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陶磁器と文鳥
日々の雑文、カキモノをしている悩みなど
ブランドの力

ブランドの時計200万円をレンタルし、周囲の反応を見た、という記事を読む。

当然というか、そんなもんだなというか、筆者の時計の価値を見て感心してくれたのは、一部の人という。そんなもんです。


えー、だからブランドというモノはだから価値がないだとか、見栄っ張りのアイテムだとか、いう気はないです。

むしろ、それを見栄っ張りのアイテムにする輩に腹が立つ。


ブランド、という名声を確保するために、どれだけの困難と試練、職人の人々の切磋琢磨があったか。

創業者の苦労はもちろん、それに続く名も無き従業員、および職人たちの技や汗や労働力が、その工場の名声を作り上げたのです。エルメスだって、元は馬具の工房。その縫製の方法はいまだに継承されている職人技で、イギリスの陶磁器ウエッジウッドの創始者、ジョサイア・ウエッジウッドも、どれだけの道のりを経て、クィーンズ・ウェア(ウエッジウッドの代表的な作品)を開発したか。

マイセンの初代開発者なんか、友だちは猿一匹、アル中で短命です。

ええ、ブランドの影には涙と悲劇と汗がある。


己の会社を大きくするのが、経営者の望みなら、それはそうでしょうと思いますが。

しかし、その作品(商品)を手にする理由が、単なる見栄っ張り、異性にモテたいとか、そういう理由だとすれば、浅すぎやしないか。

別に、ブランドのウンチク語れとは言いません。

高価な商品、その値段の裏にある背景に、名も無き職人たちに敬意を払え。

そう思うのです。

自己満足、それなら良いです。

自分は、この商品を手に入れるほどにまで稼げるようになった、その自己満足は、商品に対する一種の敬意でもある。

そんな自己満足よりも、たんなる見栄っ張りにムカついただけですが。


ちなみに、そんなこと言っているキミはどう? と聞かれたら。

見栄っ張りにの道具にするどころか

『あんな奴が手に入れることが出来る逸品なんて、あてにならない。もしかしたら、偽物かもしれない』

なんて囁かれています。

すまない、マイセンにウエッジウッドにジノリにリモージュ、コペンハーゲン、大倉陶園、深川製磁にその他もろもろ。

みえで君達を買ったのではない、純粋な陶磁器愛だ。

食器棚のメンバーに、今日もそう言い聞かせています。




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