陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
塾の効用

「ブログの更新は毎日しろ」

中山先生の言葉であります。物書きになるんだろ? 毎日書く癖つけようよ。常に書くネタを見つけるのも作家の修行だよと。


書くだけならできます。日記書いてりゃよろしいのです。毎日会社に出勤し、日々の業務をこなしながら同時に失敗を隠匿し、昼食をとりながら、やたらチェックが細かい上司をどうやってダマし、書類に判を押させるか、宿題をしない小学校5年生をどうやってその気にさせるかなどを、仲間たちと語り合い、仕事が終われば帰宅途中にスーパーに寄ってお惣菜買って帰る。


映像化して試写会したら、5分で皆寝るわ。こんな内容。

と、いう訳で、私の日記は不可。違うことを書かなくては。


この夏は駆け抜けた感があり、作劇塾に入って、思えばここまで来たものだと感慨深い。

そういえば、最初はこの塾に入る気はなかったのよねと思いにふける。モノを書くのは好きでしたが、金を払ってまで塾に入る必要性はないと思っていたんですね。

「文章作法もなにも、書く奴は勝手に書く」と、中島らも先生がそんな事を仰っています。


入塾したのは、作家と読者が同一人物である状態に飽きたのです。まあ、ただ自分のレベルが知りたかったということで。


第三者の目に、自分の作品を触れさせる必要性は、もう十分感じています。上手い下手、面白い面白くないが冷静にジャッジされるのは勿論ですが、自分の適性というものを見つけてくれるのも第三者。

お笑い小説、もしくは怪談。自分は向いていると思っていたのに、結局はホラー担当。そっちへ行けと軌道修正されて、そして実際、怪奇現象よりサイコとスプラッタの方が書いていて「ノる」



それに、否が応でも合評課題提出、期日までに書かないとというプレッシャーが得られます。一人で好き勝手にやっていたら、得るのが難しいこの強迫観念。

慣れたら楽しい一人マゾ状態。職場のトイレの中で、何回頭を抱え、何回「閃いた!」か。

あの瞬間! トイレの個室で踊っていたもんね。


そして何と言っても、作劇塾の人たちって何らかの『オタク』集団です。漫画もアニメも落語も映画も、野球も美術もお茶のポットも、自分の知らない世界を見せてくれるし、逆に、周囲には通用しない己の趣味が、ここでは立派な武器となる。


職場や学校以外とは、全く異なる世界を持っている贅沢を味わえます。


と、まあ良い事の方が多いなと、過去を振り返っていましたが、ここでの恐ろしい欠点に気が付きました。


睡眠時間が減った。












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腕の見せ所
ごきげんようです。
「怪談の魔」無事完走して良かったですね・お疲れ様でした。

中山先生の仰ること、僕はなんかわかるような気がします。

そりゃ人間毎日毎日そんなネタになるような面白いことはありません。
同じことの繰り返しみたいな、面白くも可笑しくもない日々の連続に見えます。

芸人さんって、日々の生活であったことを喋っても面白いけど、よく聞いていると面白くもおかしくもないんです。内容は。

おそらく屁みたいな出来事でも膨らませて面白い話にするのが上手なんでしょうね。

「面白い出来事」が約束されている日常なんて誰にもないわけで、平々凡々でつまらない1日を、いかに面白い話にするかが作家の腕ではないのか?
先生が仰りたいのはそういうことじゃないかなと思います。

仕事だって同じだと思います。よく若い人が「やりがいのある仕事がしたい」って言いますけど、僕は「そんな仕事はこの世にない」と言います。

やりがいが約束されている仕事なんてどこにもないけど、つまらない、嫌な仕事でも自分の心の持ちようで面白くなる。「やりがい」とはその結果感じるものだと思います。

でも、それがあるのが前提になると永久に「やりがい」なんて見つからないt思います。つまらない仕事を「やりがいのある仕事」にするのは他ならない自分自身です。

大丈夫きっと書けますよ。頑張って!!
2016/09/06(火) 00:45:01 | URL | ひろみつ #AH9/n9xo [ 編集 ]
Re: 腕の見せ所
中島様。

ありがとうございます。とにかく書け!という事を念頭にしております。面白いかどうかは主観と客観があるので、何とも言えませんが……
でも、つまらないことを面白く書くのは修行ですね。小説も書き方によって、ストーリーが生きもするし死にもする。その方法を自分なりに身につけろ! と思っています。

ネタに困って昼ご飯をアップし始めたら、おしまいですね。
2016/09/06(火) 22:53:17 | URL | みほ #- [ 編集 ]
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