陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
怪談の記憶
8月14日日曜日の午前25時半、北野誠さんの茶屋町怪談を聴いて後悔。
……怖いよ。笑えないよ。
松原タニシさんの話は、怖いやら可笑しいやらだったのですが、その後の2話が……いやだぁぁぁ。

うっかり足を踏み入れたことで、異界に侵食されていく日常。その後、元の日々に戻れるのかどうかも分からない不透明感。
そんな話を聴くと、私、これからも怪談好きで良いのかしら? と思わせられます。

さて、子供の頃から怪談好き、小学生の頃から幽霊話を好んでいた私。その範囲は大元なら扶桑社からメディアファクトリー、超怖いから2チャンネル、そして竹書房まで。おそらく結構な数を読んでいるはずなのですが、おかしなことがある。それは……

話があまり記憶に残らない。

はて? 

おかしいな、他のジャンルの本の内容は覚えているんですよ。ミステリーでもホラーでも、下手すりゃ25年以上前に読んだ本の細かい中身まで覚えている。
それなのに、3か月前に読んだばかりの実話怪談本の中身を忘れるって、何?

ぱらぱらめくっていたら、なんとなく思い出すんですけどね。
同じ本を何度でも楽しめるじゃないか……そんなことも考えたりして。

霊感全くなし、幽霊見たこともなく、感じたこともほとんどない。

しかし、先日『人形塚の家』に入って、そのいわくつき人形を目の当たりにしたとき、驚愕しました。
ぜんっぜん何も感じない。
凄い人形なんですよ? わざわざお祓いしたくらいの、もしくはお祓い断念された子もいるらしいのに。
これはいくら何でも、かえって大問題ではないのか?

もしかしてと思い当ったのは……今まで単なる超鈍感と思っていたものは、魔から身を守るための、何らかの防御機構だったのか。
だとすれば、怪談本の中身をすぐ忘れるのもそれか?

うわ……なんてことだ。

この体質なら、安心して怪談を楽しめる。








スポンサーサイト
コメント
コメント
怪談は語り、聞き、連鎖するもの
ごきげんようです。

茶屋町怪談は僕もYOUTUBEで拝聴しダウンロードして繰り返し聞いてますが、確かに後味悪いですねぇ・・・

でも、この後味の悪さの奥底にヒッソリと沈んだ不思議な「豊かさ」、これぞ「怪談」の醍醐味かなとも思います。

お盆興行の「怪談サロン」も連日お邪魔しましたが、後半嬉しかったのは、一見さんがオズオズと手を挙げて怪談を語れれるようになったことで、またその話が怖い!

「怪談は語るもの、怪談は聞くもの、怪談は連鎖するもの」という真理をいまさらながらに実感しました。
2016/08/17(水) 23:17:43 | URL | 中島浩光 #AH9/n9xo [ 編集 ]
Re: 怪談は語り、聞き、連鎖するもの
中島様へ。

いつもサロンにお越しいただき、ありがとうございます。

そうなのです! 一見さんと思しき人がすごい話を持っている、そしてそれが連鎖していくのを聞きながら、どんなに楽しかったか。芋ほりの楽しさに似ていますね。正に芋づる式。

結構な数の怪談が集まったようです。今後のイベントに、先生がそれらをどうやって料理し、芸に仕立て上げるのか、とても楽しみにしています。

こんな機会がないと触発されないだけで、もしかしたら皆、一人一人は必ず怪の思い出を持っているのかもしれません。
2016/08/18(木) 01:45:23 | URL | みほ #- [ 編集 ]
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://miho1130929.blog.fc2.com/tb.php/145-4cd7b9cd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック