陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
酒を飲む相手

まずは、愚痴の多い相手はパス。


大体、愚痴を言うときってローテンションです

酒を飲みながら、陰気なココロの袋小路をグルグル回る、そいつの実況中継をされたって、私にどうしろっていうんだよ。


愚痴、そのものが素晴らしい酒の肴になっているのは、私の知る限り片手しかいません。

ちなみに、その方々の『愚痴』は、テンションからして凡人とは違います。

無能な上司を糾弾し、ケチな同僚を罵り倒す。

素晴らしきハイテンション、ほとばしる心の叫び、現実をねじ伏せんとする迫力に満ちた罵詈雑言。

……すでに愚痴の範囲ではない、話芸の域。


ここで、その愚痴内容を文章化したいところですが、下品と高尚、残酷と悲哀が入り乱れて、とてもじゃないけど言語化不可能。


まあ、大体において

「この人とはまた飲みたい」「もういいや」

の分かれ目は、天秤にかけた笑いの量も目安。

一緒に笑った分量。相手、自分がどれだけ笑ったか。


片一方が多すぎる、もしくはほとんど笑うことが無かった、とすれば、疎遠になっても仕方がない。


そんなことを考えているから、塾の皆以外に、一人二人程度。一緒に飲む相手がほとんどいないのか。

まさか、私自身がそうやって選別されているのか?


……そんな事を考えながら、飲み会から帰宅。










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駄文更新

テレビはほとんど見ませんが「しくじり先生」はたまーに見ていました。

過去に大きな失敗を犯した著名人が『先生』となってゲスト出演。

己の犯した失敗を振り返り、そこで学んだ教訓を生徒たちに説く、という内容。

真摯な部分をバラエティーで包んだ熱弁が好きだったんですね。


それが、あらま。

ゴールデンから土曜の午後10時枠、つまりは降格ですか。


しかし、放送時間帯が遅くなったことによって『しくじり内容』に、これまでの自分勝手とか天狗とか、金銭トラブルの中に、不倫だの下半身スキャンダルを取り入れることを検討中とか。


そうなると、これから不倫騒動や淫行などのスキャンダルを起こしたゲストを呼べるので、話題性は十分と見ているそうですけどね。


……驕りや勘違いによる孤立とか、そういった失敗を振り返る、今までの骨太な部分が好きだったんだけどな。

話題性? 色恋沙汰なんかどうだっていいよ。それは失敗や教訓というより、単なるゴシップの裏側だろ?

そんなん知りたくて、今まで見ていたんじゃないや。


そうやって、人はテレビを見なくなるのねと思った次第です。


幽霊とサイコの共通点

休みの良いところは、だらだらと考えることが出来る、という事。

仕事中はそうもいきませんからね。

仕事における大惨事の主たる原因は、たいてい『ぼ~っとしていた』なのです。

以前、その『ぼ~』によってメール送信を誤り、部内大騒ぎ、その日は休暇中だった上司に連絡して指示を仰ぐという、恐ろしい事態を引き起こしたことがあります。

すみません。その時に、家でお昼寝していた課長。


と、いう事で、だらだらと『幽霊の、あの厭な怖さをどのように表現するか』と考えつつ、河川敷を歩いていました。

いるだけで怖い。それが幽霊。

まるでゴキブリではないですか。

いやしかし、ゴキブリのイヤさの正体は、背中に突き刺さる嫌悪と不快感ですが、幽霊はそれとはまた違う怖さですね。

あの、本能を逆なでされる恐怖感。


意思疎通ができないものに対する、恐怖であると先生は仰っていました。

人でありながら、人ではない異質感というもんですか。


ついでに想像する。

泣いている幽霊より、自分を見て笑っている幽霊のほうが、すっごく怖い。


なんでって『笑い』とは攻撃の一種でもありますから。

それに、狂人もよく笑う。人が狂った描写によく使われるのも、笑いだし。

はた、と気が付く。


「意思の疎通が出来なくて、何を考えているのかよく分からん、というのもサイコの特徴だわな」

しかも、何をされるのか分かんないし。


ストーカーなんて気分的には『憑く』といってもいいぞ。


危害を加えられるのもありますが、相手の世界に引きずり込まれる恐怖も共通している。

こうなると、死んでいるか生きているか、という違いになってきたぞ。


「しかし、これは机上の空論に過ぎないわね」


川の流れを見ながら、思い直す私。


「何せ、サイコにも幽霊にも会ったことがないんだし」


実際に遭遇し、身をもって経験すれば、全然違うものかもしれない。


でも、知りたくない。


「しかし、その臆病者スピリッツは、モノ書き志望としてどうよ。身をもって体験することは、ネタ作りにしても大事だろ。しかし、君子は危ういところに近づかないという言葉もあるしね……」


……次のダラダラ思案に突入。

まだ結論は出ずです。



















塾のそっち側:計算違い

合評。


第一回合評で、作品をさくさくと次の章へ進ませる人はそうはいません。

話の運び方、文章の手直しなど色々理由はありますが、大体、一度はどこかで修正が入ります。

ですので、足踏みはよくあることです。場合によっては半年以上、修正に修正を重ねて前に進めないこと普通の話。

足踏みを重ねた結果、この課題はどう修正しようがどう話を進ませようが、どうにもならんとばかりに

『もう違う話にしろ』

そういわれたのは、私ひとりでありますけどね、ハイ。


……と、いう事で、今回出した我が課題。


44才第二地銀勤務、事務担当チームの課長で、現在住んでいる地域の自治会長。


彼は、自治会におけるわがままな町人に振り回される日々、そして近辺の高校で起きた大量殺人で、自治会長としても忙しい。役所と保健所からは、自治会で地域の警備活動をと要請してくるし、消防署は避難訓練をしろと言ってくるし。


そんな折、自治会からオールスリー100ヒロイン家庭へ見舞金が支給。

それを持って、病院へいく羽目になる自治会長……


先生のご指導に耳を疑う私。

「ハイ次行け」


珍しい。

何も言われず、さっさと次の段階へ進めるとは。

数年ぶりですね、これって。


しかし、有難いことに、私の中でだいぶんキャラクターの性格や世界観がようやく固まりつつある。

そうなると、話の筋をどうしようかが見えてくるのです。


「キャラや世界観が固まったら、話も読みやすくなるもんやねん。前回のラノベもどきは、その辺りが散らかりすぎていたからなあ」

「……あの作品を、悪しき例の代表にされていませんか?」


まあいいや。次進めるぞ、ではあるんですけど。

ただ……

「すでにこの話は純正ホラーじゃなくなりましたね。もう何かを捨てる決意の時が来たようです」

「ま、しゃーないな」


これは失敗というのか、ちがう何かを見つけたというのか。


書き上げた時に分かるのかな~











怪談集めてはいるけれど
次に聞いてみたのが、警察官をしている昔馴染み。
警察というのは、取り扱っている案件が案件なだけに、愛憎と欲望渦巻く果て、その結末を扱うお仕事なので、いろいろ見聞きしていそう。
そういうわけで「幽霊とか怖い話あったら聞かせろ」と迫ってみたところ。

「……幽霊、うん、そんなこともあるかもね」
おお、と叫びかけた私。
就職前までは、ジャック・バンコラン並みの超現実主義者だった男が『幽霊あるかもね』ですって?
さあ、キミのン十年にわたる警察生活の中で何があった?!

しかし、口を割らない。
これは凄いものがありそうだと、散々せっつく私。

しかし、仕事には守秘義務ってものがありまして。
業務上知りえたことを、安易に人に話しちゃダメなんですね。
私と守秘義務、どっちが大事だ? と迫ってみたけど口を割らない。

しかし、ようやく口を開く。
「俺がはるか昔、警察学校にいたころ、ロッカー室があった」
壁に張り紙がしてあった。
その言葉に、昔馴染みは目を疑ったという。
「その文言は『盗難注意!』だった」

……誰がそんな現実的な怖い話をしろと言った。




怪談もどきな人々

東京に本社があるせいか、我が職場は圧倒的に東京出身者が多い。

そして、東京からやってきた単身赴任者が非常に多いです。

会社には男性用の寮があり、単身赴任や独身、男性社員ほとんどがその一か所に住んでいます。


時として、直属の上司が上の部屋に住んでいることもあり、親睦を深めることもありますが、時として思いもよらない災難もある。


直属の上司、カワウエさんは東京にいる家族を残して大阪にやってきたお方。

男子寮にお住まい。そんな彼が話してくれました。


「俺の部屋の上には、前部長が住んでいてね。その部屋は幽霊が出るっていう、いわくつきの部屋だったんだよ。ずっと昔、過労死で亡くなった人が住んでいた部屋らしい」


……まだ太陽も昇らない夜明け前、金縛りになって目が覚めるらしい。

すると暗い部屋の中で、自分の顔を覗き込んでいる、見知らぬ男と目が合うという。


「大体、週に二回くらいの割合で、前部長の部屋に出てきたの。そいつ」

「ほほお」


幽霊と金縛りによって起こされた前部長。

金縛りが解け、男は消えた。アレは夢だ、そう思いこもうとするが、二度寝する気には(怖くて)ならない。

時刻は明け方の四時半。

布団から起き上がる前部長。

そして、トレーニングウェアに着替えて行く先は、下に住んでいる部下の部屋。

玄関のチャイムを鳴らして


「カワウエくーん、一緒にマラソンしないか~?」


「無視しましょうよ」と、私。

「それは出来ない。俺はサラリーマンだ」カワウエさん。


前部長の部屋に幽霊が出た朝は、一緒に明け方前の川沿いをマラソンしていたらしい。


「今朝も出たよ。カワウエ君、あいつ一体何が言いたいんだろうなあ」

「お寺さん呼んだらどうです?」

「しかし、寮の部屋だからね。寮の幽霊の御祓い費用なんて、人事部にどう申請すればいいんだろうな。部屋の修理でもないし、生活備品の買換え申請でもない。第一、人事部がお祓いの予算を認めてくれるか分からんし。自宅ならとにかく、会社の寮のためにお祓い費用を自腹っていうのも腹が立つよな」


……とか何とか言って、上司と部下で一緒にマラソンしている間に、部長は大阪任期が切れて東京へお帰りになったそうで。


キミが幽霊話を聞きたいというから、話したんだよとカワウエ次長。


うん、確かに幽霊話だ。

しかし、私が求めている類の話ではない。


ちなみにホント、実話です。















ホラーを観ない人々

最近このブログに、会社でのことをよく書いていますが、週に5回は通う先ですので、必然的にエピソードが出てきます。

塾は残念ながら、週に一回なのです。


我が部署には14名ほどおります。映画好きは割と多いのですが、ホラー映画好きは皆無。

そう、あの談義は慰労会でのこと。


「ホラーは見ないなあ」

「血がドバドバと気持ち悪い」

「なんで見るんです?」


と、上司を先頭にして、ホラー愛好者はまるで人間失格、性格異常者だと思っちゃうよ、とでも言いたげに、私に対して質問の嵐。

酒の席の無礼な質問は、酒の力による強気で返す私。


「血ぃどばどば首チョンパ、内臓ズルズルにチェーンソーに首吊りのどこが怖いんですか」

「鍋を食っているときに、その表現やめてくれるかな」

「所詮はあれ、作り物ですよ。私はその特殊撮影の素晴らしさを愛でているんですよ。気持ち悪いという、その感情を引き出すために、どんな工夫が凝らされているか!」


ホラーのメイキングを観て感心。

ゴア描写に特殊メイク。

特殊メイクのラバーに、人の肌や肉、爛れた質感を出すために、いかに色を重ねてリアルなものに仕上げていくか。

筆をひとはけするごとに、無機質なゴムが、湿りを帯びた人の肌になっていくあの感動。

あれって4時間くらいかかるそうで。


血糊は粘度が肝心!

内臓は豚や牛のものを使っていて、温度管理には気を使うとか。


どこぞのゾンビ映画は、その温度管理を失敗したせいで、腐った豚の内臓を使っての撮影になっちゃったそうです。

腐った内臓の臭気が充満するなかで、撮影スタッフはガスマスクを着用のうえ仕事をしたのですが、俳優はそうもいかず、撮影終了後にトイレに駆け込んで吐いていたとか。


トム・サヴィーニのスプラッタ描写の派手さ、ダリオ・アルジェントの鮮血っぷり。

ハーシェル・ゴールドンルイスの『2000人の狂人』真昼の田舎を舞台に、カントリーミュージックの流れる中で行われる明るい殺戮っぷりは震えましたよ。

昔の映画ですから、血糊の色も少し朱色が入っているし、演出も少々ナンですが、その拙さがかえって怖かったり。


映画というのは、非日常を疑似体験させてくれるもの。

愛や恋は日常に転がっていますが、血まみれスプラッタはないじゃないですか。

感動は涙だけではありません。恐怖は負の感動なんです。


「怪談も似たようなもんやから好きなんか?」

と、これは直属の上司。

ふふふふふふ、違うのよ。

怖さの種類が違うのよ、うふふのふ。

せっかくこのわたくしが部下なのですから、教えて差し上げましょう。

怪談とスプラッターの怖さの違い、恐怖の質の差異を。


と、その時にお店の仲居さんの声。

「お時間ですぅ」


時間切れ……。






他人事じゃない。

遅ればせながらの話題ですが。


あの高名なお宝発見番組『開運!なんでも鑑定団」にて、国宝級の茶碗『曜変天目茶碗ようへんてんもくちゃわん)』は発見されたという話題。


国宝ものではないけれど、見たことはありますよ。

冷たく、黒に近い藍色の茶碗のみこみ(茶碗の底)に、青白い星が点々とオパールのように瞬いています。

茶碗の中に閉じ込められた、夜の澄んだ空を覗き込んでいるような気になる、そんな逸品です。

欲しかったんだけどな~ 


おお、見つかったのは、1127年から1179年のものらしい、世界に三点しか現存していないという茶碗ですか。

そして、国宝級で2500万らしい……安いな。

しかし、このお茶碗には『もしかして偽物』という人が現れたという。

陶芸家さんです。しかも、実際に曜変天目茶碗を復元しようとしてらっしゃる方です。

うーん。


「……他人事ではありません」

と、ある日のお昼。社内食堂にて。

「私も、18世紀に製作のマイセンの人形を持っているんです。もしも本物なら、博物館にあってもおかしくない逸品なんですけどね」


私の言葉に、皆の箸が止まる。


「しかしねえ、いまいち真贋が分からないんです。何しろマイセンって、偽物が多くて有名なんですよ。しかも、過去の何度か経営危機で、絵付けのされていない製品を市場に放出していましてねえ。その白い未完成品に絵付けをして『マイセン』として売られているのもありまして」


マイセンの売りは、絵付けの繊細さ、その芸術性ですからね。

超高級なカンバスに、ドヘタな素人が絵をかいても価値無いでしょ。


「……どこでそのマイセン人形買ったんです?」

「宝塚のアンティークフェアです。母の友人が店を出していまして、そこで買いましたけど」

「じゃあ、その店の人なら目利きできるプロでしょ」

「いやー、それがお金持ち奥さんの道楽って店で……その当人もかなり骨董品の偽物を掴まされていたことが、数年後に判明ですよ」

「で、キミはその『散々偽物を掴まれていた道楽夫人の店』から10万で『博物館級のお宝』を購入していた、と」


数秒後、食堂の片隅で起きた,みんなの声。


「あきらめろ」


問題の人形の写真をアップしたいのですが、二時間かかっても出来ません。

誰かやり方教えて……




新製品という誘惑

我が職場には、行内便というシステムがございまして。


支店や本部間をつなぐ、私設郵便みたいなものですね。

主に書類の受け渡しに使われています。

ちなみに、バレンタイン前になりますと、メールセンター内はチョコの甘い香りでむせ返るという噂。『業務以外の用途で利用するべからず。中身が怪しいと思ったら、封を開けて中身を調べるからね』という通達が流れるのも風物詩。



そんな中、サーフェスプロ4という13万のパソコンを購入しながら、誰にも感心してもらえない私は、その悲しみとやるせなさを、『コンプライアンスに関わる稟議書類』送付書の中に潜ませて、四国の営業チームの女性、Iさんへ送りました。


返事は『営業チーム出張管理簿』の書類の中に入って帰ってきました。

その内容。


『高価なパソコンを買われたその決断力、実に感動しました。そのパソコンが実際に貴方のライフスタイルに合っているかどうかより、その購入したという思い切りの良さと金離れの良さこそが重要です』


『大体、電化製品は安くなってから……とは言いますが、新製品を買うという喜び、そのメーカーが開発した最先端を手に入れるという優越感は、節約志向を吹っ飛ばすほどに魅力的なものです。

その魅力の中に身を浸すのは、金銭では買えない幸福の一つではないでしょうか』


……おお、なんていい人。


『……と、でも思わなければ、やってられません。今からン年前に、4Kでもない液晶テレビ40インチを45万円で購入したIより。 四国より愛をこめて』


号泣。


主任にその手紙を見せたところ、ジャッジを下される。


「彼女は45万か……キミの負けね」


なんかくやしい。










話の考え方

無事に課題提出。

これで一週間猶予が出来ましたよ。

しかし、だからといって油断はできない。

行き当たりばったりで話を考えて書いている我が課題です。

大体の道筋くらい考えておかないと、いつか『話に詰まる』という大きな岩が立ち塞がってしまう。


そんな私ですが、コンビニでアマゾンの荷物の受け取りに行った際、目についたのが『東京アンデッド』アンデッドもん書いているくせに、今更読むんかい!! と怒鳴られること必至の作品です。


20××年11月24日、突然東京の駅にて、乱闘事件発生。


暴徒は突然人に嚙みつき、警察に拘束され、それで終わった……と思いきや、駅にて暴動が発生。

電車は運転を見合わせ、交通機関がマヒ。

ニュースで報道される、血まみれの床。人に噛みつく暴徒。

東京は瞬く間に、人を喰い殺す人間があふれ出す。


電線を伝い、移動しながら、生き残った同胞を踏みにじる男。
食料の備蓄が少なくなったマンション、外にはあふれるゾンビ。住民146人、子供たちの未来のために、組合長がとった決断と行動。

愛する家族のために、何としてでも会社から家に帰ろうと、川に飛び込み、水路を使う父親二人

ゾンビに噛まれた母は、幼い兄妹の我が子を守るために、自ら外に出る。

取り残された兄妹の室内サバイバル。


オムニバス形式です。


あのー結局どうなっちゃうんですかねぇ……と言いたくなる終わりですが、幼い兄妹は第一話の主人公と共に、部屋を脱出します。


脱出し、向かう場所は夢の島。そこには脱出したマンション住民と、組合長が共同体を作り上げて、救助隊を結成していた……というもの。

希望が見える終わりです。

生き残った人たちが、自分たちの存在を伝えるために歓喜の歌を流しているところ、良いねえ。


さて、キミが書くとしたらどうよと、己に問いかける。


ああ、人喰いから逃げ延びようとする町民と、スリーサイズオール100ヒロインと人喰いイケメン高校生に翻弄される自治会長44才の姿しか浮かばん。

感動とヒューマンドラマは、こうなったら書きたくても無理だ。

それにああいうのは、下手に狙ったら陳腐になる。


と、いうか、もう正統派は無理だ。諦めろと目を閉じてしまう私。

己の作った暗闇の中で、手探りで向かう先を探る……といえばカッコイイですが。


書いているのはもう『お笑いホラー』だ。

すでに絵にはなっとらんよ。