陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
世間にもまれる、という事
自分の人生の中で、あれやっといて正解だった……と思うことがあるとすれば、それは
「ちゃんと就職しておいて良かった」
という事でしょう。あくまで私に限っては、ですが。

私が就職したときは、バブル最後の年でした。
フリーターという言葉が出始めたのは、この頃ですね。
当時は美味しいバイトが多く、うまく立ち回れば社会人一年生よりも稼げた時代です。実際、私の周囲では「就職してからの方が、収入が減った」という人いたし。

まあ、実際そうだな。私の月の手取り、12万くらいだったかな。ええと、毎日朝の8:10くらいに出社して19:00~21:00まで働いておりました。金融機関でコレよ。

安定した稼ぎや将来への展望、就職にはそんな理由が第一でしょう。ですが、私の就職先のように、必ずしも給料が良いとこばかりとは限らない。

就職には、金を稼ぐ、それ以上に重要な目的とおまけがあるのです。

それは『経験値』『社会人マナー』

流動性の高いアルバイトに対しては、さして煩くはありませんが、正社員で雇うとなると、いずれは稼いでもらわなくてはなりませんので、雇用主は死に物狂いで新人に『社会人ハウツー』を叩き込んでくれます。

電話応対は基本、言葉遣いに接客方法、説明の仕方に立ち振る舞い。
酒の飲み方から仕事の段取りの仕方、ホウレンソウに、金銭の授受の基本や、書類や契約書などの重要物の取り扱い、受け渡し方まで、細に入り微に入りです。
マナー本には書かれない、暗黙のマナーも教えてくれる(これ、すごく大事)

『現金その場限り』という言葉を知ったのは、社会人になってからでした。
金銭の受け渡しは、双方その場で確認。後で足りない多いがあっても、その場でないと確かめられないという事。
『トラブルは金銭がらみが一番多いんだから、その場で確認しなさい』
とのことでした。

理不尽、運が悪い、間が悪い、大なり小なり、ありとあらゆる不測の事態に対応できる図太さや、失敗して落ち込んでも、さっさと起き上がる切り替えの早さと鈍感さの必要性も、体で教えてくれる。

マナーも根性も、気の利かせ方も、社会に出る前に自分で勝手に体得する人もいるかもだけど、多分稀な人です。

世間に出て、もまれて損はない。
就職するか、どうするか迷っていたあの日、プレイボーイ誌のキッス様の人生相談を読んでおらず、私は小説一筋に生きると、独りこもって外に出なかったら……ああこわ。

世間を知らないので比較対象が無く、おのれのレベルを勘違いした、社会性の無い礼儀知らずの作法知らず、歩く社会の迷惑になっていただろうと思います。

失敗を隠すなこのオタンコナス、報告期限は守らんかい、整理整頓しろっていつも言っているだろうがこのうつけものと、時には罵声に体罰と、手段を選ばずに私に社会人恐育を施してくださった、過去の先輩方に厚くお礼申し上げます。





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