陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
駄文更新:続編でないのかね
好きなホラーのパターンを言えば『怪物がやってくる』ですか。
好んで見ていたものを思い出すと、人外の生物が人間を追いかけ回す、直接的な恐怖を描く作品が多い。
13日の金曜日とか、エイリアンとか、悪魔のいけにえとかね。
ゾンビ映画は特に好きですね。

ナイト・オブ・ザ・リビングデッドは定番でしょう。あ、ザンゲリアも好き。
『28日後……』『28週後……』この後の続編は出ないのか! といまだに文句垂れています。

動物愛護団体がケンブリッジの研究所に押し入って、実験動物の猿を逃がしてしまうのですが、その猿は「RAGE」というウィルスの実験体。
感染すると、攻撃的な性質に変貌する凶悪ウィルス「RAGE」がロンドンにばらまかれてしまいます。
そして、ある日、病院で目覚めたメッセンジャーボーイの主人公。
どうやら配達途中で事故に遭い、この病院に運び込まれて治療を受けたらしい。
でも、なんでこの病院、俺以外誰もいないんだ?
「ハロー」
呼びかけながら、外に出る主人公。
そして広がる、無人のロンドン街。荒涼とした風景。

生存者を探す主人公。その果てに彼が見たものは? 

この映画、次の「28週後……」はウィルス耐性を持った子供が出て来て、そのワクチン開発も話に絡んできます。
テーマ曲が良いのよね。物悲し気なギターの旋律。
28週後ラスト、パリのエッフェル塔へと走る感染者たちの群れ。
おお、次はパリが舞台か! と思ったのだけれど、まだ続編はなし。
2002年と2007年の作品です。
うーん、最初の作品から、もう15年経つのか。

続編を期待させといて出ない。
映画でも小説でも漫画でも、未完というのは実に罪深いものでして、ファンを突き飛ばすようなものだとつくづく思うんですね。
大人の事情もあるのだよと、大人になれば分かるってモノですが、それでもこのおいてけぼり感はぬぐえない。

そして今、同人誌を書く人の気持ちが分かった気がする今日この頃。

映画化してくれるのなら、脚本書いても良いですよ。
駄文更新
一つくらいは語れるジャンルを持て。

ポットの蓋を見れば窯を当てられる私ですが、だからどうしたと誰も感心してくれません。
ポットの魅力について語ってはみたのですが、どうも伝わらない。

ここはクリエイター志望者や面白い事大好きな人々は集まる場であって、陶芸作家志望はいないからでしょう。
ああ残念。

そういうわけで、ここはひとつ趣味と実益を兼ねて、『呪い・祟り』呪術系に手を出すことにしてみました。
手始めに図書館へ行き、めぼしい本を5冊ばかり借りて机の上に置いていたのですが。

「呪いの博物誌」
「魔術の歴史」
「呪いの穴」
「呪いと日本人」
「魔の系譜」

客観的に見たら、病んでいる人の机だわ。







老人と現役の深い溝②
本日も予約投稿です。

只今、日本以外の場所にいます。

さて、自治会活動にて老人に振り回され、攻撃と迎撃、闇討ちに返り討ちの社外活動を送っていたW氏は、ついにこの結論に達した。

「老人を敬う必要なし」

「まあ、随分と分かりやすい結論ですこと」
梅酒ロックのワタシ。
ネギマを食べながら、W氏は語る。

「そもそも、何で若者が老人を敬うのかを考えてみろ。長い年月を生きて来て身につけた知恵や、練れた人格に対して、若者は老人に敬意を表するんや」
「まあね」

老師、御前様、長老……人は己よりも長く生きてきた知恵や経験の持ち主に対して、そう呼ぶのです。

「俺より長く生きているくせに、その知恵も人格も、尊敬できるところ何一つない奴を何で敬わんといかんのや。長く生きている分、身に付いていないこと自体が怠慢というもんや。もっと性質悪いわ。全年寄りを無条件に敬う必要なし!」

なるほど。年齢なんて、自動的に年をとるからなあ。
敬うのは、年齢ではないのです。

「大体、あいつらとは世界が違い過ぎるねん」
 W氏、ぼやく。

「会社や組織なら利益追求という共通目的があるし、命令系統も合理的やからそれに沿って案件を処理すればええけど、自治会は全く逆やからな。何するにも非合理的で感情的で、ついていかれへん」

上司なら説き伏せればいいし、部下ならドヤせばいいけど、相手が相手だからそれも出来んとW氏。

「アイツら、そもそも社会性がゼロや。狭い集団で、いかに自分の意見を押し通して快適に過ごすかしか考えてへん。しかも年取っている分、権利意識を包丁のように振り回す。三歳児のワガママ以上に凶悪や。思い出してくれ、ふつーに社会人した事ある奴が、平日の朝7時に自分の意見を言うためだけに、人の家に行くか?」

「想像力、それ自体が欠如だね。そんな生き物と私を、オバはんというカテゴリでくくられたら憤死する」

老人になったら、社会性がなくなるのか。
社会性というのは、リタイアしたら消え失せていくのか?

「ちょっと前に、面白い仮説を聞いてな」

W氏、ちょっと遠い目。

「今、なぜ老害と呼ばれる老人が多いのかというと、そいつらの親世代は戦争で亡くなった人が多いので 『正しい老人の姿』 という生きたモデルが少ないらしいわ」

ほお、そういう説もあるか。

「その手本となるべき 『老いた人格者』 を見たことないから、ああなるらしい」

「私は残り少ない寿命を節約せんがための行動力と思ったよ。死の時が近づいているのに、常識的お宅訪問時間まで待っていられるかとか。馬鹿と思われようが、老害と言われようが、言いたいことを言えずに死んだら、心残りで成仏できないとか」
「うーん、それを言われたら、俺たちまだ寿命あるからなあ……」

寿命を持てる者の、老い先短い相手に対する傲慢というものでしょうかね。

さて、数十年後、この二人は老害に走るか人格者に歩むか。

どちらにしろ、この日の会話を思い出してから結論を出そうぜと締めくくった酒の席でした。







現役と老人の深い溝①
前回、『マイ・インターン』を観ていて考えた。

あの映画は、最新ファッションサイトで第二の人生を送ることになった70才の主人公、シニア・インターンと、若い社員たちの織り成す友情物語。
若手社員は70才の主人公に対して、最初は少々老人扱いをしているものの、徐々に尊敬まじりの友情を持ちはじめ、主人公も若者に対して偉ぶることなく、実に自然体。

イイですねえ、尊敬を持てる対等な年長者って。
あんな風に年をとっていきたいものだと、同級生の男性、W氏に映画の感想を述べたところ。

「夢物語だから、映画になるんだろうが」

熱燗を呑みながら、猛烈なジャブ。

「あんな老人、おらんがな……俺の自治会長時代の話を思い出せ」

あーそうでしたね。
W氏、以前マンションの自治会長を一年間勤めていました。
そのマンション自体が古く、住人も前から住んでいるようなじいちゃんばあちゃん比率が異常に高く、まだまだ現役世代の彼はえらい目に遭ったとか。

「平日、朝の7時に突撃訪問してくる婆さんがおったんや。当然、俺はその時間は出勤前や」
悠々とクソもしてられへんかったと、思い出し怒りのW氏。

「朝にいきなりやって来て何の用だと思いきや、前日の自治会で話し合った、通学路の見守り運動当番の見直し案のことで、自分の話を聞いて欲しいとか言いやがる! しかも、そいつ会合には絶対に来やがらへんくせに、後からそうやって家に来やがるんや!」

「……ドアを開けなかったろうね」

「当たり前や! じゃあ話し合いに出ろってチェーン越しに言うたったわ! そしたらやね、そいつドアに足を挟み込んで 『晩は主人が外に出してくれないんですぅ~』 どあほう! 会合の場所は徒歩20歩じゃあああ!」

元・自治会長の思い出し怒りは続く。

「年寄りってそんな奴ばっかりやねん! その場では何も言えへんクセに、話し合いで決めた後になってから 『ワタシこう思うんです』 『それって駄目だと思うんです』 とどのつまりは『会長さんは若いから、何も分かっていないんです』 それならあんたがやれといえば、『いいえ、私なんかとても無理』 とか言って逃げる! あいつらは後ろで野次を飛ばすしか出来へんのや!あれいやだコレ反対、そう言っても代案は出さへん。正に反対のための反対しか出来へん無能ばっかり。 老人の知恵? 豊富な経験? なにそれ食えるのか? 少なくとも俺は一度もお目にかかった事ないわ!」

……はあ、すげえな。

「年末の火の用心運動で、班で見回りがあったんや。そのメンバーが現役ばかりで、忙しい人達ばっかりだったから、終わったらすぐその場で解散にしたら、ジジイが『昔は終わった後に、集会所で皆で集まって騒いだのに、今の会長になってそれが無くなった。人情が無いもんや』とか抜かしやがってな。そんなもん、やりたい奴でやりゃええやろ! ついでに聞けば、誰がその宴会の用意するんや? 自分で用意するんちゃう。自治会員の女性やで? 何考えているんや、自分が酒飲むために他人に働かす気か! 女性に世話かけさすな!」

とにかく、ジジイは王様意識が強く、自分で動こうとはしない。
飲み会にしろ、行事にしろ、何でも自分より若い奴か、女性にやらせようとするらしい。

そして、昔に比べて、今の自治会は活動が消極的だと、面と向かって文句を言う。
「あんたみたいな今の若い人は、そういうのは嫌うんやなあ」

「貴様の言う昔など知らんわ。そもそも、今現在の役目を精一杯こなしている相手に向かって、言うセリフか?それは」
「何故そのジジイを殺さなかった?」
「死体を片付けるのが面倒くさいだろうが!」

……一年間の自治会生活の果てに、ついに彼は悟ったという。
年をとる、という恐ろしさを。

続きます。

ちなみに、ただ今台湾。

これ、予約投稿です。























塾のそちら側
本日はインプットの日。

シナリオを書きたい塾生さんがいらっしゃるので、本日は映画のお話。

映画は『照明と編集』であるらしい。

「光は大事や」

女優さんの美しい画面は、照明で決まる。

「画像の編集で映画は決まる」

映画のカット割りの基本法を教えて頂く。
ほお、この方法さえ知っていれば、私でも撮れるんですかね。

カメラは小説で言う、文章ですか。
以前、とある邦画ホラーを観ていて、あまりの場面転換の多さにワケが分からなくなったことがあります。
AとB、それぞれ異なる場所で、同時期に怪異が進行している下りだったんですがね。
入れ替わり入れ替わり、AとBが映し出されて、頭の中がこんがらがり。

「素人の映画を観ていたら、カット割りの下手さで目がチカチカしますよ」

ファンタジー挑戦中青年の言葉に、なるほど、アレがそうだったかと納得。

その後、スピルバーグと藤子不二雄、キューブリックと手塚治虫の関係。
ヌーベルバーグと邦画。映画の歴史に鑑賞法が今回テーマ。


映画と落語はモノを書く人間にとって必須課題。
「何でも見ておけ」
と、先生。

そうですねえ。私も作劇塾に入ってから、映画の観るジャンルが変わりましたわ。
昔はアクションとホラー以外はあまり観なかったしね。

ここに入って、映画の守備範囲拡大。
そこで判明したのは、自分の新たな好み。
「ハードボイルドのノワール映画好きね」

そうですね、何かを書くには、色んなストーリーやジャンルを頭に詰め込む必要があるのをひしひしと感じました。

本日はネトラジ無し。
そのまま飲み会に突入。

酒を飲みながら、ついぼやく。
「最近、頭の中が空っぽでしてね。書こうにもテンションが落ちている状態です。どないしよ」

まあ、今までによくあることだったんですが。

「一時的だろ」

珍しい気休めを言って頂き、有難うございます。

気休めのおかげで、本日も無事にブログ更新。

明日から留守です。スマホとかタブレットなんてハイカラなものは持っておりませんので、明日から22日までのブログは、事前に書き貯めたものの予約投稿となります。

ほほほほほほ、また神頼みに行ってきます。





大人と金
ちょっと考えた事があった。
一体いくら稼いだら、生活していけるかなと。
仕事をアルバイト程度にして、書く時間を捻出しようかと思っていた時期があるんですね。
最低限の金額を稼げば、それでいいかと思ったのですが。

娯楽は本とマンガと映画です。破産するような趣味じゃない。
物欲はありますが、狂おしいほどでも無い。
それにですね、ある程度大人になったので、冠婚葬祭などに必要なアクセサリーはあるし、貴金属は好きだけど、ブルガリやショーメが欲しいというほどでも無い。

衣類はユニクロがあるし、それに元々、服やバッグはバーゲンでしか買わないので。

あー、ポットは40しかないからナンですが……でも急須は3個しかないけど、まあ我慢しよう。
マイセンのティーセット、死ぬまでには欲しいシリーズがあったけど、身分相応という言葉もあるし。

……しかし。

「年取って、使える金に余裕が限られているのはよろしくない」

同級生にきっぱりと言われてしまいました。

「年取って必要なのは余裕の空気や。使えるけど使わないのと、使えないのとは天地の違いがあるで」

ユニクロは優秀やけどな、と続ける同級生。

「はたで見ていても、安っぽいアイテム持つのは、大人としてどうかと思うねん。似合う似合わない以前に、年相応ってものがあるやろ。年取ったらどうしても安物が似合わなくなってくるんや。メンテナンスに金かかる」
「ふうむ」
「それに、ある程度の年になったら、年下に酒を飲ませたるとか、昼飯奢るとか、そういう場面も出てくるしな。使うのは自分のためだけじゃなくなる」
「……」
「稼げるときに稼いどけ。金は回さなあかん」

中学生の頃の小遣いは、月に2000円だったんだけどな。
遠くに来たもんですねえ。遠くを見た私に、同級生が一言。

「自分、ボットと急須の博物館作るとか言うてへんかったか?」

あ、そうだった。
やっぱり急須のコレクションが足りない。稼ごう。



レンタルと図書館
レンタルDVDと図書館愛好者は、作劇塾内では肩身が狭い。
特に先陣を切って、我が肩身をギュウギュウに押しつぶしていたのが先生です。

「そんなモンがあるから、クリエイターの報酬が上がらへんし、少ないねん。映画一本撮るのにいくらかかると思うとるんや」

パラパラアニメなら、一万円あればいいかな、と叩きたい減らず口を懸命に抑えた私。
ちなみに、先生の学生時代の映画製作で200万! だそうです。
マイセンのティーセット、いくつ買えるかな。

えーと、私が欲しいのはホワイトローズっていうシリーズと『自然主義』という、光を含んだ淡い水彩画タッチのシリーズのセットが欲しいですねえ。
『マイセン幻影』という映画があるらしいのですが、手に入らないのよこれが。

マイセンの銘品を集め続ける男爵と知り合った美術商。ある日、そのコレクターが死の床にあると聞き、そのコレクションを国から押収される前に、自分が手に入れようとコレクターの元を訪れる。
しかし、コレクターはすでに死んでいて、膨大なコレクションの行方も分からない。果たしてコレクションはどこへ?
そんな話。

すみません、それました。

マイセンなんてどうでもいいんじゃあ、どうせ自分のコレクションなんて、100円均一の偽物に決まってるわいと先生お怒り。

「そんなものに金使うくらいなら、レンタルせずに買え! 図書館? 作品に対する対価を払わんつもりか! 作品を書いて売る商売したい言うとる奴が、何やっとんねん!」

クリエイターの金欠原因は、図書館とDVDレンタルにあるとばかりでした。

「ですが、先生。お待ちください」

図書館は知のセーフティ・ネットだと、元大阪市長の橋下さんは仰っていました。
その通り、まだお小遣いをもらっている身分の子供だと、そう簡単に本が買えないんですよ。
だからといって、親が本を買ってくれるとは限らないんです。
それにですね、オッソロしい事に 『読書に理解を示さない』 保護者がいるのです。

学校の図書室も、本の種類が限られているし。
エッセイからハウツー本、映画読本に写真集にと、下品から高尚まで、文学作品以外のジャンルが揃っている、公共の図書館は有り難いのです。
子供は、文部省推薦読書だけで育つにあらず。

当時中高生の私が、ゾンビと人妻とヤクザとバイオレンスの祭典、菊池秀行を読めたのは図書館のおかげです。

「それにですね、旧作レンタル100円のおかげで、気楽に色々な映画に手を出せるんです」

レンタルして面白かったら、買いますし。

そして、旧作レンタル100円のおかげで、今、この世界は平和なんですよ。
同じ団地に住む人としての義務と思い、借りて見た 『クロユ●団地』
見た後で、危うく核爆弾のスイッチを押しかけたぞ。
旧作100円でなかったら、間違いなく私は世界を滅亡させていた。

「長崎なんか、レンタルビデオが1000円の時代もあったんです。あれを思えば、今私は幸せをかみしめていますよ」

しくしく……レンタルビデオ屋で、パッケージの裏にあるストーリを読んで、話の中身を妄想していた、赤貧と可憐の少女時代を思い起こせば涙が出るわ。
今なんか、自室に専用テレビだもんね。
出世したわね、私。

「……出世したなら、借りずに買いましょうよ。本」

SF担当の突っ込み。

「知のセーフティネットでしょ? 出世してセーフティネット使わんでもいい人が何で使うんです? それって不正受給です」

私信:SF担当殿

この日の会話以降、出来るだけ本は買うことにした私ですが、おかげで部屋の床が見えなくなりました。
どうしてくれる。 

















ネトラジに悩む
さて、今年のネトラジも残すところあと数回。

持ち回りでネトラジ司会をしています。
放送事故すれすれが私の司会パターンになってきましたが、いっそ開き直れば楽です。

これもワタクシの司会の個性だという言葉で逃げさせていただきます。
己の未熟さや下手くそさを、個性という言葉にすり替えんじゃねえよというご意見、ご感想は一切お断りさせて頂きます。

さて、テーマは司会が決める、それがお決まりなんですが、結構テーマは考えます。
やっぱり、同じクリエイター志望同士、一番聞きたいのは、『創ること』 についてのあれこれ。

やっぱりその道に行きたいと考えた瞬間から、多少の覚悟はいると思うのです。
その道に歩んでいる途中、嫉妬だの迷いだの、弱気だの、色々あります。
それをどう振りきるのか、割り切るのか。
自分以外の人はどうやっているのか、それをぜひ知りたい。

そして、頭の中でどうやって世界を作っているのか。

私は『浮かんだ場面をつないでパッチワーク』ですが『頭の中で映画撮影』という人もいます。
他の作家さんのエッセイを読むのですが、案外 『創作の脳内風景』 は無いんですね。

どうせなら、滅多に見られない 『創作する人の頭の中』 を見たいじゃないですか。

さて、今後どんなテーマを出してみたい? どんな司会でネトラジをしてみたい? と聞かれたら。

もう少し、後になってから『塾生:反省編』をしてみたいなあと。
まだまだ道の途中ですが、それまでにも失敗があり、それを糧に歩いているところ。
最初に出した作品から、現在の自分の作品の変化。
もしくは、ここに入ってから、考え方や行動ががどう変化していったか、なんて聞いてみたいです。

……しかし、一番取り上げて司会してみたい。
でもやったらとっても怖い事になりそうな禁断のテーマがありまして。

『結婚』
『理想の異性』


キング・オブ・独身の先生を前にして、このテーマは絶対に荒れそうだ。
でも、他の塾生に取られたら、かなりくやしいだろうなあ。
うーむ、どうしよう。





絶賛悩み中
さて、合評課題のシステムですが。

第1週に課題を提出、2週目に合評のまな板の上に乗せられ、切ったはったの議論の果てに、第3週までに作品を書き直すなり次の段階へ行くなりするのです。

そして第4週、合評。
そして賞賛非難の荒波をかぶり、次の月の第1週へ続く。

社会人なので、日曜日が一番課題に時間をさける……はずなんですけどね。
参ったなあ。どうも頭の中で話が展開しない。

これは非常にヤバい。
パソコン見ながら考える。

まあ、大体の見当はついているんですよ。
ここしばらく、本当に映画も観なかったし本もあんまり読んでいないし。

人間、経験できる量は限られています。それを補うのが書物であったり、映画であったり。
それによって自分以外の人生を疑似体験し、世界を俯瞰で見ることが出来るわけで。
それによって想像力の幅が広がり、色々なストーリーの切れ端が出来るのですけど。

さて、今回の合評で出てきた指南は

「そろそろ他のキャラクター出せよ」

そろそろ、話を事態収拾に向けるなりなんなり、違う展開へ移らないといけません。
そのためにキャラクターを考えているんですけど

「80年後の軍人は……」
先生、そこは無視。
「超フツ―の奴がええなあ。世界観そのものが狂っとるからなあ。出てくる奴も狂人か濃い奴ばっかりやし」

周囲もその案にウケる。

「世界観そのものが狂っている中で、超・普通の人間なんて、ある意味一番目立つな」

うーん、確かに。
しかし、普通の人って一番造形が難しいぞ。
ちなみに、美形キャラの案は却下。

美形キャラ無し……はっ! 不調の原因はそれか!?

男のプライドって何でしょうね
マイ・インターンを観て『男のプライド』って何でしょうねと思ったワタクシです。

アン・ハサウェイ演じる女社長。
サイトを立ち上げて二年もしないうちに、会社は急成長。
夫は仕事を辞めて、専業主夫。
娘の面倒も見てくれるし、いわゆる育メンです。

しかし、そんな彼がママ友と浮気!
出張先のホテルで、アン・ハサウェイは、よき友であり、優秀な部下でもあるデニーロに弱音をつい吐きます。

成功者の妻を持った男は、己の自尊心を保つために他の女を作る。
よくある話だと。

私にとっては、実に『ふぅーん』です。
男のプライドって、どうやら私が思っていた以上に小さいらしい。
妻が成功したら、自分の立場が小さく見える。そんな比較で計るものなのか。

『男をたてる』という言葉がありますが、これは相手に自信をつけさせる、頼られていると思わせることですね。自尊心をくすぐること。
逆に聞いてみよう。
「いちいち立ててやらないと、自信がつかないのか?」
秀でた相手に対しては、素直に賞賛するし、頼りますけどね。

自尊心というのは、自分の人格を大事にして、思想や言動に自信を持っている事ですので、別に『立てる』『立てない』の話ではないと思っているのです。

さて、夫に去られたら孤独な人生になってしまう、独りで墓に入りたくないと嘆く女社長に、デニーロは言います。自分と妻の墓に入れば良いと。
夫の浮気。そんな事で、自分の夢を捨てるなと。

もう亡くなったデニーロの奥さんは、中学の校長先生です。
彼女は皆から愛され、辛いときにも飄々とした人だったと語っています。
彼女もアン・ハサウェイと同じく、責任ある仕事を持っていた女性だったらしい。
成程ね。
何だか、見えますねえ。いい親父は、奥さんに恵まれていたようです。
世代間を越えた友情がテーマの映画ですが、私にとっては『男の在り方』についても、考えた映画でした。

いちいち立てないと、自信がつかない男はメンドクサイ。
そんな自尊心、自尊心とは言わない。単なる自己愛だろ。

ついでに。

アン・ハサウェイはママ友からは嫉妬されていて、よくは思われていない。
彼女の娘を送迎するデニーロを、部下と知ったママ友は言います。

「彼女、キツイって聞いたわ」

あっさり流すデニーロ。
「そう、タフで強い。だから旋風を起こした。誇らしいでしょう? 友達がネット業界の大物で……ブラボー、めでたい」

こんな部下欲しい。








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