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陶磁器と文鳥
日々の雑文、カキモノをしている悩みなど
クリスマスだし

思えば去年のクリスマス、捻挫した足をいたわりつつ、異色ウェスタンと名高い「殺しが静かにやってくる」を観賞し、あまりのショックでワインを噴き出したのを思い出す。

その後、この映画は、かの中島らもさんのエッセイにも出ていた「悪党が最後に笑うというエライ映画」であり、マニア間では「家族で見ない方がよい」「波動砲並みの衝撃のラスト」と名高いと知る……。


て、わけで、今年は赤ワインを噴き出すわけにはいかない。

しかも、今回は牛ヘレ肉のステーキと生ハムの生春巻き、フランスパンという献立です。

ちなみに肉は半額で500円だ。スーパーの肉売り場に、タイムセールを見越して張り込んでいた甲斐があったというモノ。

「マスターズ・オブホラー」を観る。

ジョージ・ロメロ監督と、ダリオ・アルジェント監督が、かの有名なポーの怪奇小説を元にして作成した、2編の競作。


「ヴァルドマー事件の真相」


病床にある大金持ちの老人。その妻が、老人の主治医となった昔の恋人と手を組んで、多額の遺産を手に入れようとするお話。

遺産を手に入れるには、老人である夫のサインが書類の要所要所で必要。

しかし、死にかけで猜疑心が深い夫から、そう簡単にサインを書かせるわけにはいかない。

なので、ワルイ主治医は夫に催眠術をかけて操り、金を引き出す書類にサインさせたりするんですが、催眠術罹った状態のままで夫は死んでしまう。

夫の顧問弁護士は、その妻の悪だくみに薄々気がついていて、夫のサインなしで勝手に資産を動かせないようにしてある。

財産を全て巻き上げるには、書類手続きが済むまでは、夫が生きている風を装わねなりません。

さて、妻と主治医は夫を冷凍して、死亡日付をずらすべく、時間稼ぎをしようとするんですが……あらま、ロメロ監督、やっぱりゾンビ仕立てになりましたか。


ロメロ監督って、ポーにそんなに影響はない、ただ自分が得意な作風をいつものようにやったって感じです。

定番です。安心するほどです。


さて、この映画の原作、元になった話は、ポーのどの話だっけ?

読みたいので、探さなくては。


ダリオ・アルジェント監督は、ベタベタ『黒猫』『アッシャー家の崩壊』など、原作が分かりやすい。

多分、ポーが物凄く好きなんだろうな。


死体写真で名を売っているカメラマンは、同棲している恋人が拾って来た黒猫を、自分の写真集の題材のために殺してしまう。

愛猫を探す恋人と険悪になる主人公、そして殺したはずなのに、再び彼の間の前に出てきた黒猫。

猫を再び殺そうとし、恋人と諍いになって、相手を殺した主人公。こうなれば後は想像通りです。

音楽とか悪夢の雰囲気とか、とってもアルジェントっぽい作品です。

ああ、大丈夫。黒猫さんどうこうする直接的シーンはありません。


今回は、まともにクリスマスを過ごせた。

でも、ワイン一本空けてケーキ3個食べて結構腹が膨れている……



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