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陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
悲壮感っているのかな

神社と教会に神はいらっしゃいますが、時にはTUTAYAにも神はいらっしゃる。

「これ見とけ」

と、手招きをされているのです……て訳で観たのが『高慢と偏見とゾンビ』

はあ、イギリスの高名な小説に『ゾンビ』設定を付け足しましたか。

これも視点の勝負ね……と、ネトラジを想う私。


ほほう、舞台はなんと、現代でも未来でもない、18世紀のイギリスですか……ゾンビは東洋との貿易によって入って来た『疫病』って扱いね。で、疫病を封じ込めるたむに作られた地区があって、貴族階級は対・ゾンビのために護身術として武芸を嗜み、軍隊にはゾンビを刈る職務があるのか。


その地方にある貴族の5人姉妹も、対・ゾンビ。レディとして東洋式武術を嗜んでおります。

揃いもろろって美人です。近所にハンサムな独身貴族がお引越ししてきて、その舞踏会に招かれるのですが……ああ、ドレスに着替えるシーンからして素敵。

一列に並んで、お互いの背中のコルセットを締めるシーンから、護身用のナイフを、優雅なドレスの下、白い太腿に格納する場面……そして、舞踏会に襲来するゾンビを撃退する、武闘派貴族姉妹。


ダンスを踊っていた女の子の目が、突如戦闘態勢に変化し、大立ち回りに翻るドレス。

めったにない取り合わせ、貴族社会のエレガントと武芸の融合、良いもん見せてもらいましたよ。

姉妹たちのじゃれあいもカンフーです。


ピクニック・アットハンギング・ロックをご存知でしょうか……あの女の子同士の、幻想的かつ愛らしい世界。それに加えて、19世紀の貴族社会、生活様式の華麗な映像、しかもカンフーにゾンビ! 


ハッキリ言いましょ、怖くない。でも素敵:

貴族の華麗な生活様式、可愛い女の子にカンフー、ゾンビ。思いっきり趣味にはまってます。


見終わった瞬間に思う。

悲壮感の無い、ゾンビ映画ってあるものね。

この場合、ゾンビは。アクションと緊迫感を生むだけの、添え物的小道具だからか。


そうなると……ゾンビには必ずしも「悲壮感」が必要なのか。


…呑気に悩み始めましたが、もうそろそろ、夏にはゾンビ扱っている課題小説書き終えろよと言われている私。


桜の花が散り始めた……ヤバいです。












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明日のスケジュール

わーいわーい、久しぶりのダークナイトですわ。

福澤徹三さん……じつは『怪を訊く日々』から好きなんですよ。

まさか大阪で、しかもダークナイトのゲスト出演とは! 

嬉しいなあ、こんな日が来るとは思わなかったなあ。


おお、いつかの夏、作劇塾女子連のアイドルだった、じろうちゃんも来るのか!

SF担当のお家で、メガネかけられたりテレビ見たりして過ごしているようです。

海苔子ちゃんと、留守番しながらどんな話をしているんだろう……


土曜日は体調を整えねば、そして睡眠時間の調節に気を配らないと。

何だか決戦を迎える気分です……てわけで、もうおやすみなさい。







超・駄文更新

す、すいません。

ワインを一本うっかり開けて、目の前がかすんでいる状態です。

ちなみに白ワインです、つまみは鮭とジャガイモのグリルと水ナスの生ハム巻き。

材料費は600円、ワインは450円……自炊万歳。

そういうわけで、おやすみなさい

不動産探しの思い出

会社の業務メールの一つに、本部から送られてくる今週の金融の動向内容など、お客様との話題に使うような営業職向けのモノがございます。


その情報の前座に、筆者のコラムがありまして。

ある日のコラムに、彼の弟が引っ越しをしたと書かれていたんですね。

何と、事故物件に住むことになったそうで。かの有名な事故物件サイト『大島てる』を参考にして探したとか。


……思い出してしまった。今からン年前に、不動産探しをしていた日々を。

予算と、希望する部屋の広さや交通機関を伝え、不動産屋さんにいくつかピックアップしてもらうのは、まあ大抵の方がご存知の通り。

と、その中になかなかよろしいマンションがありました。

9階の2LDKで、リフォーム済で設備全部入替え。

ちょっと予算オーバーかなと思いましたが、不動産屋さんは「交渉次第では、かなりお安くなる可能性あります」と景気の良いお返事。

何故なら……

「心理的瑕疵物件なんです」

「……あの、人が死んだってことですかね」

「ハイ。息子さんがベランダから……」

うーむ、ベランダからの眺望の良さが、一気に怖いものになったぞ。

気になって洗濯物を干せないではないか。

「その割に、提示されている価格は結構良いお値段ですが」

「激安価格でチラシに乗せて、同じマンションの住人の目に触れたらコトですし」

こういうケースは、裏で交渉するんですよ。どうです? と不動産屋さん。

やめときますよ、と私。


で、最近気になって、このマンションを検索して見たんですけど。

あ、誰かが住んでますね。

……もしかして、何もなかったって事か。

だとすれば、超お買い得物件を逃したことになるんですが。


で、コラム主の弟さんも、霊現象に悩まさせることなく、安い値段で新生活エンジョイらしい。

必ず何かあると決まったもんでもないらしい。

すると事故物件住みます芸人のタニシさんは……逆説的な物件運が良いんだな。

まあ、私は結局ヘタレかよ。

そういうことでした。






好きだけどさ

飲み会にて、良く糾弾されてしまうのですが。

「何で自分、ホラー担当のくせに傍観者でいるわけ?」


は、つまりこういう事です。

兄弟子がSF担当でありながら『いわくつきのモノを募集!』といって、怪異を求め、いわくつき鈴から始まり、海苔子ちゃんやジロー君と同居しているのに。

なんでホラー書いているキミが、そのチャレンジをしないのか? てことですか。


申し上げましょう。私に霊感は無い。

だからこそ、怪談愛好者になったんだあ! 第三者、傍観的安全地帯から「ひゃーおっかねえ」とのどかに言えるからこそ、怪談が好きになれたのです!

私の昔の知り合い、霊感持ちは100%

『ガチの怪談聞いた後は、えらい目に遭うんじゃあああ!」

よく分かんないけど、チャンネルがどうこうらしい。へえ、不便ねえ。

ああ、体質的に合う合わないの怪談もあると聞いたか。

ふーん、私はオールマイティよ。

何を聞いても感じない、この幸せを手放してたまるか。


て、いうわけで。

妙に刺激して、体質が変わったらどうするのよ。

と、いう逃げ口上です。


実を言えば、最近ガチで怪談体験したから、怖いんだよ。

これ以上の目に遭ってたまるか

それが本音です。




社販と趣味道

社販で、ネット書店があった。

回されてきたチラシに、おおっと歓喜の私。何と割引あり!

「買いたい本があるんですよ」

昼ごはんの社員食堂にて、ウキウキの私。

相手は我が直属の女上司・主任

「伊藤潤二って漫画家でして……」

「何かホラー臭いんだけど」

「ご名答、ホラーです」

仲は良くないけど、どうでも良いところは通じ合うのは主任の部下掌握能力か、それとも長い付き合いのおかげか。

うふふと伊藤先生の代表作の筋を話す私。

ええーと、富江は鉄板。うずまきも忘れちゃダメよ。

フフフ、私は彼のデビュー作をリアルタイムで読んだ人間。

あれはゲテモノ食いの話だった。

「……社販の本屋で、それ買うのは禁止」

ええええっと食堂で叫ぶ私。

「あのなあ、バラバラ惨殺された女の子が生き返って増殖する話だの、巨大な生首だの、社販で買うつもりかあ!」

社販ですよ、社販。

会社の恩恵で、安く本が買える制度。

これを利用しない手は無いでしょうがと、職務は服従でも、お昼タイムは上司に抵抗する私。

「社販で18禁買うよりもマシでしょうが!たしかに社販で買えば、商品は会社に送られてはきますが 何ですか、ホラーはエロと同じ扱いですか?」

「あのなあ、自分の趣味ぐらい、正々堂々定価で買って自宅に送ってもらえ!」

「えー、社販で買えば割引ですよ?」

「それが趣味道ってもんでしょうが! 変なところでけちるな!」


その後、他の部署の上司が社販で買った『週刊少年ジャンプ・こち亀最終回の号』が、各部の受付棚に入っているのを目撃。

……うん、本屋で売り切れ状態だったもんね。

でも、棚でジャンプと持ち主がさらし者ね。

「すいません、心を入れ替えました、主任」

「分かればよろしい」


たまには和解する上司と部下。

でもやっぱり今でも仲は良くない。

少女と大人

その昔のお昼タイム、大きくうねった話題がありまして。

「結婚相手と収入」ああ、ダイレクトね。

確かあれは……と、ある少女漫画の話題です。

本の中の、中国風な異世界ににふっとばされた、現代女子中学生、高校受験生のヒロイン。

二人の男に愛されるんですけどね、一人は貧乏で兄弟多くって、金銭感覚に長けている苦労人の青年。

もう一人は皇帝です。

どっちもタイプは違えど、美形です。

皇帝は女顔の美形です。ヒロインたちとの旅の道中、女装したら盗賊たちに親切にされたほどの美形です。ちなみに誠実で、好きな女にまっしぐらです。

「私なら、皇帝を選びますが」

「私もそうだわ」

「当たり前だ、同じくらいの愛情なら、貧乏人より皇帝」

ああ、めぞん一刻の五代のばあちゃんズがここに終結。


「いやはや、少女漫画の最終回でさ、高校卒業してすぐに彼氏て結婚てあるでしょ、それって正に生活力を持たない女のキツイ人生始まり、プレリュードですわな」

「卒業してすぐにカレのお嫁さんって、どんだけ時代錯誤じゃあ! 己の十代のオトコを見る目を信じるな、社会に出ろ! と言いたいわ。高校時代にチェックしているのは、カレシの生活力じゃなくて、どこまで彼女に甘いか、好きかって基準だけだろ」

「昔読んだエロ小説に、幼な妻というのがありましてな。同じスピリットを感じますね。世俗にまみれず、少女の純粋な瞳のままで嫁に来て欲しいみたいな」


ああ、なんてこと

当時の夢見る少女が、ここまで冷静に男を見つめるなんて……経済力重視、大人になった証拠だわ。

で、聞いてみた。

「ところで、ベルばらのフェルゼンとアンドレならどっち取ります?」

聞いた私がバカでした。全員口をそろえて

「アンドレでしょ!」


大人になっても、女には追求すべき男の理想がある。

しかし、市民ケーン、主人公から離れていった女たちを観ながら私は思う。

いいじゃん、ちょっと性格に問題あっても、金持ちならさ。

甲斐性もないくせに、正確に問題ありなんかより、数億倍上だわ。

そのいっぽうで、私の理想の男性像はアンドレ・グランティエ。

オスカル・フランソワの永遠の恋人。貴族の身分はないけど、ずっと光と影のように付き添って下さる自己献身的ハンサムです。


女の愛は、矛盾しているのよ。








クラシック一年生

無類の映画好き、クラシック愛好家から、家電製品最下層の人間に主人を変えた高級アンプ。

危うくオブジェになりかかるも、ジョーシンの出張工事のおかげで何とか居場所も落ち着き、役目を果たしている今日この頃。

しかしアンプは考える。

クラシックが大好きだった元ご主人と比べると、現・主人はずいぶん音楽の趣味が違う。

ヘビメタにハードロックしか聞かないんだな……


「クラシック聞けよ。せっかく良いアンプ譲ったんやから」

アンプの元・ご主人のお言葉です。

買い替えたからと、この高級アンプを下さったのは、実は先生です。ありがとうございます。

何だああだと、我が家のアンプさんの機能を説明して下さる先生。要約すれば、あのアンプさんはクラシック音楽を聴くのに、かなり有能な機能を兼ね添えているらしい。

クラシックで好きな音楽家といわれてもね……まあ、定番、有名どころを押さえておくか。

て、わけでCD屋へ。

すいませーん、ベートーヴェンください。

……て、甘かった。


音楽家別に並んでいるものと思っていたんですが、指揮者や奏者別に並べられていた……

あのさー、客の全てが指揮者や演奏者の名前や得意な演目を知っていると思わないでくれ!

『指揮者によって、演奏は全然違うデ』

と仰っていた先生の言葉はこういう意味か……といっても、その違いも分からんのですけど。

私のような一般市民は、音楽の授業で作曲家別に聞いているのです。


まあ、とりあえずR・シュトラウスの『死と変容』にしました。

こないだコンサートの只チケットもらって聞きに行った演目ね。

指揮者はマリス・ヤンソンス。演奏はバイエルン放送交響楽団。

実は知らない。しかし、ワタシってサイモン・ラトルを知らないまま、ベルリンフィルのコンサートへへ行った人間だからなあ。

まあ、いいや。こうやって一歩づつ歩んでいくのよ。



駄文更新・塾の前日の叫び

まあ、考えて見ようぜ。


未熟者で、修行中の身なわけよ。

大体さあ、完璧ってあり得ないと思うのね。

とりあえず、出すのが優先よ。出す、そのこと自体がメインなの。

自分の思うように書けなかった、己の望むレベルにまで到達していないものを提出……その苦悩や焦燥もあるでしょうが、その不甲斐ない己の敗北感に『まあ良いじゃん』と打ち勝ち、諦観の境地に達すること、それも修行の内なのよ。

もう、これで出しちゃえ……そう言いたいところですが。

しかし、妥協をしないという姿勢。

これこそが大事なんではないか?

これは創作だけではなく、己の生き方の問題にも深く関わり……と思ったその時。


お腹が空いた。

そう言えば……今夜はブタヘレ肉の香草焼きね。ホーレン草のソテーと焼きジャガイモ添えね。

あー梅酒も残っていたな。飲んじゃえ飲んじゃえ。

羊羹買っていたんだわな。食後に食べよう。

あ、カマンベールとライ麦パンが残ってたわ。これも食べちゃえ。

おっと、オイルサーディンの瓶詰もあったんだわ。

あ、ホワイトデーのお返しのクッキー詰め合わせが……(以下省略)


まあ、そういうわけで。


空腹には勝てませんでした。

もう無駄なあがきは止めて、課題を提出します。


超・駄文更新:完全趣味小説と悪魔のささやき

悩む。


春が訪れる少し前、せっかく時間が出来たので書いてみようと思い立った完全趣味小説。


塾生のほとんどに

『我々に読ませようなんて、まさか考えてやしませんよね!?』

『合評持ち込み禁止!!』

と口をそろえて嫌がられた、読者目線完全無視、己の趣味道を禁欲的に完全追求した結果、欲望ダダ漏れ内容の完全趣味小説。

読者目線完全無視のモノを、人様に読ませようとしていたのですか? という質問はあえて禁じます。


まあ、結局その野望は消えたんですけどね。何故か行き詰まるという謎の原因です。


原因は謎じゃねーよ、書く知識の不足だよと言われればそれまで。

思うんですよ、もしも私が単なるSFロボットアニメ愛好家でなければ、その先を走っていれば書けたかもなあというネタの数々。

ここで、知識を貯めようと考えようというのが真っ当な人ですが‥‥…あいにく、私は人格高潔なだけな雑な人。

ボトムズ観ながら思い立ってしまった……ボトムスの世界観を、愛したアニメの設定を、そのまま完全趣味に転用できないかと。


……くらっと来ましたよ。

やばい、これはヤバかった。

金融機関勤務、出納係をしていた当時、机の横に置いていた札束をに対して『書類仕事の邪魔だあああ!』と完全モノ扱いの理性の鬼、この私が……


いかんいかん、ズルはイカン。

ズルというより、書きたいからって怠けはイカン。


でも、初めての創作は二次創作だったって人、結構多いんですわ。

……原点回帰……悪魔のささやきです。