陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
プロを見た


怪談の魔にゲストとしてお越しいただいた芸人さんと、打ち上げをご一緒させて頂きまして。
「事故物件住みます芸人」松原タニシさんです。
彼にはどうしても聞きたかった質問がありました。

「事故物件住め、と言われてハイと住めるものなんですか?」

いくら大先輩芸人、芸の師弟関係の厳しさは話には聞いておりますが。
しかしマイホームです。
己を開放する楽園、休息する布団。死守するプライバシー、この自分の聖域ともいえるべき場所を、そんなおっそろしい企画に差し出して良いのか?
差し出すにしろ、迷いはなかったのか?

「はい、僕がそのオンリーワンになれますから」

私がその時、松原さん凄い、と思ったのは、その言葉よりも彼の表情。

「え? 当たり前なんじゃないですか?」
と、そんな顔だったんですね。至極当然ではないですか? そんな感じ。

プロって、そういうことねと、その表情でストンと納得。

『カメラを向けられても、機械が顔認識しない』その怖さも、 『ネタ』『芸』として当たり前として受け止めてこなす。そこには悲壮感もないし、必死感もない。

ネタに「なる」「ならない」プロって思考がシンプル。

「自分にしか出来ないことが、付加価値やろ。サラリーマンと違うねんから」
向かいでビール片手に先生。

そして、芸が売れるか、売れないのかの境目を教えてくださいました。
うっわー、芸人も漫画家も小説家も同じだ。
仰ることが皆さん同じ。芸の真理ともいえよう。

そして真夜中、あの千日前の大型電気屋さんの前を通り、千日前火災にまつわる中山先生の解説を聞きながら夜中の御園ビルへ。
そして、御園ビルにまつわる、あのイヤーな怪談の場所を指さされつつ、幽霊出現率の高いフロアのお店へ。

カルピスの原液のように濃い、夏の終わりでした。










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