FC2ブログ
陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
呪怨の知名度

黒ずきんちゃんだの、何だか黒が主体の地味ぃなドレスばっかりだったから、次は正統派のワンピースを作ってみるかと、船場のセンター街で生地とフリルを漁る。

そうして、ついにブリュンヒルデちゃんのドレス完成。

「可愛いでしょ」

褒めろとばかりに、画像を片手に職場の皆さんへ詰め寄ってみる。

「……そらま、可愛いけど」

どうも人形は苦手なんだよねと、異口同音の皆さん。

「何だか、こういうアンティークドールってホラー映画に出てくるっぽいし」

なんですと? この私のブリュンヒルデちゃんがホラー映画出演ですって?

ホラー好きとして喜ぶべきか、感想的には怒れば良いのか、はてさてと悩んで反応が遅れた私の耳に、ある一言が!

「なんか、呪怨っぽいです……」

人形ホラーならせめてチャイルドプレイと言え! 呪怨のメインには人形は出て来ておらん! と職場のど真ん中、就業時間中に思わず怒りかけた私ですが、いや待てよと感心する。

ホラー映画苦手な人でも知っている『呪怨』の知名度は凄い。

ふむ、あの映画はやはり偉大ね……


だがしかし、人形とホラーの連想で『呪怨』を出す、この職場のセンスは間違っている。

いつか嬌声せねばなるまい。


15421935790.jpeg

スポンサーサイト
……観なくちゃな

アンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督の『恐怖の報酬』

好きな映画です。舞台はベネズエラ。冒頭、色の無いモノクロだというのに、うだるような暑さ、退廃的な空気がムワムワ漂ってくるあの映像。砂埃だらけの街。

砂埃で肺が満配になりそうな街には職がなく、食い詰めているのに切羽詰まったような、投げやりな明るさの男たちがたむろしている。


500キロ先の油田で大火災が発生。その火を消し止めるためのニトログリセリンを現場までトラックで運ぶ。ちなみに安全装置なしで、道は超悪路。下手すりゃ大爆発、粉々に吹っ飛ぶという正に命がけの仕事が舞い込んできます。

選ばれたのは4人の男たち。二台のトラックに分乗して現場へ向かうんですが、道中は洗濯板のようなでこぼこ道、落石に曲がり切れない道に崩落寸前の橋、そして沼! 

さあ、彼らの運命は!


何とも皮肉なオチですが。


知らなかったよ、まさかこの映画のリメイク版があるなんて。

しかも監督はウィリアム・フリードキン。


一番有名なのは『エクソシスト』ですが(フレンチ・コネクションもそうだった)この監督の狂人エピソードを最近知り、実に興味が湧いた次第。

エクソシストの撮影中、終始、出演者たちの緊張感を引き出すために撮影現場にショットガンを持ち込み、いきなりぶっ放していたとか、俳優の過去のトラウマを号泣する演技に利用するわ、女優が床に倒れるシーンは、実はホントにわざと転倒させたんだとか、正に悪魔的撮影。


……そんな狂人が撮る『恐怖の報酬』ってどんなのよ?

1977年に一度アメリカで公開されたそうですが、興行的には失敗し、日本では30分ばかりカットされた短縮版が公開されたそうで。

で、今回、ついに完全版・140分が公開!

観なくちゃな。


ああ、インフルエンザの予防接種なんかいらなかった。この情報さえあれば、フツーの風邪さえはねつけて見せたのに。

実に嬉しいけど口惜しい。



手芸の効能

最近、会社の昼休みに手芸道具を持ち込んで運針している。

「……昔はそんな人じゃなかったのに」

「一体何が、アナタを変えたんです?」

何だか悲劇クサく、事を聞いてくる周囲。

しょうがないでしょ。ブリュンヒルデちゃんのサイズのお洋服が売ってないんだからと、ぶーたれる私。


さて、モノを書いていない間、もしくは書けない間は大抵読書か映画を観ておりますが、何だかそれすらも億劫な時がある。

何でしょうね、創作物そのものを、ちょいと己から離したいという感じ。

本を読むのも、映画を観るのも、言えば「作者の考えや主張」を己の内側に取り込む作業ですので、感動であれなんであれ、受け手と送り手の間に摩擦が生じるのです。

その摩擦に、ちょっと疲れる時もある。


そういう時、一番良いのが手芸でして。

頭の中を休めるにも丁度いい。考え事するのにも良し。

じっと止まって考えるより、手足のどっちかを動かしながら思考する方が、脳みそにも良いと聞きます。


しかし、人形のブリュンヒルデちゃんのお洋服作りに、型紙を基にしてデザイン画を描いていて我に返った。


……手芸も、どこかで線引きしよう。









駄文更新・断酒と神様

さて、来週から断酒するべと決意し、それなら日曜日でもあるし、あと一本残っているワインを飲んでしまえと酒の貯蔵庫を開ける。

そして愕然とする。


夏に漬けたまま放置し、そのまま存在を忘れていた梅酒にレモン酒にイチゴ酒の瓶が、奥に並んでいた。その量、8リットル。

ヤバい、梅酒なんか丁度良い塩梅の香りになっている。イチゴ酒の甘い香り、柑橘とアルコールが混じる、刺激的なレモンの香り。

40度のホワイトリカーで漬けているので割って飲む。そうなると、これはかなりの財産……じゃなくてアルコール量ですか。


断酒はやめろとばかりに、ボジョレーヌーボーと共に現れた誘惑の魔手。

まあ、神さまってば、随分とエグイ試練をお与えになる……と考えている内に、次の仮説に思い当たる。

まさか禁酒を阻止せんと、酒の神バッカスが我が家に降臨されているのではないだろうね。

駄文更新・インフルエンザ

この季節、インフルエンザの予防接種のお知らせが社内にて席巻する。

インフルエンザは、罹ると普通の風邪よりも周囲に影響を及ぼす。

『●●さんがインフルで一週間休む』

となった瞬間に、●●さんの隣の席に座っている△さんにXさん及び、その周囲の皆さん、映画『アウトブレイク』のワンシーンのごとく、インフルエンザ感染の恐怖が訪れるんですね。



予防接種の季節になると、部署の皆さんがこぞって注射を受ける中、そして上司から予防接種を勧められる中、素知らぬ顔してやり過ごす大の注射嫌いな私。

第一、インフルに罹ったことは、この生涯で一度も無い。

「注射、受けといた方が良いですよ」と上司にやんわり命令されるものの、相手の性格温厚なのを良いことに『嫌です!』と逃げ回る。

「たかがインフルですよ。ペストや天然痘なら考えますが」

しかし、ついに説得役が差し向けられた。

「予防接種、受けましょうよ。もしもって事がありますから」

「注射するくらいなら、インフルに罹って死んだ方がマシ」

「死ぬのは結構ですが、ウィルスまき散らされる、私たちの事を考えて見て下さいよ」

「……」

言い放つ説得役。

「フツーの人のインフルならまだしも、アナタがばらまくウィルスなんか、超凶悪に決まっているじゃないですか。イヤですよ、そんな危険に晒されるなんて」


フツーなら「あなたの健康のため」とか、そういうもんでしょうがよ、優しさの無い奴だなあとブツクサと言いながら、予防接種を受けてきた。

人は優しい言葉より、時として身も蓋も無い自己保身の本音に説得されるものらしい。












ぼちぼち禁酒

はて、そういえば最近酒を呑まなかった日はあったか? 時がつく。

鍋と酒で回っていた気がする。鍋の動物性たんぱく質が魚か肉か? そしてワインは赤か白かが違うだけで、意外はほぼ同じ。

そろそろ体が白菜と豆腐に拒否反応を起こし始めたことだし、ついでに酒もやめようかと考える……居酒屋で焼きトンと串カツ食べながら。


実を言いますと、酒は好きですが、飲まないとやってられんというモノでもない。ただ、アルコール摂取した後のあのボケ~な状態で、好物食べつつ映画や漫画に耽溺するのが楽しいだけです。

でも、酒を飲んだ後は、全ての勤労意欲がマヒする。文章の構成能力がガタ落ちし、記憶はフェイドアウトして、部屋も散らかる。

「その毎日使っている酒代で、ブルーレイと本と漫画が何冊買えるんです?」

……そんなこと言われてしまった。確かにそうです。


なので、酒をやめよう。

これからは、清く正しい食生活に戻るのよ……と思って気がつく。

あ、15日はボジョレーヌーヴォーだ。


これって「酒をやめんでもよろしい」という神様のメッセージなのか、単なる試練なのか。

どっちだろう。




読書と映画週間終了

課題提出を終えてしまうと、ゴムがキレたように本と映画に突っ走る。

「どないして進めりゃいいんやあああ」と叫びながら転がりながら書くのは、クセにもなるマゾ的快楽を伴うものですが、読んだり観たりするのは気が抜けてよろしいもの。

書くのがマラソンなら、読書と映画は温泉ですねえ。

しかし、ずっと湯に浸かっていても湯あたりするし。


さて、明日は合評です。

しかし、最近「早くとっとと終わってくれ」的空気が流れている私の作品。

どんな審判が下されるやら……書き直しになったら、また一週間は、のんびり本を読むどころじゃないな、こりゃ。


今、読んでいるのはルース・レンデル「心地よい眺め」

誰にも関心を持たれずに育ったハンサム青年と、幼少のころに母親が殺され、心に傷を負った美少女が出会う。そこで二人はお互いの傷を癒し合う……はずなくて、イヤーな狂気の膜につつまれる、じわじわと悲劇に向かって歩んでいくお話。この人のお話は、空虚さと狂気がメインディッシュ。

面白いのよねえ。でも、次の週は提出なのよね。


課題を早く書いて、これ読もう。

本の続きは逃げないけれど、それでもすごく気になる。


何度も思うんですが、こんな話が書けたらいいなあ。







駄文更新・献立サイクル

スーパーの棚を見ると、鍋用野菜パックが半額になっていたので「ラッキー」とばかりに今日もかごに入れる。

豆腐も3割引きだった。後は動物性たんぱく質だ……と思った瞬間、ひどく食べることがイヤになる。

はて、おかしい。気分が悪いとが鬱とかそういう事じゃない。

純粋にただ「イヤ」と感じる。お腹は空いているのに。


何と言うか、野菜や肉を、魚に豆腐を、体が拒否しているんですね。

ヘンだ、心身ともに健康というか、不調は感じられないのに、食物をとることを体が拒否するなんて。

突然、フツーの食べ物を受けつけなくなったなんてまるで「今書いている課題」ではないの。

そういえばずっと前に、人肉食に目覚めたイケメン男子高校生が、ひどい空腹のはずなのに、普通の食物を体が拒否するシーンをずっと昔に描いたな。

何と言うか……虚構が現実に侵入するとはこの事ね……とスーパーの売り場で、独り感心する。


いや、それにしても参ったね。お腹が空いている時は、鍋が一番手っ取り早くて良いんだけどさと考え、そして気がついた。

あ、いけね。ここしばらくずっと鍋だわ。


平日休日問わず鍋だわ。10月に入って毎日晩は、ほぼ鍋だわ。

いやあ、どうりで燃えないゴミの日の空き瓶が、ほぼポン酢であるはずだ。

そりゃあ、自分で知らぬ間に白菜や豆腐を拒否する体にもなるわね。


結構困っています。

もう、鍋シーズン本番到来だというのに……そして、セールの日に、すでにポン酢を買いだめしているんだけど。



ココロの休憩とホラー映画

疲れた時、ヒーリングを求めて『悪人が一人も出て来やしない、心洗われる人生賛歌ドラマ』『がんばれソング』『クラシック』というジャンルを求める人もいますが、時として「疲れた時はハードロック」「肉片と血が飛ぶ刃が飛ぶホラー」のほうが、心安らぐタイプがいる。


ええ、わたしは後者のタイプ。気がささくれ立っている時のハードロック、その激しい音とメロディが妙に心を落ち着かせてくれる……ほとばしる血しぶき、砕け散る人体の赤い破片の映像が、己の凶暴性を鎮めてくれるのです。

今夜の夕食は、切り刻まれた肉の断片が浮かぶシチューと、キリストの血ともいう赤いワイン。

あ、ブルーチーズを冷蔵庫の奥で発見。

フランスパンと一緒に処分しよう。


て、わけで見ているのが『ファイナルデッドシリーズ』

パターンは一緒です。主人公の予知で、大事故に巻き込まれて死ぬはずだった人たちが難を逃れて生き残る。しかし、その場で死ぬはずだった人たちの運命は変えられない。

次々と悲惨な死を遂げていく登場人物たち。主人公は恋人や友人たちと共に、何とかして生き残る方法を見つけようとあがく。


運命から逃れられず、登場人物たちがどんな凄惨な死に方をするか? がこのシリーズの目玉でして、ありとあらゆる「やだなあ」な死に方が披露されます。

たまにフェイントもある。それがいい。


このシリーズは、小道具の見せ方がなかなかよろしくて、日常のなんでもない『ハサミ』『スプレー缶』『天井の扇風機の切れそうな羽』『風呂場』などが、意味ありげに映されます。さあ、この何でもない日常雑貨が、どのような形で凶器となり、または死への連鎖反応のキーとなり、人を死に至らしめるのか?

「事故はこうやって起きる」の実例みたいなものもありまして、いやはや、ちょっとした油断が怖いことになる。おかげで彼がハラワタをぶちまける羽目になったじゃないのよ的な教訓を教えてくれます。


に、しても何なんでしょうね、ホラー映画を観て己の心が和む、その理由は。

人の悲惨な運命を覗き見る、悪魔か神の視線になっているんじゃないのかしら。

己の存在の矮小さを、錯覚させてくれるひと時なのかしらねえ……なんて思っているたんですが。


さっき食べたブルーチーズに、白カビが生えていた。

しまった、気がつかなかった。

いや、元々カビが生えたチーズだし、そうなればカビの色が青か白かという違いだし……いやでも、色によってはカビの種類が食用か否か、変わって来そうな気もするし……あ、でもこのチーズ、ちょっと高いんだわ。400円もしたんだぞ。(いつもは300円)カビの色の違い、どうってことないやい。


映画を観た後、矮小すぎる食生活に翻弄されている。


設定分らん

ブログというのは、読んでいてくれる人の数や、ランキングが分かる仕掛けがあるらしい。

ランキングの見方は分かる。ブログにログインして、管理画面開いて、どこぞをクリックすればよろしい。何時基準の集計が出てきて、昨日よりも何位上がったとか落ちたとか分かる。


「いえ、もう少し詳しい数字は分かるはずですがね。プレビュー数とか時間帯とか」

どんな内容のものがウケが良いか、悪いか、傾向もコレで分かるし、どんな人が読んでくれるかも分かるって仕掛けも出来るらしい。

「設定の仕方が分からん」

言い切る私。

呆れる周囲の皆さん。

「ネットで検索するなり、何なりマニュアルが載っているはずでしょ」

「やったけど、訳分かんなくなって止めた」

時間がもったいない。

15分以上パソコンいじくって、全く分からないなら、もう一生分からんのです。

見切りは早くつける主義だ。特に自分の不得意分野に関しては。


それにしても不思議なのは、一体全体、皆どこでそんなパソコンの設定だの何だのを習ったんだ? という疑問。学校教育のカリキュラムに含まれていたっけ?

まさか、DNAにマニュアルが刷り込まれているのか? 


最近は己のパソコンへ向かって「キミもさー、サーフェスプロ4というマイクロソフトの高級パソコンなんだから、マスターの願いをくんで、自動でランキングの設定くらいしてくれんものかね。変形して宇宙人と戦えとまでは言わないから」と話しかけている、機械音痴の末期症状。


一昔前のロボットアニメの第一話にて、『偶然』ロボットに乗ってしまった主人公が、初めてのくせにロボットを操り、敵を撃退するセオリーに対し「けっ、最初からそんな風に操縦できるかい」と、子供心思っていたもんですが、己の機械音痴を自覚して以来、考えが変わった。


多分、私以外の人々は初めてでもロボットの操縦が出来るに違いない。