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陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
本とゴミ

朝の出勤時は大げさでも誇張でもなく、コンマ単位で動く。

ですので、ゴミを出す日は通常よりも30秒ほど早めに家を出ます。ゴミ集積所で足を止め、ゴミ袋を放り出してカラス除けのネットをかぶせ、居合わせたご近所に挨拶して30秒ジャスト。

いつもはこれで、時間に狂い無し。

……の、はずでしたが。


ゴミ袋を放り出した時、他のゴミ袋に目が吸い寄せられた私。

半透明のレジ袋に、ゴミを入れて口を縛り、それを市の指定半透明のゴミ袋に入れているので、わずかですが中身が見える。

……レジ袋から見えるのは、野菜くず、茶葉などの生ゴミ。そして、それと一緒に入って捨てられているのは……文庫本。

タイトルまでは見えないけど、薄く見える表紙の色彩から、どうもライトノベルズっぽい。

「おいおいおいおいおいおいおいおいおい」朝から凄まじい衝撃。

本ですよ。

新聞紙や雑誌はそうでもないのですが、書物、それも装丁がされた本に対しては、やっぱり特別視というか、尊厳というか、神聖なものとしての感覚がある。

それが、生ごみと一緒にレジ袋に入れてポイ。何だか本好きの魂を踏みにじられた気分。

せめて、古本屋に売ってくれ……そう思ったのですが。

「いや待てよ、普通の神経なら、本を生ごみにはしないわな」

本を読む人間ならば、例え無意識であっても本に対する尊敬の念はあると思う。

例え趣味に合わなくても、読み飽きても、本は滅多に捨てられない。誰かにあげる、古本屋に売る、資源ごみに出す。

叩きつけたくなる本でも、あんな捨て方しないぞ。

まさか、あえて生ゴミにか? 出勤しながら考える。

「あの本は、読者からあんな捨てられ方をされるほどの内容だったのか? 生ゴミにされるほどの事が書かれてあったのか?」

でも、ひどいことには変わりない。


しかし、残念ながら、私は30秒しかゴミ捨て場に留まれない身。

もう少し時間があったら、あのゴミ袋を漁って、本のタイトルとか、捨て主など探れていたのに……実に残念。


やっぱり、朝には余裕が大事だわと反省した私です。

それにしても、本のタイトルが気になる……

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