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陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
駄文更新・最近の読書

ヨーロッパの歴史本、主に毒殺方法だの拷問だの殺人法だの悪女列伝だのと読んでおりまして。


ふふふ、本のカバーは黒一色だわ。近隣で猟奇犯罪が起きたら、警察はまっすぐに我が家に来そうだわ。でも私は、数年後には「自治会長」というご町内の権力者の椅子を狙っている女。

票集めのために、半径3キロ圏内では『物腰優雅な妙齢の女性』としてふるまっているから、きっと容疑からすぐ外れるわねって、あ、いけね。

先日TSUTAYAで「シリアルママ」「スィーニィ―トッド」血まみれ映画ばっかり借りているよ。

おお、職場では「スプラッター好き」で通っているんだった。

あ、やばい。まさかの時の口止め料に、今のうちに職場でおやつでもばらまいておくかって、ますます疑われそうだな……。


何て、しょうもない事考えつつ、本を読んでおりました。

ふうむ、同じ人間同士、いくらでも残酷にできるのね……つうか、同じ人間と思わなければ、道徳心も慈悲も共感も封じ込められるって事か。

成程と、想像してみると……おお成程。


鉄の処女に八つ裂きに火刑に水責めにのこぎり引きと、全く平気で出来ちゃうわ。

うふふ、いいネタが出来たわね。


なんてことを考えながら、一人ニヤニヤ笑いを浮かべて外を歩いている最中、隣の家の奥さんと出くわす。

ぎこちない挨拶を互いにかわし、まあ一応やり過ごしたんですが……


不審者扱いされたらどうしよう。





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駄文更新・整理整頓と生き方

先日のランチタイムにて。

またもや我が女上司・主任と食堂で一緒。

「ワイングラスを割ってしまいまして……」

しくしくと訴える私。

部下として仕事で泣き言は言いませんが、私生活の泣き言は垂れ流しです。

何故なら彼女は上司。私、部下の悩みや精神状態の掌握は大事だろうしって事で。

アジフライ定食を食べながら、己の不幸を訴える。

「……ボヘミアンのクリスタルガラスで、バラ模様の繊細な切子細工が入っている美しい逸品……あまりのショックで、思わず私も砕け散ったワイングラスの後を追おうかと思いました」

食後、酔っ払い状態だった私は気が大きくなって、いつもなら放置する洗い物をさっさと片付けようとしたのです。

そして、洗剤まみれの手から、グラスが滑り落ちたってことで。

「あの夜、いつものように洗い物はうっちゃって置けば良かった。ちゃんと片付けようなんて気など起こさなければ、あのグラスは割れずに済んだ……」

ふぅんと主任、ハンバーグ食べつつ不穏な目つき。

涙にくれながら、続ける部下。

「先日の書類紛失もそうでした……あの時、書類整理なんて柄でもない事考えなければ、あの送付書を失くさずに済んだかもしれない……」

そう、あの日、乱雑な机の上を、たまには片付けようかな~なんて思ったのが運の尽きだった。

さて、どこへやったんだろうな。あの書類。

あああ、整理整頓なんてするんじゃなかった。

洗い物だって溜めとくべきだった。

「書類にしろワイングラスにしろ、日頃やり付けない事、イレギュラーな行動を起こした時に悲劇とは発生するものなんですねぇ」

「……あーのーなー、汚れものを放置しないとか、整理整頓をイレギュラーにする行動形式そのものが問題なんでしょうが!」

……怒られてしまった。

しかしなあ、私、子供の頃から整理整頓って苦手なのよね。

もうここまでくれば、整理整頓苦手なのは性格というより、生き方ってもんですよ。

「いい年した大人の生き方が変わるのは、死にかけるか、宗教に入ったかのどちらかですよ」

「死ぬか神の力を借りるかしないと、キミは机の上を片付けないのか」

「まあ、それか奇跡を目の当たりにするか……」

……結局のところ、神さまではなく、上司に整理整頓を命ぜられる。

ちなみに、失くした書類が発見される奇跡はまだ起きていない。

やれやれ。



塾のそっち側

合評。


ご近所パンデミック、避難所に集まる住人達。

押し寄せる感染者!……と、まあこんなところですけど。

視点を大人から子供に移してみる。主人公自治会長サラリーマンから、その息子へ。

設定・将棋と囲碁好きの10才男児。性格・頭脳明晰。子供らしい感情よりも、理に走る傾向があると両親は心配……読めれば何でも読む活字中毒で、最近読んだのはマキャベリの『君主論』

甘いもの大好き。ミルクコーヒーには砂糖を4杯入れる。

浅田次郎さんの小説に出てくるような、賢い子供のキャラクターって好きなの。

……なんですが。


「主人公は誰や?」

「イケメン人喰い男子高生でしたが」

「それはもういい。今は誰や?」

「この章では自治会長サラリーマンかな」

「この10才児、キャラ濃すぎ。また、サラリーマンから主人公が変わるで」

私の手元にあるのはキャラクター設定表。

短編の時はそうでもないですが、長編や連作短編、登場人物が固定されるときは作っています。

その結果、キャラクターにやたらと情報が詰め込まれるらしい。

「主役が目立たなくて、どうする」

書直し。


キャラが薄くて、もう殺せと言われた最初の主人公。

キャラが立ちすぎていて、もう少し引っ込ませろと言われた脇役。


キャラクター造形と演出は難しい。







女のお洒落とお買い物

人は、諦めてはならない。

特に女は諦めちゃならない。

年齢が何よ、お肌が何よ、体型が何よ。

過去の若かりし日の、お洒落に情熱を燃やした日々を思い起こし、そして今、鏡に映る己を見て、時の流れ、老化という身も蓋の無い現実にため息をつく……

「私だって、若くてきれいだった日々が……」

いっかーん! と怒鳴るのは、我が同士『女に生まれてラッキーじゃん』同盟。

この日も、職場の昼飯タイムにて語り合うのであった……


「女のお買い物って、楽しいわよねえ……最近は安くて可愛いのが沢山あるでしょ」

ウフフと笑う『乙女濃度MAX」Sさん。最近梅田駅前にある、あの地域が好きとか。


ええと、あそこですか……まあ、確かにお店は可愛いけどさ。

主に10代や20代の女子ばかりが集まるショッピング街って、なんとなくアウェイ感が無いですか? 大人の女と若いお嬢さんの好みは違うわけだし。

「……私どもは、もうヘップファイブとかルクアとか、卒業した年齢です。お買い物範囲は、せめてH急百貨店とがD丸とか言ってくれませんかね」

特に、アナタみたいなマダムで大人の女性が、あのプチプライスなファッションをと嘆く私。

「何を言うのよ。浅いわねえ、若い人は」

ふ、と笑うSさん。

「かーわいいじゃない」

「へ?」

「最近のファッションって、可愛いじゃないの。買う買わないはとにかく、見ているだけで楽しくならない? ウエストフロントでリボンを絞った、ふんわりしたフレアスカートとか、布の切り替えやふくらみで、可愛らしさを取り出したデザインのブラウスなんか、今、流行っているわよ」

「最近よく出ている素材のリネンも、ベージュ以外の良い色が出てきました来ましたよねえ。最近の素材は洗えるようになったし、価格も安くなってきたし」

「そう……アクセサリーにしても半貴石からスワロフスキー、クリスタルと素材がたくさん出て来たし、控えめな愛らしさから大胆なデザイン満載。でも、昔と違ってそんなにお高くないし」

「こないだ、かーわいいブラウス見つけたんですよお。リバティプリントの小花柄のワンピース!」

「あー、私もねえ! 可愛いバッグみつけちゃったの!」


Sさんとお買い物話をしながら、胸に去来した感動……そうよ、女の買い物は『年齢』『値段』ではないのよ。

感性だわ! 年齢に関係なく、その品物にどれだけの愛くるしさ、可愛さを見出せるかが勝負!


なんだけど。

買い物の例外。二人とも『亭主の下着(パンツ)を買いに行くのは実にツマラン』


「……なんであんなに可愛くないのかしら……男の下着って」

「可愛くないからオトコの下着なんですよ」


ま、そんなものです。



オシャレと経済

職場のランチタイムにて。

しくしくしくと訴える。

「……本だのブルーレイだの、例え中古としても地味にお金がかかります。読みたい本や音楽が多すぎて、そっちに資金が流れてしまいまして……そう言えば、最近オシャレにお金をかけていない……」

ハイ、その時の昼飯メンバーの人妻グループににおける話題が『お洒落』だったんですよ。


最近の私は……そう、決まりきったファッション多し。

襟無しで、丈の長いシャツとズボンというのがトレードマークです。

ああ、寒色系ばかりです。最近紺色が好き、

小学生男児の方が、まだ華やかな色彩でしょう。

そういえば、最近スカート穿かないな。


叫ばれてしまった。

「ダメよ! それではダメ!」

叫んだのは、一番女子濃度が濃いSさんというお方です。ちなみに私よりも年長ですが、その見事な女っぷりに周囲から賛嘆を集めていらっしゃいます。

一応、反撃の私。

「えー、だって、一つ当たりのコストは大したもんじゃないけど、地味に金かかるんですよ、映画と本」

ちなみに今月のお買い物・コミックス一気に50冊、小説やエッセイ7冊、CD3枚。

コスメやお洋服なんて構っていられるもんですか。お買い物と文化の同時進行は、庶民にとっては不可応よ。

「ダメよ……そんなの……あなたは女でしょ? DVDに本、でも身を飾る楽しみは享受しましょうよ……」

私の今月の買い物を聞きながら、Sさんは首を振る……ちなみに手に握っているのはフェイラーのタオルハンカチ。ゴブラン織りを思わせる繊細なバラ模様のハンカチ……乙女ね。

「時として、人は犠牲にしなきゃいけないものがあるんですよ」

ふっと鼻で笑う私。

ちょっと孤高の気分。そのセリフに覆いかぶさるSさんのセリフ。

「……ちゃんと、自分の洋服ダンスの中チェックしてる?」

「へ?」

呆けた私の前で、Sさんは語る。

「ありがちなのよ……自分の持っている服の数や傾向の種類をちゃんと把握してなくて、結果決まりきった格好でコーディネートしている人」

「……」

「いい? オシャレの基本はね、流行の服を買い足すことではないのよ。自分の洋服ダンスとアクセサリーの把握よ。着まわして、それをどう他人の目に映らせるかが勝負よ。そして自分の好みやスタイルを確立すること」

「350円のA定食を食べながら聞く話にしては、高尚ですねえ」

「女に生まれたんだもん。この世は女の子向けファッションやアクセサリーが、ファッション業界と流通の基本だもん。オシャレは楽しまなくっちゃあ損よ」

……そして、自分の洋服ダンスを整理しながら、Sさんの言葉に号泣。

ありがとうございます!

これで服代を趣味に回しながらも、オシャレも同時進行できます!


そう、それがレディのの楽しみ……









やっと共感

別に、斧で脳天勝ち割ろうと、首が吹っ飛ぼうと、眼球に杭が打ち込まれようと、ハラワタぶちまけようと、映画の中なら全然平気で観る。

焼肉食べながら観ております。書棚には拷問や死刑、カニバリズムの本もあるし、外国行ったら『拷問博物館』『犯罪博物館』は必ず訪問。

魔女裁判はえぐいなあ、流石は肉食人種と感心して回る。

アジア圏もなかなか悪趣味。

上海の公安博物館は、悪趣味の穴場。

銃器類が大量展示。交通事故防止啓蒙ビデオに使われているのは、実際の事故現場と死体の映像。

崖から転落したバスの死体回収作業の映像が、延々と流れているのはいいのですが、何をどう気をつければよいのだ? 

タイのシリラート博物館は大好きよ。

子供殺して食った犯罪者のミイラの展示、そして死体写真に人間の部分標本てんこ盛りだった……あの景色は二度と忘れまい。

へー、ホラーやそんなの苦手なんですかあ、信じらんなーい、と周囲に豪語する私でしたが。


……と、猟奇や流血は全然平気なんだけど。アクション大好きなんだけど。

銃とカンフーが融合した動きを見せる人間殺しまくり映画。キアヌ・リーブス主演。「ジョン・ウィック」のDVDを前にして頭を抱える……TUTAYAにて。

パッケージにあるストーリー紹介を読みつつ呻く……観たい、でも観たくない。観たくないけど観たい。

主人公の殺し屋が、マフィアを相手取って殺しまくる復讐動機……それは、こ、ここここここ子犬が殺されるんですか。

だ、だめだ、動物殺されるのだけはダメだ。

いや、実際に殺していないのは当たり前だし、そりゃそうだけど、でもそれはダメ、絶対に観たくない。夢に出てきそうだ。きゃああああああ。

ああ、思えば『小さな悪の華』もそうだった。ロリコン大喜び、反宗教的不道徳の上映禁止映画なんですが、それ以上に私にとってのトラウマは、この少女二人が行う小鳥殺し……絶叫。

『映画バイオハザード』にて、ふかふかの可愛いうさぎに、実験のために注射しているシーンには死にそうになった。


ダメだ、これだけは踏み越えられない。

どーしても観たくない……その時にようやく気が付く。

あ、成程。私の周囲の「ホラー苦手」な人々も、こんな感じなのか。


と、言うわけで、今だに『ジョン・ウィック』には手を出していない。

そして、ずっとTSUTAYAの棚にはあるところを見ると「未来の私」も手を出しかねているらしい。



霊的ボリシェヴィキな夜

この映画は、第二回目でございます。


カナザワ映画祭で第一回、そして今回、イベントのある京都出町座で二回目。

……いいですね、この映画館。

京阪出町柳駅から徒歩10分もない場所、商店街の中にあります。

ほどよくローカルな場所にあり、そして書店とカフェ併設ですわ。書店は映画や文化芸術関係の書籍が揃っています。


そして、映画を観る。

第二回目となりますと、一回目では気が付かなかった演出やセリフの言い回しに気が付きます。

イベント終わってからの飲み会で、なんと、その監督ご自身から、浮かんだ疑問を聞くことが出来た!?

「あ、あの~、物語最終、ヒロインの、ちょっと変わった歩き方の演出は何か意味とかあったんですか?」

「ああ、あれはですね……」

ああ、まさか人生でこんな場面に立ち会えるとは……正にピンポイントで氷解する疑問。

『普通というものからちょっとずれる』このわずかな差が生み出す違和感や歪み、落ち着かない感覚が積みあがっていき、恐怖という方向へ雪崩を起こす。

悲鳴もないし、スプラッターもない。明るい場面が多いのに、怖い。ホラー映画というより、怪談映画です。


そしてイベントの後の飲み会で、イベントの関係者の方や、他のお客様などお話しする機会があったのですが、違う業種の方の仕事風景のお話って本当に面白い。

「そ、そうなんですか?」

「えー! もうそんな事が出来るんだ!」

など、お話の中で何度も湧きおこる感嘆符と驚愕の連続。世界は私の知らない素顔がある。

イベントから帰りまで、時間があっという間。


スゴイ夜だった。

お話しさせて頂いた方々、ありがとうございます。

そして、絵を描くことを生業とされている方って……子供の頃から絵を描いている量と、その空間把握能力、そのものが違うと思い知らされたのでした。

ため息。






本日ポリシェビキ
本日ポリシェビキ! 映画の後はトークイベント参加します❗ 今日の仕事で冷やした肝を、改めてこれで冷やし直します。
行ってきます🎵
信じるってなんでせうね

『フェイク~我は神なり~』韓国アニメです。

借りた瞬間から、すでに『萌え』『優美』は期待していませんが、まあそれ以外のものを期待しております……「ソウル・ステーション・パンデミック」と同じ絵柄だし。


鯛(特価品)とシメジのグリル、プチトマト(冷蔵庫の中で3日目)とクリームチーズ(50円引き)のバジルソース和え、フランスパンと中途半端に残った赤ワイン(開封2日目)の夕食、あまりの話の重さにカレーライス追加(3日前の冷ご飯・作って4日目のカレー)

食べながら、信仰って、なんでせうねと呻く。


舞台は、ダム建設に水没する運命の村。妻と娘が住むのその村に帰って来た、落ちぶれ感満載の主人公。

村人たちは、ダムで立ち退く補償金をもらっていまして、詐欺集団にその立ち退き金を吸い上げられております。

詐欺集団の手口とは、村に牧師を送り込み、村人たちの『天国へ行きたい、幸せになりたい』信仰心を利用して金を吸い上げるというもの。

すでに寄付金だの、命の水だのという名目で、大儲けしております。


主人公のダメ親父は、娘の大学進学資金を盗み出し、賭博で溶かした夜、たまたま詐欺集団の一人と喧嘩になり、暴力沙汰を起こして逃げられる。

警察に彼一人がしょっ引かれるのですが、その際に指名手配ポスターを見て知るのです。

『村にいる奴は、この詐欺集団の一人だ』

それから、彼一人、詐欺集団との闘いが始まるんですけどね。


主人公は、詐欺集団の化けの皮をはがそうと、村人たちや昔の仲間に訴えますが、その戦いは正義感や使命感でもなく『あの夜に、俺にバカにした奴』という私怨の対象がたまたま詐欺師だったのであって、単なる腹いせ。

詐欺集団の仲間である牧師に妄信する妻と娘を殴るのですが、それも『私怨』であって、必ずしも『家族愛』ではない。まー、娘の大学進学資金を持ち出し、賭博に使うオヤジだし。


救い? となるのは、悪の一味である牧師ですが、彼の信仰心はある意味純粋。

過去のスキャンダルのせいで、詐欺集団から利用されているとはいえ。

村人たちのために、教会を建てたいという願いも本物だし、人々を救いたいという気持ちもある。

史上初! 感情移入できない主人公。頑張れ悪の一味の牧師さん!

……結果は、皮肉なラストですが。

しかし、話し中に天国行きも人数制限アリというのがあって、その天国の席をめぐって、村人同士にひそかな競争意識があるというのも、ちょいとヤな感じです。


牧師を信じ、肺病でありながら薬を飲まず、命の水というインチキ品を飲みながら死んでいった女の夫は、詐欺師集団を追い詰めようとする主人公に問いかける。

「信仰を持った妻は、こんなに幸せな顔で死んでいった」

一方、帰って来たダメ親父の暴力、妻と娘は不幸のどん底。

ダメ親父な主人公のせいで、大学進学の道どころか、生きていく希望そのものも断たれて絶望、自殺した娘の死骸を前に主人公は叫ぶ。

「あいつらは詐欺師集団だった」

「俺は真実を言っていた」


神さまの正体は、本物どうかという問題じゃないんだな。

どっちが生きる希望をくれるか、死の床で安息をもたらしてくれるのか、それが肝心。

信仰というものは、本物偽物ではなく、最終的には『人の拠り所』『希望を与える光』であると教えてくれた話。


まあ、そういうわけで、パワーストーンとかおまじないグッズとか、決してバカにする代物ではない。

乙女の希望と祈りが具現化された形なのよ……と言っておきます。



駄文更新・機械

2001年宇宙の旅を再見。

最後に観たのはいつだっけかな、かなーり昔で忘れとるぞ……おお、音楽はリヒャルト・シュトラウス。『死と変容』の作曲者でもありますね。大人になってから好きになったのよ。

と、酒飲みながら観る。


……HAL、人間臭いぞ。

宇宙船、ディスカバリー号に搭載されていたコンピュータHAL9000。ですね。

彼の反乱と、乗組員殺害の理由ってのが、メチャクチャ格調低く説明しますと『正確な情報な処理を求められる知的コンピューターだってのに、あのモノリスという書道墨みたいなやつと、それに関する地球外の知的生命体の調査も、乗組員に極秘で行うように命令されていたHALは、乗組員に隠し事をするというその矛盾に苦しみ、一種のノイローゼ状態に。でもって、己の任務遂行のために乗組員殺害を企てた』ってとこでしょうか。


いやはや、己の回路を切ろうとする乗組員に向かって「もう間違えません」「治りました」「任務遂行の熱意は十分にあります」だの、哀願するHAL9000の人間臭さ。

ああ、仕事にミスって、上司に言い訳したあの日を思い出させる……。


ところでいまだに不思議なんですが、コンピューターは計算ミスをせず、判断を間違えない、人間以上だという扱いですがね。

でも、コンピューターって人間が作ったものですわな。

人間が作ったものが、人間を超えるって、どこで判断できるのだろう。


前日、仕事で使っているエクセルの表が誤作動を起こし、思わずパソコンごと床に叩きつけかけた私です。

そんなもんだよ、機械。


それにしても、メカが感情を持つかってテーマは永久不変ですが、我が部のカラープリンターは、もしかして感情があるんじゃなかろうかという疑惑がある。

と、ある営業職が、お客さんに配る資料を出すときは、必ず壊れるのよね。


よく分からないけど、機械と人間の個々の相性の良し悪しは、何故か必ずあるというのが、あるシステムエンジニアの説です。

ふーん