陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
続・塾のあっち側
前回続き。

「怖い」の感覚が麻痺した先生より、投げられた突然の質問。

「それで、この話は映像化するなら実写?」

きっぱりと打ち返しました。
「アニメでお願いします」

漂う微妙な空気。クロサワをこよなく愛す映画人、先生に刃向かう塾生。私の青春と文化は、1980年代のアニメ黄金期によって磨かれています。
ついでに言えば、このストーリー妄想もアニメで進みます。
キャラクターデザイン、内田順久でよろしくと付け加える私。あの人の描く絵は、男女どちらも色っぽい。

「人を喰う場面は、実写のほうがインパクト強いで」
「絶世の美人を出しているんですよ。実写じゃどの女優さん使うんですか」
「美男美女を書きたいんか? ホラー書きたいんか? 実際に無いものを作り上げるのが映画だ。アニメでスプラッタはイマイチ迫力に欠ける」
「うーん、でも美少女はアニメのほうが完全形ですし、これ、内容はラノベ色を強めていますしね。ラノベはアニメでしょ」
「ラノベ! 真代屋の本みたいに肌色が多い表紙のラノベ! 」

うーん、そうだった。人間を喰う事ばかり気を取られていたが、ラノベにするには「お色気」が必須だった。

「分かりました。先生。制服のスカートを短くして、すそがヒラヒラする描写を入れましょう」

この日、出席されていた新しい塾生の女性、Kさんも前にいらっしゃったのですが……笑われていた気がします。
物凄い映画マニアの方です。そんな映画あったのか!と叫ぶようなものをご覧になっていました。
映像が大好きで、脚本を書きたいとのこと。
合評のその後の飲み会で、映画話で盛り上がったのですが……元々先生のファンの方で、ついにお会いできたと、とても嬉しそうにしておられました。
そうだった、私もそうでした。高校生の頃くらいに出た新耳袋に、あれで衝撃を受けたんだよなぁ。
正に雲の上の方で、入塾最初は恐れ多い気がしていたのに、尊敬の念は変わらずとも、態度はかなり……あああ。

先生、申し訳ありません。今まで緩んでいた態度を改めます。

でも、映像化するなら実写よりアニメです。
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