陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
夢を追う男:考

映画『王将』観まして。

地味だけど、良いなあ。夫が捨てようとした「王将」の駒をお守りにして亡くなった妻、妻に先立たれた坂田三吉が、昔の家の前で通天閣を見つめている姿が、機関車の煙の中に消えて終わる。

(ノД`)・゜・。


さて、ワタクシの男選び基準に『夢を持っていると語る男』は博打であるので、基本はやめとけとしております。

いえね、良いんですよ。夢はね、目標という『核』を抱えている男は、一見かっこいいですからね。

だけど、その夢という種が発芽するか否かは、話別。

倉田真由美さんの「だめんずうぉーかー」を読みましょう。あれはバイブルです。白眉です、これまで男選別方法や女の幸せ追及マニュアルを読みふけりましたが、あれほど身につまされる、肌感覚でギリギリくる書物はない。

その漫画の中でも、一番不良物件とされているのが『夢を語る男』でしょう。

だって、基本、そういう奴って責任感が不足しがちですから。

「好き」と「責任感」は対局ですからね。

好きと違って、責任感とは我慢すること、義務を果たすことがセットになります。両立は結構難しいのよ。


そんな奴と一緒になってみろ、苦労は目に見えているというか、3Dですよ。パノラマですわ。

場合によっては、その『好きな事』も好きなのかどうか・・・・・・だって、好きな事を仕事にしたい、というより「気楽な生活を送りたい」「辛い事はしたくないから、好きな事でなんとか暮らせないかなー」という勘違いもいますし。


鍵は「夢語り男」が根性と実力を備えているかどうか、ですね。「好き」も根性無しではいずれは枯れます。

ですが、本当に根性あって「好き」を追及しているのなら?

生活に関する責任感はこの際、もう勘弁してやるしかない。


責任感はなくとも、坂田のように『基本は奥さん大好き』なら、まあ何とかかもしれません。

妻と娘が心中図ったと聞いて、勝負を投げ捨てて駆けつけ、家族のために将棋を捨てると決意して盤を焼こうとしています。

その姿を見て、奥さんの小春は決意する。

実際に将棋の天才だし。


幸せになるかどうかの見分けポイントは、そこか。


えーですので、今日は朝ご飯を作らずに昼前の11時まで寝ましたし、文章書く時間を捻出するために、夕食は焼き鳥屋さんに行きたいと駄々をこねました。

生活に関する責任感は、勘弁してやるしかないのです。


分かってくれ、亭主。





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コメント
コメント
ごきげんようです。

「王将」ご覧になりましたか。そしたらお次は「無法松の一生」ですね。もしかしたらご覧になってるかもしれませんね。

ちょっと前にも書きましたが、昔、坂田三吉を横山やすし、小春を吉永小百合のキャストで「王将」という企画があって流れましたが個人的にはピッタリのキャスティングで見たかったです
2016/09/26(月) 00:01:35 | URL | ひろみつ #AH9/n9xo [ 編集 ]
Re: タイトルなし
ひろみつ様

「無法松の一生」坂妻を観るなら必須映画だと、塾生にも先生も口をそろえて勧められました。
どうやら名作のようだ……らしいので、リストにはアップしている作品です。
それにしても、この塾に入って特に変わったのは、昔の邦画を観るようになったことだなあ。
こんなに面白かったのか! と観るたびに悔しい思いをしています。

2016/09/27(火) 00:58:16 | URL | みほ #- [ 編集 ]
坂妻なら
ごきげんようです

坂妻なら、僕も是非見たいと思っている映画に木下恵介監督の「破れ太鼓」があり、これも傑作だそうです。

あと坂妻じゃないけど、山中貞夫監督の「人情紙風船」はご覧になりましたか?

見てないなら必見です。傑作です。
こんな映画、ちょっとおまへんで。
もしや、これを見てないなんて・・・・淀川さん風に言うと「まあ、あなたこれ見てないの?死になさい。殺しますよ」
2016/09/27(火) 12:05:08 | URL | ひろみつ #AH9/n9xo [ 編集 ]
Re: 坂妻なら
ひろみつ様

淀川さんには何度殺されたことでしょうか。
必見と名作と観たいものが多すぎて、手が回らない幸せよ……誰か私の代わりに、仕事へ行ってくれないかと思う、今日この頃です。
2016/09/28(水) 00:52:44 | URL | みほ #- [ 編集 ]
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