陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
言い回しとか、クセ。

誰かの作品を読んでいても「ああ、この作家さん、この言い回しが好きね」がよくあります。

ストーリーを楽しむ以外にも、その人独特のリズムや文章を楽しんでいるわけですが。


……自分で書いたものを読み直してみたら、自分の「よくある言い回し」「表現」に気が付くものでして。

「あ、感情表現、またこの書き方かよ」「この比喩、以前も使ったな」「悲鳴にひぇぇぇが多い」

……気が付いたら、違う表現をしようとか、たまには違った言い回しをしようとか考えるのですが、いかんせん、ボキャブラリーが……情けない。

しかし、このクセや表現方法は、私の個性として見て頂けるのか、それとも「ワンパターン」という欠点にカウントされるのか。

一番良いのは、そりゃあ読書をすることでしょうよ。

て、ことで本を読むわけですが……後からまた書いたものを読んでみると。

「この章を書いていた頃は、誰それ先生の作品を読んでいたな」

「このシーンを書いていた時、あの先生の作品を読みふけっていたんだっけ」

……恐ろしいほど、軌跡丸見え。

と、いうか影響凄いぞ、特にあのホラー作家の先生方に、この時代小説の先生に、そしてあのスペースオペラをお書きになったあの先生!


自分独自の文章を作れ、と教えられていますが……この影響のされやすさは、吉なのか凶なのか。

あ、ところで「怪談狩り」の影響力ですか。

書いてみたら……アカンな、と一言でした。

影響されることはあっても、それを越えるのは難しいのです。











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執筆の邪魔

え~、定期テストの勉強中に、つい部屋の模様替えをしたくなりませんか?

原稿書こうとしてパソコン開けたら、ついネットサーフィン。

本は1頁でも開いたらもうやばい。

インターバルがシルクロード並みの距離になります。


飲み会でこれを『悩み相談』にのせてみれば、結局のところ締め切りに間に合わせりゃいいんだよ、とのお言葉なんですが。

ええと、締め切りに間に合わせるのは何とかするんですよ。

ただ、余裕がないんですよ。

後半、ツケ払うパートに入ってくると、映画も観れない酒も飲めない本も読めない掃除も出来ないという、こなしているのは会社へ出勤……そんな事態に陥るんですね。

そんな事態を何とか回避しようと、インターバルさえカットすれば時間にゆとりが出来るのではないかと思った訳ですが。


さて、助言でも乞うてみるかと周囲を見回してみると「すぐには取り掛からないなあ」「うん、ネットサーフィンあるある」

みんなインターバルが長い派ばかり。

「……皆さん、子供の頃、夏休みの宿題は後半でパニック派ですか?」

「いや、子供の頃は計画的に終わらせる派だったんだけどさ」

「私も、部屋の模様替えという欲望をねじ伏せて、徹夜で勉強」

なんてことだ、皆、子供の頃には出来ていたことが、大人になって出来ないなんて。


これは堕落なのか?

いや、子供の頃の純真さとは、成長する過程で擦り切れるもの。

もしかしたら大人になったらこんなもんか。

言い訳をしてみましたが、どっちにしろ、困るのは自分なんですね。


怪談と灼熱の夏

怪談って、曖昧模糊とした部分が話にありますね。

結局、アレは何だったんだ? とか、ホントにあれは幽霊なのか何なのか? でも、生身じゃ考えにくいよな……とか、その不幸は本当に因縁から来るものか? とか。


で、今書いているのが「形見」に関わる話なんですが……さじ加減を考えてしまうわな。

分かりやすい幽霊を出さない。

起こっている事象と、形見の品に絡む人間心理で、話を進めようと思っていますが……ううう、それにしても暑い。


考える脳みそが、ゆだってしまうくらいに暑い。

じゃあクーラーのスイッチを入れろと言う話に何度もなったんですが、人は一度快適レベルを上げてしまうと、元のそれには戻れないのです。

関西の夏は、今やインドを超える世界的不快な暑さ。街中を歩けば、照りつく太陽に吹きつける熱風。せいろの中の蒸し饅頭気分です。

行政は、日本を観光大国にしたいと頑張っているそうですが、ええと、確かに治安も良いし安全で、公衆トイレもキレイです。

だけど、この夏の暑さは尋常じゃないです……オイ、そこで歩いていた白人のお兄さん、日焼け止めを塗っておきなさいよ。お肌が真っ赤になっているぞ。


灼熱の季節に怪談を書く……でも全然涼しくない。

せめて、心理的に冷えたいものですが、なかなかうまくいかないのは、関西の暑さが尋常ではないからか、それとも私の腕不足か。


カモン氷河期です。

実はヤバいイベント

さて、大木監督のイベントにいそいそ参加。


ああ、観ているのは心霊映像でありながら、何でこんなにトークで笑いまくれるのか。

お隣のカップルも笑い転げていました。

ホントは本物なのに……商品として流通するさせるために、そんなことしちゃうのか。

それって罰当たりなんじゃ、という話から、映像のプロから見たホンモノとフェイクの違い。

ははあ、霊能力者が『これは本物、こっちは偽物』といわれても、私たちには分かりませんが、職業的プロの知識や技術をもってしての鑑定なら、すごく納得できる。


超有名・あの南こうせつの幽霊の声から、廃ホテルの中を探検して起きた、あの伝説のヤバい映像も見せて頂きました。

観た人全てが、一週間以内にえらい目に遭ったというエピソード付きです。怪異に遭わなかった人もいるのですが、彼らの共通点は……あれ?

あのー、それってどこかの映画に出てきますよねえ? えーと、り、り、りん……


そして、イベント終了後は、懇親会!

で、集まったのは……あれ?

いつもは、結構な人数のお客さんが残るんだけどなあ……と不思議に思いつつも、大木監督やイベント関係の方々、ののさんと塾長で焼鳥屋でご機嫌に楽しい夜から明け方を過ごしたのですが……はあ、イベント終了後に気分が悪くなって、懇親会に出られなかったお客さんが続出でしたか。

ドタキャンまであったんですか……はあ、それは一体? ほお、清め塩の売り上げが半端なかったと。

焼き鳥を頂きながら、ふと思い当たる。

そう言えば私、あの南こうせつのコンサートの幽霊の声が聞こえなかった、会場で唯一の人なのよね。

まさかなあ。


色々色々お話を聞かせて頂きました。爆笑エピソードに裏話。

そうか、ここまで映画について語れないと、監督にはなれないのよねと深く納得。

笑いっぱなしで、楽しすぎたあまり、終電をさっさと放棄する。

家に帰って、ぴーちゃんの世話と着替えを済ませて、本日出勤。

そして、業務終了後は塾。

ええ、人間結構やれるものね。


別れ際、大木監督から両手握手をして頂き、作品を楽しみにしていると仰って頂いた事は、本気で死ぬまで忘れません。

楽しすぎた夜でした。

このような機会を作って下さった皆様に、この場を借りて、厚くお礼を申し上げます。

本当に有難うございました。












駄文更新…二日目
イベント行って、家に帰りつくこと真夜中です。
13日の金曜日は塾とジェイソンと仏滅というイベントがあります。
体力的に大変な中、これをくぐり抜けないと、立派な大人とは言えません……すみません、イベント内容はまた今度です。
駄文更新
本日、大木ミノルさんと塾長のイベント参加。
家に帰ってブログ書けるか分からないので、会社昼休みに更新。
一度くらいお休み……なんて訳にはもういかないの。
だって、もうすぐ連続730回達成。
誰も何も言わないけどさ……
いそいそイベント

そう、思えばあれは『怪異の間』だったっけ。2016年の夏、心斎橋で40日間ぶっ通しで行われた怪談イベントです。

日替わりでゲストの方をお招きし、怪談を語って頂くという趣向。

確かこの日、中山塾長は不在で、ゲストの方がお一人で演者をされていたんですよ。


そう、映画監督というご職業から、心霊動画やスクリーンを使われて「怪異と怪談」と語られていらっしゃいました。

お客様……大爆笑でした。

私も、腹筋が鍛えられるほど笑いました……映画製作悲話、それは制作資金とスケジュールの戦い。

撮影中にスタッフたちが遭遇した怪異! 

しかし、それも資金節約のため、撮影ロケが深夜の山中でせざるを得なかった……そんな苦労のせいで幽霊を視る羽目に……

そして、あるカット、鏡に映る謎の女! その時は出番の俳優以外、鏡に映りこむはずはないのに……だけど、この俳優、何回NG出しているんだ!

その桁違いなNGの回数に気が行ってしまい、編集の人は、鏡に映る謎の女という、カットの異変にすぐには気が付かなかったとか。


あの日、会場の入り口付近まで響き渡るお客さんの爆笑に、通りがかりの人が『あの~、何のイベントですか?」と、お化け屋敷の看板を見上げながら質問されたほど。


……あああ、嬉しい、また大木ミノルさんの怪異トークが聞ける!

しかも、先生と共演だ! 嬉しいったらありゃしない。どれだけ怖くて、どれほど大笑いできるか。


いそいそと、明日着ていく服を選んでいる最中です。





『書ける』と『面白い』の差

課題を書いておりまして。

『展開が定番なんだよなあ」

合評で評されたのが、上記のお言葉。

『脱・定番や。書き直し』


うーん。

つくづく、書いたり読んだりしている内に分かったのは『書ける』『面白い』は違うという事。

最後まで書き終える、これは小説書く際のお約束、これが出来なきゃ始まらんというものです。

最後まで、最終章の『了』までか書かないと、そもそもスタートラインにすら立てないわけです。

物語にも定番の展開、というものがあって、その流れを沿ってストーリーを組み立てて行けば、何とか話を最終章まで持って行けない事も無い。

でも、それって非常にギャンブル。何故なら、オチが見える展開は読んでいて萎えるんですよ。


いや、オチは見えていても、その途中経過が見えない『どうせハッピーエンドだろうけど、主人公、ヒロインとも、この状態から抜け出して、どうやってハッピーエンドを迎えるんだ?」そんな展開なら良いのですが

「あ、やっぱり、ここで二人のよき理解者が死んだな」

「でもって、やっぱり主人公に対して、死に際に人生は一度きりだ、なーんてこと抜かしたな」

と、展開がパノラマビューではイカン。

最後まで書くのは、もう当たり前。

問題は、その上でどう面白く書けるか。


脱・定番といわれると……考えるな。

何しろ、定番は一つではなく、様々な『定番』がありますから。第一、自分で考えたオリジナルも、自分自身が知らないだけで、どこかの定番と激似だったらどうするよ。


悩んでいます……ご町内ナイト・オブザ・リビングデッドの『脱・定番』

しかし、定番という血まみれ極彩色が『ホラー』なのでは……嗚呼

悩みは深い




幽霊視るには

霊感ゼロ、マイナスにしても、幽霊を見た事なく、感じた事も無い……ということは、もしかして私は物の怪に無視される、すなわち『寄ってこない』『敬遠される』という事か。


ふむ、と思う私。8月の怪談キャンプに備えなくてはならない。

準備するものは、おやつと着替えだけでいいはずないのだ……せっかくの地に降り立って、結局全く収穫なしならまだしも、周囲の皆さんの楽しい悲鳴の中、孤独にぽつんと取り残されたら……それはイカン。

と、言う事でネットや記憶で「幽霊に遭いやすい、取りつかれやすい人」という特徴を上げてみる。


●同情しやすい人、頼みを断れない人……その優しさが、何かを訴えたい霊を引き寄せるそうで。

●落ち込みやすい人……ネガティブは同調しやすいとか。

●暗示にかかりやすい人……過敏に反応、恐怖で妄想に引き込まれてしまいやすいとか。


さて、己を振り返ってみた。


同情しやすい、優しさとは無縁です。同情? される方も厭なことあるじゃん。第一、私もそうだしさ。頼みがある? でもイヤなものはイヤだモーン、断るわよ。どうしてもというなら対価を寄越せ、ちなみに一番嫌いな言葉は「ボランティア」ですよ。

落ち込みやすい? ああ、落ち込むというより『やさぐれている』の方が近いな。

可憐で清純だった過去、世間の不条理に苛立ってモノにあたることも多くて、会社の金庫室の入り口を蹴りまくって、鉄格子のドアを壊したことがあったっけ。

「ああっ 何で壊れとるんやあ!?」

慌てる周囲に対して「さあ?」と、ちゃんとすっとぼけましたがね。

暗示で妄想に引き込まれやすいか…‥妄想癖はあるけど、持っているのは被害妄想とストーリー妄想。暗示の産物とは異なる気がする。


ここまで考えて、気が付いた。

幽霊視る云々以前に、自分自身の性格が人としてどうかという気がしてきた。

ついでに言えば、幽霊を視たがっている人に限って、あまり見ないという説もあったりする。

……性格といい、願望といい、二重にダメじゃん。

己を試す……怪異

霊感ゼロ、それどころかマイナスの疑いさえ持たれる私。

思い出すこと2016年の夏、心斎橋で行われたお化け屋敷『人形の家』最終日。

すぐ傍に会ったセットのトタン板が、謎の陥没。受付と会場を含むスペースで大音響が上がったはずなのに、それが聞こえた、聞こえなかった人が見事に半々に分かれる。

受付にいた私は、問題のトタン板から二メートルも離れていないのに、聞こえず。

実は、ベランダだの台所だの、妙なモノの目撃情報、実は満載の隠れたる心霊スポットの先生宅でも、全く感じたことなし。


格好の機会ですわ、8月24日。

何せ『怪談狩り』にも掲載された心霊スポットです。しかもキャンプで怪異を語り合うという催しです。おお、これは『霊的ボリシェヴィキ』のアウトドア版、明るい集団編ではないか。

あの映画では、あの世を召喚するために『この場を乱す』として、お守りを捨てられていましたが、リアルでは如何なものか。

さすがに持ち物検査は無いでしょうが、私がこっそり持ち込んだお守り、魔除けグッズの効力のせいで、怪異が一切起こらなければ、それはある意味、イベントの失敗ではないのか?

それはいかんな。怪異遭遇を期待して集まるイベントなんだし……て、本来禍々しいものに、妙に明るいものを持ち込むのが怪談ファンというものですな……恐るべし。


よし、試してみようと思い立つ。

受けて立とうじゃないのさ。

ホラー書いている以上、場の空気とか雰囲気とか、リアルで感じ取る必要があるではないか。

ここまで決意して、不安はただ一つ。

で、ここまでして、結局怪異に遭えなければ、もうオシマイですな。

……一生見ることは出来ないかも。