンロードしろとある。

このアプリで己の体重という、国家機密レベルの数字を入力し、更には目標体重とか言う戯言を設定して、尚且つ食事を三日に一度は写真で記録し、そのデータを送ってから、担当の管理栄養士とチャットで面接、体重と食生活の改善しろという、実にメンドクサイ、プライバシーの侵害というか、体重の自由の侵害というか。

無視していたら、職場に電話がかかって来た。

どうも本人の意識に任せる、ではなくて強制らしい。

「指導受けなさい! 数字がまずいから指導なんでしょうが!」怒るセンパイ。

「めんどくさいんですよ! 三日に一回、食事の記録を送らなきゃいけないんですよ! 第一私のどこが不健康なんですか!」抵抗する私。

体重はとにかく、歩くのは好き。毎日10,000歩以上は歩いてるぞ。

休日なんか、一日20キロの散歩だぞ(真実)重さはどうであれ、体はさくさく動いているんだから良いじゃんかよ。

ついでに、総コレステロールが高いのは善玉コレステロールが通常より多すぎるせいだ。

悪玉は安全値なのに、善玉が多すぎて値が基準値を超えたのです。全く失礼な。


全くもうとぼやきつつ、仕事に戻るセンパイ。ふん、と言いながら仕事に戻る私。

大体ですね、数字だけで健康状態を判断するというのが、画一的でよろしくない。

この上、食事を記録して送れだと?


「豆腐と白菜と春菊の豚しゃぶ、肉は約200gで豆腐が250g、ロゼのワインを一本。〆はうどん一玉で食後は紅茶とプリントクッキー」

「野菜とあらびきソーセージ炒め、目玉焼き乗せ。小鉢はタラコ。豚汁、ご飯二杯。食後はコーヒー二杯とシュークリーム二個」


指導にこの食事がばれて、更に誤解されてヤバい事態に陥ったらどうする。


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読み直し中

今さら「クラッシャージョウ」シリーズ読んでいる。


今からン十年まえにアニメ化されています。多分同じ作者の作品では「ダーティペア」の方が有名ね……地球人類がワープ航法を発明してから、人類の惑星移住や開拓が始まるのですが、その開拓や惑星改造に関わり、宇宙を渡り歩く職業が『クラッシャー(壊し屋)』

最初、クラッシャーという稼業は、金のためなら何でもする流れ者的なものだったんですが、クラッシャー・ダンというリーダーが出現し、クラッシャーたちをまとめ上げて規則などを作り、評議会が出来てから、クラッシャーは『ならず者の何でも屋』から『惑星改造から護衛まで、戦闘、何でもこなせるエリートな宇宙生活者』になりました。

さて、時は移り、そのクラッシャー・ダンの息子がクラッシャーになりましてね……ジョウというのですが、齢18にして腕利きです。

優秀だけど荒っぽいです。短気です。

タロスという、船の操縦士が彼のお目付け役というか、ブレーキ役です。ちなみにタロスは昔、ジョウのパパの昔の片腕です。

せっかく隠居しようとしたら、リーダーから息子の面倒を押しつけられて今に至ります。

そして、密航してクラッシャーになった元ストリートキッズのリッキーと、第一巻で、ピザン星のお姫様だったんだけど、ジョウに惚れて押しかけクラッシャーになった美少女アルフィン、このチームの4人が巻き込まれるあれやこれや。


ただの希少動物輸送が、宇宙海賊と宇宙連合軍と政治の陰謀絡みの争いに巻き込まれるわ、誘拐事件の子供探しと思いきや、エスパー軍団のヘンな宗教団体と戦う羽目になるわ、まあタイヘン。


こう、騒ぎが末広がりに展開するストーリー。中学の時から読んでいたけれど、久しぶりに読んでも、チームが事件に巻き込まれるてんやわんやが今でも面白い。

宇宙船の操舵シーンがよく出てくるんですが「ほお、こういう書き方だったのか」昔は何も考えずに読んでいましたが、今になってみると参考になるなあ。


……しかし、最近昔の本再読が多い。

いいのかなあ、という気持ちと、今週は提出課題の週なんだけど……という呟き。


逃避ですね。





考え過ぎだといいねえ

その昔、こんな話を聞いた。


『人形』というのはヒトガタである。

故に、よく出来た人形は魂が入るという。

故に、人形師と呼ばれる人たちは、己が作り上げた作品……つまり、魂が宿ってしまった人形はその身体から『魂を抜く』という一手間を加える。

もしくは、言い聞かせるそうです。

おまえは人形だよと。

人の愛玩物として生まれてきた存在よと。でも、全ての人形師がこの作業をしているわけじゃない。


「それをしないと、どうなるんですか?」

その人は、人形師に質問した。

人形に魂がこもったままだと、どうなるんだ? という質問です。

「人形は、人にとって代わろうとします」

「もしくは、持ち主を使役するんですよ……人形とは本来、愛玩物なのですが、主従逆転して、人間が人形に仕えるようになるんです。


生活サイクルが、人形たちの世話で回っている人のお話とは、魂が入った人形に仕えている、というわけ。


ふーん、と、図書館から借りてきた「人形用着物の作り方本」を読みふけりながら、思い出した話。

まあ、でもこのくらいなら共存できるかな。

ねーブリュンヒルデちゃん。






Jホラー鑑賞

人形がメインのホラーを観てみた。


演劇の裏、そして真面目なんだけど、イマイチぱっとしない女優がヒロイン。

そんな彼女が、端役とはいえ、大物演出家が興行する舞台のオーディションに受かった!

ちなみにその演目は「エリザベート・バートリー」

永遠の若さを望み、その美容液のための、自分の領地の若い村娘を惨殺して血を浴びた、今で言えば『美魔女を徹底追及の挙句、連続殺人に手を染めたセレブ」ですかね。

そのエリザベートの妄執と、人形を絡ませた恐怖劇、そしてその劇に使われている小道具の人形は、実際に殺人現場に置かれていた人形。

さあ、恐怖の幕が開く!


やっぱさ、ある程度年齢重ねたら、美容よりもお菓子よね~、人生の楽しみってそこだよねーとか言って、15:00のお菓子を食べている、我が周辺のマダムたちが清らかな女神に見えて仕方が無い……は置いとくとして。


流血無くても、怖いのが日本の怪談。

空気感や間合いで、緊張感を作り出して「怖い」を突きつけたのが「霊的ポリシェヴィキ」


そうか、怖いって流血じゃなくて、空気感だ間合いだ。

ポリシェビキ、あれって、すごい作品なのねと、この映画鑑賞のおかげで改めて感動させて頂きました。


それにしても、「サスペリア」偉大なるホラー監督、ダリオ・アルジェントの画面上での色使いは影響を及ぼしているのね。

ああ、そして作中、小道具部屋に吊り下げてあった人形たち。

「あ、ブリュだ。ジュモ―もあるなあ……あ、さっきのシモンじゃないの?」


どーでも良いことが見分けられる。

人には全く分からず、理解してももらえない、自己満足な収穫。


作品の出来よりも、収穫はそれでいいや。


絶対言うたらアカン話

怪談話愛好家でも、幽霊を視る人は結構いない。

だろうねえ、とは分かります。私も好きだど、全く視えない。それが生物的な原因なのか、はたまた違う分野なのか、これも体感しようも無い。

まあ、だた色盲の知り合いが言っていた言葉で「成程」と思っているだけです。

ー他人には視えて、自分には認識できない色がある。それならその逆もあるだろう。


……「絶対言うたらアカン話」すげえ話が出ました。

うん、これは視えない、感じないという人には分かんないだろう、凡人ブラボー、ああ幸せ。

しかし、世界危機とか平和って、歴史って、こんなもんで左右されていいのか……? という話。

人生観変わります。

幻魔大戦というよりも、近所のスーパーマーケットの品ぞろえの問題、お菓子メーカーの商品開発レベル何だか、混乱する話がここにある。

事実は小説より、というよりも、この世は案外スケールが小さいかもしれん。


そして、オカルトと奇病。


出ました出ました、謎の咳に腰の激痛、どこかの石灰化にあれこれ。

そういえば、過去に何万分の一の奇病、バクテリア云々の話もあったっけ


怪談を追い求める人たちって、よく見たら中々の災難に見舞われていらっしゃいます。

そのなかで『奇病』は結構な割合を占めている。

「どの呪いが引き起こしたのか分からない」とおっしゃる強者作家もいらっしゃいました。

えーと、何万分の一の奇病ですか。

お医者さん、大変です。怪談のプロである、ワケの分からん奇病を患う患者の襲来に診断不能、あちこちの病院に問い合わせだの調査だのって。


しかし、それに負けない「原因不明」の奇病にり患された方が、今回のイベントに!

「気にしたら、負け」

この方の発した言葉は、簡潔、しかし重い。

心霊という、目には見えず、物理的な喧嘩も出来ない相手を商売道具にしたプロフェッショナルの根性、信念がここに集約されている。


やっぱり、生きている人間は凄い。

飯の種にしている人は、もっとすごい。

そんなことを考えた夜。


でも、なんだかんだ言っても、皆さん命はきっちりキープ。


それが一番すごい。