陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
読書『ドリアン・グレイの肖像』

『ドリアン・グレイの肖像』をいまさら読んでおります。

オスカー・ワイルドですね。『サロメ』も有名だな。


己の美貌に気が付かず、純粋無垢なドリアン・グレイ。そのドリアンに惚れこみ、彼をモデル絵を描く画家のバジル。そしてバジルの友人で、快楽主義者で支配欲強いヘンリー卿。

ヘンリー卿は、美しいドリアンを自分に感化させ、取り込むことによって『己の作品』にしようと考える。快楽主義者で退廃的、でも魅力のあるヘンリーに魅入られていくドリアン・グレイ。

そして、友達のドリアンを盗られたバジルの立場は一体!?


……まだ、序文です。読んでいるのは、まだそんなパートですね。

なんというか、流石はオスカー・ワイルド。ヘンリー卿とドリアン・グレイ、そして画家のバジル、男三人による暗黒桃色三角関係が漂っています。きゃあ、ちょっとBLチック。

いやはや、ヘンリー卿のひねた選民意識、ぐれた人生哲学に女嫌い、これが流麗かつ高尚な文章で語られ、世をえぐるのです。

こりゃ面白いわ。


綺麗だけど単純な少年、そして綺麗な少年を己の色に染め上げようという野望を持つ悪魔的貴族。

マイ・フェアボーイ・ダークネス版!


何度か舞台化、映画化もされているので、有名な作品です。


それにしても、純真無垢で美しい者を、自分に感化させ、好みの色に染め上げながら成長させる……この育てゲーに、結構人は憧れているものね。ヒギンズ教授と言い、あしながおじさんといい、光源氏といい……あ、なんか金持ちばっかりだな。

ちなみに私ですが、私は育てゲーは興味ない。


出会った時から完成形がいい。






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そろそろ書かねば……

小説を書くには小説を読みなさい、という言葉は、手垢にまみれた額縁付きの巨大な保証書みたいなものでして。


さて、そろそろ長編に取り掛かろうか……そう思って腰を上げたところ、おや、何だか小説の書き方を忘れているぞ。

脳内塾長、および脳内塾生の皆さんによるツッコミのコーラスが響き渡ります。

『おいこら! 課題書いているだろうが!』

『あれは小説違うんかい!』

『遭難は山の中だけにしておけ!』


いや、違うのよ皆さん……あのですね、課題小説は確かに長編ですが、総ページ数も決まっていないし、第一、書き上げる期限もないし。

これから書くのは、ページ数決まっているから、きっちり仕上げるためには、構成とか文体も考えないと。

最近、短編集ばっかり読んでましたから、長編の構成とか場面描写とかの感覚を思い出すためには、長編小説を読まないといけません。うふふ、困ったな。


それにしても、小説の書き方って自転車の乗り方とは違うのね。

書かないと、忘れるものらしい……違いますか?

ああ、でもいざ書き始める前って、ドキドキするな。








独り登山愛好者として

恐ろしい記事がネットに上がっていた。

『【炎上】遭難の30代女性、山岳警察の対応に不快感…ブログの投稿にネットで物議』

三重県内の山へ、独りで登った女性が遭難して、たまたま近くのロープウェイの職員の方に助けて頂いたものの、救助の警察の態度に怒りを申す……というもの。

読んだ瞬間、戦慄。

(一緒にされたら、どうしよう

 

いえね、遭難愛好家として何度か書いてますからね。

しかし、この『地図ナシ・コンパス無し』で山に入るよう人と、と同じ人種と思われたらヤバい! と思ったのです。

 

ええ、単独登山は危険視されるんですよ。

何しろ、一人って事は怪我でも滑落でも、発見される確率がグループよりも少ないんでね。

だからその分、人に迷惑をかけないことに気を払います。

コンパスと地図? それを持ってこないヤツは、遠足で弁当とおやつ忘れる小学生以下だぞ。

 

どんな低山でも、近所の山でも「山と高原」地図は買って持って行きます。ガイドブックの地図は、注釈などが囲み記事などで隠れていることも多いし、登山ルートも分かりにくいことがあるのでね。

 

分岐点で地図を広げ、自分の位置と現在時刻をチェック、あれば道標で自分の行先確認、コレ基本。

天気図は毎日チェック、道を歩きながら野生動物の糞などもないかチェック、雲と風で天気の崩れも予測。

 

単独登山者のほとんどは、こうやって『自分を守りながら山を楽しむ』なんです。

山に行くのは自分の勝手です。

遭難するのは己のミス。

ぞれを、自分が呼んでおきながら、来てくださった警察の態度に対して『冷たい』『警察はサービス業じゃないと怒られた』と書いているのは……ああ、単独登山のイメージが…… 

軽薄な気持ちで救助要請したんじゃないと怒っているのですが……嗚呼……分かってんのか、この人

己の愚かさが……一人登山愛好者の看板が傷ついたことが……

 

あの、すいません。

こんな人と一緒にされたくがないあまり、舞台裏を晒します。

 

登山の際、低山でも地図もコンパスも持って行きます、食料も飲料も完璧です、危険回避グッズも薬品キットも非常用シートも持参です。天気も見るし雲も見るし風の動きもチェックする。

地形や等高線も、当然読める。

 

遭難は下山時ではなく、登山中です。

「うーん、思っていた場所ではないとこで弁当食べているなぁ……」と呟き、計画上の方角ではない場所から頂上に到着。そして安全確保のため、日が高い間に下山です。

 

ああ、私の『遭難』の手の内晒して面白くない。

 

単独登山愛好者の名誉のため、私の舞台裏を犠牲にしました。

 

地図とコンパス持たずに登山? どうやら地図を持たずに、見知らぬ外国の町を歩けるお人らしいな。

山を舐めるな 

 

紙好き

よくよく思い出してみたら、タブレット型とノート型、2in1のサーフェスちゃんを購入したのは、持ち運びの軽さと合評の際、作品を紙でプリントアウトせずに済むからでして。


それが、やっぱりプリントアウトしてしまいます。

紙の方が頭に入るんだよなあ、それに見やすいし、書き込めるし落書きできるし……電子書籍を購入しない理由も、それだったりするのね。電子書籍もページをめくるような形にはなっているけれど、実際は液晶部分と指の接触であって、紙の手触り感は全くなし。

あのざらりとした感触がないと、ページを開く、端をつまむ、めくるのアクションが、味気ないのですね。

そして内容が『データ』に見えて仕方がない。本なら『紙に記された物語』なんだけど。

ついでに言えば、パソコン画面って、一種の照明なわけです。

ずっと光っている画面を肉眼で見ていたら、疲れるよな……


紙によって、竹にモノを書くことは無くなりましたが、液晶によって紙が無くなることはあるのか?


思えば、スーパーのチラシの裏に書いていた漫画から、今の生活が始まっているのです。

あの紙の余白が無ければ、私の今は無かったのね……


だから、液晶で紙媒体が無くなるとしたら、私が死んでからにして頂戴。

そう願っています。








過去って忘れないもんね

さて夫婦の危機再び……で、話し合いというのを持ちまして。


私としては、愚痴の対処法を間違えたせいで、相手をすねらせた、ああ、心は4歳児

と、思っていたら……違った。


愚痴を聞いている私の態度にムカついて、ついでに今までの過去を思い出して頭に来ていたらしい。

その、思い出してムカつく私の愚行を聞いて驚いた。


……おい、それ、今年の最初に話し合いを持って、一度手打ちにしたモノでしょうが。

いや、世間にはありますよ。

ダンナに浮気された奥さん、夫がその後に女と別れ、謝ったけど許してくれない、根に持っているって話。


しかし、今回のケースは、謝ったけど許してくれないではなく『もうこういう愚行は起こしません、ごめんなさい』で一度ケリをつけた話でしょうが。

仕切り直しの後、再犯も犯していないぞ。

同じ愚行を犯したなら、また怒るのも分かる。

しかし、一度手打ちにした話を思い出し、頭に来ているとはどういうことだ?

手打ちと許しはまた違うのか?


人って謝られたから許すって訳じゃないらしい。許しても、記憶ってモノがある限り『リバース』があるらしい。

再度謝ったけれど、内心「怖え!」と叫んだわ。


ちなみに、その私の愚行とは浮気とか金銭問題とか犯罪とかいう問題じゃありません。念のため。


許してもらったと思っていた謝罪相手が、本心は根に持っていたオチですが。

結構、身近に転がっているのね……ホラーって。




危機!

またもや離婚の危機。


飲み会で言われる。

「あのですね、愚痴言う男の心理って、4歳児なんですよ」

……せ、せめて10歳くらいだと思っていた。


相手を侮っていたわ。

ああ、面倒くさい! ……っていうか。

不動産情報のネットを見つつ、離婚したとしてこれから……のシュミレーションをしてみたら、あらま、無人島でも暮らせる私の性質には合っているぞ。

ハッキリ言って、私が他人と暮らせていられたこと自体、世の不条理なの。

条理が戻るのよ。結構イイかもな。

離婚とは、必ずしも悲劇ではないと、酷いことを考えております。


でもぴーちゃんは連れて行くぞ。




駄文更新

本当にこれだけ暑いと、秋は本当に来るのか? と聞きたくなりますな。

ショーウィンドウに飾られている秋冬の新作ファッションを見るだけで、熱中症で倒れそうになる。


そういえば、ン年前の夏、10月に気温が32度っていう事態があったんだっけ。

まさか、今年は……そしてこれからは……?


夜空の星を見上げ、涼しい冥王星に帰っちゃおうかなと悩んでいます。

愚痴を聞く作法

秋って本当に来るのかしら……と言いたくなるような残暑でして、周囲は体調不良者多数、山登りへ行った私は完全な変態扱い。

体調が悪いと、精神状態まで悪くなるのは自明の理です。

まあ、精神と身体って連動しているからな。


さて、愚痴を聞かせる方には、作法があると思っていた私。

『愚痴を聞く商売だって存在している。それをタダで相手にさせようとしているのを忘れるな』


しかし、愚痴を聞く作法も存在するんではないか?

それにぶち当たったのです。

『相手を慰めようとはせず、おもいっきりド正論で追い詰め、オタンコナスと言う』

いやはや、考えてみれば、愚痴を言うのは追い詰められている状態なんですね。

逃げ道が欲しいわけね。慰めでも気休めでもさ。

弱っている相手をド正論でぶん殴ってしまったわけよ。おほほのホ。


まあ、つまりは社内いじめがあって、それを見ているのが辛いっていうから、じゃあキミが助けてやれよ。見ているだけでああヤダつらいと言っているだけかよオタンコナス。


そう言った結果。

そこまで言われるなんて、傷ついたとか何とか。


成程、人は悩んでいる時に、必ずしも正論を求めるわけじゃないのか。

生ぬるいなぐさめが欲しいなら、最初にそう言ってくれればいいのに……ぶつぶつ。


と、いって気が付く。

そこをきちんと察するのが大人か。


どうやら私は、人格高尚ではあるけれど、大人ではないらしい。







駄文更新:ストレスチェック

会社が、全社員対象で『ストレステスト』を実施しまして。

ウェブに入り、設問に答えながらストレスを測るものです。

そのデータは恐らく会社のしかるべき部署に行くのでしょうが、いやはや、それをどのように活用しているのか、聞いたこと無いぞ。

ストレス過多の社員の元に、慰めのメールだのよろず悩み相談ご案内の話が来ることもないしさ。


まあ、働いて金もらっている以上は、ちゃんとテストを受けますよ。

えーと、職場の環境はどうですか……ええと、トイレの温座のスイッチ切って下さい。暑いがな。

仲間とコミュニケーションは取れてますか……まあね。派閥が無いのが、ここの最大の長所よ。

上司とコミュニケーションは……おや。

……目の前に座っているは、我が女上司・主任。

目が合う。

「……どうでしょうか? 私たち」

「キミと話がどんなに趣味に合わなくても、話はしているでしょうが」

「確かに、見解の一致をみたことは無いですが、話はしていますね」

「どんな果てしない平行線だと分かっちゃいるけど、話はしているでしょうが」

「不毛な会話ですが、まあしてますよね」


……しばしの沈黙のあと。

負のコミュニケーションという形では、とれている。


テストには『とれてる』に丸をしました。

所詮、表面的なモノしか分からないものね……テストって。







書く時とテンション

話を思いついた時、その中身が脳内に広がってストーリー妄想は爆走、かなりテンションは高くなりまして。

おおっこれぞ名作! なんて自己陶酔一色で書き始めるんですね。

ですけどねえ、妄想の脳内映像でちゃんと具体化して、フィルムをつなぎ合わせるようにして編集して、一本の話を作ろうとすると、妄想から抜け落ちちゃっている部分や矛盾点などが出てくるんですわ。

それをうまい事穴埋めし、補完し、つなぎ合わせないとちゃんと話にならない。

……そうしているうちに、テンションが落ちる。


そうしているうちに、小休止とか何とか理由をつけて、目先の提出の必要のある課題の方へ、逃げちゃうんだよなあ。

山に逃亡するのよねえ。


……いかんなあと、中断したままのSFラノベホラーを見ながら悩む。


ああ、この感覚、何かに似ているわねと思っていたら『冷蔵庫で賞味期限切れのオカズを発見し、t食べられない事もないけど、食べていいのか捨てるかどうか、悩んでいる気分』に酷似しているわ。


でも、これって賞味期限ないしねえ。

うーん