陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
テンション上り下り
>>続きを読む
塾の前日:木曜日の苦悩
合評課題の仕上げが残っている。
ブログは金曜の分と二回分書きたい。
おおっ ネトラジ司会の原稿、明日提出ではなかったか?

ふふふふふふふ、洗濯している場合じゃねえよ、しかも洗濯機のホースが外れていたせいで、床が水浸しになったよ。床掃除なんかしている場合かい。
もう食後のお茶を飲んで、のどかに小説やオシャレエッセイめくっている場合じゃないわ。

そういえば、お肌の手入れもサボっているし、夜遅くまで書きものしていて起きられないから、朝のマラソンも出来ない……頭の回転を良くするためといって、チョコを貪り食べているので、これもまた体重増加に…・・・ああ、美が遠ざかる。

就寝時間4時間前、全てを片付けることが出来るのか!

社会人生活も成人式を迎えた妙齢の人妻にしては、随分とのどかな苦悩の日々だと思う今日この頃。
読者目線って
さて、書き直しとなった合評課題。
どうやって修正するか、どう話を進めるか、なかなか浮かばず。
モノ書く悩みベストに入るのがこれですね。
面白いと思って書いたけど、読者目線では面白くなかった。
面白いと思ったから書いているわけで、そうなると『読者目線』とはなんぞや? その基準はどこにあるんだと聞いてみたくなるんですね。

かといって、ヒット作の二番煎じや読者に媚びたものはつまらない。
漫画家の井上雄彦さんも「デビューしてすぐ、連載が続かなかった初期の作品は、読者の反応や編集者の言葉を意識して書いていたもの。だけど、次はそれらをふっ切って、書きたいものを書いた。それがヒットにつながったのでは」とお話しされていましたが。

しかし、一方で打ち切りになった、とある少年漫画家のボヤキを読んでいた私の感想は
「しょうがないよ、だって面白くなかったんだもん」
商業主義がどうこうと批判し、これから面白くなるのにと書かれているのを読んで、「いや、今面白くないとダメだろ。商業主義も何も、商売だし」
と、ツッコんでいるんですね。

さて、自分のカラーと読者目線を一致させるにはどうしたらいいもんでしょうねぇと、こればっかりは悩むんです。
ここでも書く気力が試される。
修行しろよ。まあそれまでですが。

そこで、つい思い出したのが、課題で出していた「ラノベホラー」
面白いと思っていたんですけどねえ。
しっかりどころか、波動砲並みのNG喰らったよとしみじみ。

そこで、作劇塾以外の読者目線はどんなものだろうと、本好き高じて図書館司書のお偉いさんになった友に、酒を飲みながら聞いてみたところ。
「ラノベでホラー? なんじゃそれ」
 眉間にシワ。どこかでよく見せられた表情を浮かべる彼女。
「そんなワケの分からん本は、ウチの書架に入れん」

読者目線……なんて恐ろしい。
私の書く気力のみならず、友まで奪うなんて……!!



超・駄文更新
飲んだ後に帰って来たのですが、怒涛の悪酔いのためここでご勘弁。
心斎橋から4回『うえぇ』です。
おかげで、元々あまり食べてもいないのに、胃の中空っぽ。
あ、そうか、悪酔いの原因は固形物を食べなかったせいね。

ちっ これから飲むときは、人のつまみも食ってやる。
読書という底なし沼
やばいなあ、あんな事するんじゃなかったよ。
でもね、ついやっちゃうの。みんな覚えあるでしょ、ダメだダメだと思いつつ、つい手を出してしまうというものね。
そして夢中になるのよ。意志の力なんて砕け散っているわ、どころか塩かけられたナメクジね。跡形もなしのドロドロ。

と、いう訳で『どうでもイイ読書』に手を出してしまいまして、日曜日はこれで終わりました……ああ、カトリーヌアルレーや平山夢明に打ち勝ったのに、ここで挫折。
しかも本は『邪道モテ』オンナの王道をゆけない女子のための新・モテ論なんて読んでどうするんだ。

『きわきわ』リストカットや美容整形、婚外の恋など、女性の痛みを小説や漫画を通して探ってみるエッセイ。
……きついわ。痛いわ。女の子って大変よ。繊細なのよ女の子。男は皆、こういう本を読むべし。オンナゴコロなんて分かんねえよ、というヒマあったら、これ読めと、涙しながら読む。

でも巻来功士の『連載終了』は面白かったな。
ジャンプ黄金時代の裏側を描いた実録漫画です。元々、この人はジャンプと違う雑誌で漫画を描かれていたらしい。そんな彼がジャンプで書くことになり、漫画家と編集者の関係や、出版社の内部事情などが詳しく描かれています。
リアルタイムでこの人の「メタルK」という漫画を読んでいたのですが、この漫画は好きだった。
あの線の太い絵柄といい、両親を殺され、自らも焼き殺された美少女の復讐譚という真っ黒い設定。「友情。努力、勝利」のジャンプの中で異彩を放っていましたね~
雑誌のカラーに合わずに打ち切りになったようですが、この漫画好きだって人、私の周囲にも多いのよ。

そういう訳で、せっかくの日曜日は全然書けず、読書モードの沼に浸かって、書く気力すら沸かず。
これだから読書は怖い。


塾のあっち側
合評

スリーサイズ100・100・100ヒロイン、食人主人公を追いかけ回しております。
そういうことで、深夜どこかへ向かう主人公を追いかけるのですが、彼は人気のない工業地域、その廃屋へ。
「彼ってば、無職ニートの典型じゃないの……深夜徘徊なんて」
顔良し、優等生の過去を持っていても、視点を変えれば現時点では高校中退、無職に落ちぶれている主人公でして。
廃屋で主人公と再会。彼を更生せんと、思いのたけをぶちまけるヒロイン。
「あなたが中退で無職で協調性皆無で将来底辺の男でも構わない! 私が更生させてみせる!」
ちなみに、主人公は廃屋で人肉を干してビーフジャーキーならぬマンジャーキー作っているんだけど……ぶら下がる肉の異常性に、ヒロイン気が付いていません。
思いのたけをぶちまけて、ヒロインは主人公を押し倒します。
おお、書きたくなかった。
……と、いう訳で場面は転換。学校にて。

その後のヒロインですが、味覚異常を起こして食欲ない、というより食べ物がまずくて何も食べたくない。
ああ、初体験のせいかしら、真の愛を知ったせいねとクラスメイトの二人に告白。
ヒロインの告白に絶句するクラスメイト。
完全、コイツの片想いだと思っていた……だって、持ち歩く写真は全て盗撮だし、ツーショットないし……話を聞いていると、それって幼馴染をゴーカンじゃないの?

「スリーサイズオール100が主人公とヤッたヤらないかなんかどーでもいい。説明要らんから、はよ人間食わすか食わせろ」
先生、あっさり。
「これ、喰うか食われるかって話やろ。で、なんでヒロイン、主人公に食われてないねん。その説明もちゃんとしてくれんとな」
趣旨がずれているぞと先生。
「悪い癖が出てきたな」
ラノベですか。だって未練あるもん。
「面白いものを書け。自分が書きたいものなんか、読者は関係ない。面白いものが読みたいんや」
「えーと、自分自身が面白いと思ったから、書いているのですが……」
「ずれてる。第一、必ずしも一致するとは限らん」
うっわー、冷酷。
私がもう少し若くて、自信過剰であればいう事聞かない。このまま話は続行!
……と、なるわけですが。
年取れば取るほど「諦め」というか「見極め」る力がついてくる。
そういえば、ヒッチコックの「レベッカ」がそうですね。
あの作品は、プロデューサーだったかに散々口出しされ、ヒッチコック自身は「駄作」と思っていたようですが、結局のところ評価は高い。
作品に、他人の目は不可欠なのだ

いい意味でも、悪い意味でも、その指南、論評の正しさを自分なりに見極めることが出来れば、書き直しする。この塾も、そういう精神を作る修行場でもあるし……

これって諦めというのか、柔軟性というのか、どっちでしょうね。

と、今夜も酒を飲みながらブウ垂れたら、亭主に言われる。
「経験者である俺様のアドバイスを聞こうともしない、偉そうな部下は殴りたくなる」

現在、四面楚歌中。
駄文更新

案の定、合評での評価がえらいことになりまして。

……自棄酒を飲んで帰ってきたところです。頭が働かないので、その模様は明日。

眠い。

図書館と私

先生は、以前いたくお怒りでありまして。


そう、あれは『怪談狩り』をカドカワ書店から出された時でした。

図書館へ行った私は、ちょっと気になって検索した結果を、先生にご報告したのです。

「先生、今度の先生の新刊、予約人数すごいですよ。40人ほどでした」

「予約して待つくらいなら、買わんかい!」


えー、名誉のために申し上げますと、ちゃんと私は「怪談狩り」買っています。


しかし、作劇塾において図書館利用者への目は冷たい。

「作家になって金を稼ごうという奴が、図書館で本借りて読むか? 買って対価を払え」

「僕も本は買います。映画もレンタルはしません」

「私も本は買う派です」


冷たい目に負けて、本を買っていたら山脈が出来て、ついに雪崩を起こしてえらいことに。

それだけじゃない。

最近、どうも読書に物足りんものがある……そう思ってはたと気が付いた。そうよ、コレよ。

どうでもいい本が、どうでもいい読書をしていない!


私は図書館のすばらしさに、今更気が付いたのです。

この世には、買うに値する本ではないけれど、読みたい本もあふれているという事に……

『元カレの心をもう一度手に入れる方法』『愛されてお金持ちになる100の方法』

『昔の彼女と復縁する方法』『初心者の盆栽』『銀座のママが教える出世する男の見分け方』

『アブナイ不動産の話』『カフェを開業する本』


私が昔の彼女と復縁マニュアル読んでどうするんだよ、カフェ開業する気なんてあるのか、愛されてカネモチなんて、なんて分かりやすい欲望だ。

どうでもいいけど、読みたい。凄く読みたい。どうでもいいハウツー本。

しかし、買うには勇気もいるし、必然性もない。そして『愛されてお金持ちになる100の方法』なんて欲望のストレートさ。別のベクトルでエロ小説並みの破壊力。

本棚には置きたくない、でも読みたい。

この願いを叶えてくれるのが図書館だったのです。


ごめんなさい、図書館。やっぱり貴方を愛しているわ。

例え周囲から何だかんだ言われても、貴方の手を離すべきではなかった。

……そういう事で、土曜日にでも行ってこよう。そしてどうでもイイ本を借りて帰るの。うふふ。


そして気が付く。

棚には置きたくないけど、観たいって……まるでエロDVDね。

















塾の前夜
木曜日の夜、明日は合評ですので課題をプリントアウト。


他の方の課題を紙でも一回読み直し、そして自分のをついでに読む……と。

そして、再び不安に襲われるのであった。


えー、まず合評課題というのは、まずは『期日には何が何でも出す』なのです。

それが只の言い回しやセリフとか、情景描写の付け足しや修正など、そういったストーリーには関係ない直しならまだ楽ですが、話の続きを書くとなると、しかも話が固まっていなかったりすると、一週間の期間で書くのは忙しいことになります。

ゆっくりストーリーを練ることもなく、それでも『納品に間に合わせるんじゃああ』どこかの工場でおやっさんが叫んでそうなセリフを吐きながら書いているワケです。


次の展開なんてもう知るか、今さえ乗り切ればそれで良いんじゃいと、何だか「ドラえもん」に出ていた漫画家フニャコフニャオ先生みたいな精神構造になるんですね。

確かどこかの回で、フニャオ先生、漫画連載でオシシ仮面を絶対絶命に陥らせ、それをどうやって助ければいいのかと苦悩している話の回がありました。えーと従妹の???仮面が助けに来たんだけど、これもまた絶対絶命に……の無限ループに陥っておられた。


そして、今回出したもの、正にそれ。

今さえ乗り切ればそれでもういいよと、滅茶苦茶だが文句あるかとばかりに、独りで笑いながら書いておりましたが、後から冷静になって今読み返したら……良いのかこれは。


どっちを優先するべきなんだろう……提出期日と話のクオリティ。

スリーサイズ100・100・100のヒロイン、幼馴染の人を喰っている主人公をストーカーしております。

何だかこれ、読めば読むほどホラーじゃないよ。強いて言えばデブサイコホラーですわ。


今回ほど、合評が怖いと思ったことはない。

キャラクター造形と逆恨み
塾生のブログをチェックしていたら、いつかの『朝まで飲み会』風景がSF担当によってアップされていまして。


おーおーそうでした。
カクヨムにアップしている小説が書けねえと愚痴っていたんでしたよ。
そうしたら、キャラクター造形を考え直せという話になったんだっけ。
酒が入ると、記憶能力が95%低下し、上品さを保つのが精一杯であります。 ですので、その当時の風景や会話の再現を読んでいたのですが……
なんてこったい

そっちの方が、面白いじゃないか!

あらためて読んだ。うん、そっちの設定の方も、キャラクター動かしやすい。相棒よりも、上下関係の方がメリハリついてよろしい。
うわ、話が出来るわ。

同じ話でも、キャラクター造形によっては展開が違ってくるんですね。
うわわ、これで書こうにも、すでに相棒同士の設定で書いている……


……1年半前に、それ言ってよ! 文章がSFになってないといって、書き直しされたばかりか、そんなことまであったとは!
風船爆弾よ、風船爆弾だわと部屋の中で喚いてから思い出す。
偏西風の都合で、風船爆弾は彼の地には届かない。

せめてもの腹いせに、 次の飲み会のつまみは茶そばと抹茶チョコと抹茶味のポップコーンと抹茶クッキーにして、テーブルを緑色に染めてやろう。

ふふふ、SF担当よ。キミは次の塾までに、抹茶嫌いを治せるかね?