陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
真面目:考

そもそも、意味が二つあるからいかんのだ。


真面目をこよなく愛す、女性の立場から考えてみました「真面目」

ええ、辞典には嘘やいい加減なところが無く、真剣で本気。そのさま。

真心があり、誠実。


おおおおおお人間の鏡。

それが男性であるなら、妙齢の独身であるなら、世の女性は大挙して押し寄せます。

プロポーズする前に、既成事実を作っております。

だって、そんな人を伴侶にすれば、幸せだもん。

だってさ、女性の挙げる結婚相手、恋愛の相手、共通項がそれですよ『嘘つかない人、いい加減じゃない人』


ははあ、それがなぜこうなっちゃったんでしょうね。

真面目=「面白みのない奴」だなんて


指示されたことしか出来ない思考停止と、教養が無いのか余裕がないのか、打ったボールを満足に返せず、もしくはありきたりの会話しか出来ない面白味のない人間とは、『真面目』の意味が違いますよ。

真面目とは、尊いのです。


仕事にも私的生活においても、ちゃんとルールを守り、人として間違ったことはしない。

嘘はつかず、約束は守り、人間としても道徳は守る。


面白味とか、ユーモアとか、要領の良さとか、その前に人間として守るべき基本、それが『真面目』

だってそうでしょ。面白かろうが、発想が奇抜であろうが、腕っこきであろうが、その基本に『信用』がないと、砂上の楼閣じゃん。つまんねー以前に、聞く耳もたんよ。

こっちは仕事なんだ、金をもらうんだ。

ならば、確実で安全な相手でないと取引は出来ん。

だと思いますけどねえ。


女性の心理に関してもそうです。


顔が良かろうが、金があろうが、優しさとか信頼とかは『真面目』の上にありますから。

遊び相手なら、その上澄みだけでいいけど、実際に彼と運命共同体になれるか? 彼の子供を産み、愛せるのかと詰め寄られたら……見えてきませんか?

真面目の基盤の上に、女は好みがあーだこうだと言えるんです。


ですので、真面目だからモテない……隣のチャランポラン、人間失格野郎はハーレム状態、もしくはさくさく結婚して、嫁がいる。そう思っているアナタ、それは違います。


世の中の、あなたと同類『真面目に将来を考えているお嬢さん』は、あなた方をじっと見極めようと頑張っています。

真面目な人間か、否か。己と真摯に世の中を見つめ、この先十数年の人生を共に歩める相手か。子を儲け、育てて老後を過ごし、一緒に墓に入っても幸せと思える男性か。

自分の生涯を、一緒に歩める人か。


じゃあ、ちゃらんぽらんな野郎の嫁は、何を考えているかって? そりゃ、見聞録によると、コントロールするか、見た目の軽やかさに騙されて失敗するか。

まあ、一見ちゃんぽらんでも、その底にあるのは『仕事(芸)に対してだけ、真面目』『真面目なのにそう思われたくない、非常な恥かしがりや』かもしれませんけど。


まあ、どちらにせよ、真面目は尊いです。

真面目がモテないのではなく、融通が利かず、命令された仕事をこなす以外に創造性や積極性も見せず、話題も面白味が無いからモテないだけです。真面目とは別です。

かといって、流行を追えば面白いのかといえば、違うというのが難しいところです。


と、いう訳で、周囲の女性に聞いてみました。君が独身だと仮定し、真面目な男はいかがか? そして、あなたにとって面白い男とは何ぞや?

答え『真面目! いいじゃん、とってもOK』

『面白味? 何か趣味ある? それがあれば、話題のとっかかりが掴めるじゃないの。ああ、何なら私が人生の楽しみを色々教えてあげようじゃないか』


大丈夫です、世の中の剛腕女性は、男は真面目であればいいのです。真面目さえあれば、社会性は間違いない。あとは己の力量で相手を一流に育て、共に人生を楽しもうじゃないかという男前があふれています。

もう未熟な女を自分好みに育てようとする。マザコンロリコン併発野郎、光源氏の時代は古いどころか、踏みにじられて消滅しています。

時代はこんなもんです。ある意味、男でも女でも、真面目って社会性の基本が出来ているってことだから、つぶしが利くのよ。


はあ、私の理想ですか。

言うが否か、真面目は基本ですよ。


そうだなあ、顔がそこそこ良くて、真面目に仕事を持ち、政治経済、歴史も俯瞰的な視点を持っていて、人間関係にも主義主張にも己の『核』を持ち、文化面は基本は80年代から90年代のサブカルチャーを押さえ、漫画家小説家、それぞれ最低20人の作品の8割を網羅し、映画も好きで、画面構図からセリフから、効果音にサウンドトラックまで全てを語ることが出来て、怪談もホラーもさわりくらいは知っていて、どんな分野でも、何を話しても意味は通じ、そのうんちくは辞書代わりに使え、なおかつ謙虚な、そして、この私に虐げられることに、人生の悦びを見出す……


そしてなにがあっても、私に離婚を突きつけない男が理想だ。






























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コメント
コメント
真面目は前提で評価する対象じゃない
ごきげんようです。

中山市朗先生のブログにも書いたんですが・・・先生も指摘されてるように「真面目」なのは当たり前で、いまさらという感じがします。

真面目であることは必要か・・・・?
自分が志を立てていることには真面目であった方がいいでしょうね。

真面目で、しなやか、・・・・これが僕は理想かなぁ・・・・

出鱈目だけど、仕事はちゃんとやる、あるいは約束はちゃんと守る、だけでも充分その人は真面目だと思いますよ。

どんな人でも、どこか1つは真剣な部分はあるし、不真面目な部分もあるから、そう言う意味では誰もが不真面目で同時に真面目なんかもしれませんね

僕自身、若い頃は「真面目やなぁ」と言われたけど、その度になんか居心地の悪さを感じました。

自分を客観的に分析すると米朝師匠の「代書」のマクラで米團治師匠の人となりを指した「真面目で、律儀で、ズボラな人」ちいうのが一番自分に近いなぁと思います。

何に対してどう真面目なのか、それが肝心というのが僕個人の結論ですね。
あとは文楽師匠の「暁烏」の中の「堅いのはけっこうです 堅くなくちゃいけません 堅すぎます 物には度てぇもんがあります」・・・これに尽きると思います。

「真面目も休み休み言え」って人いますもんね(笑)
2016/10/03(月) 00:44:26 | URL | ひろみつ #AH9/n9xo [ 編集 ]
Re: 真面目は前提で評価する対象じゃない
ひろみつ様

真面目という言葉は、人として当たり前のものであり、面白みのない奴という意味に使われるのは心外なのです。
そして、自分自身を真面目です、と云うやつも信用しない。
人間の性格はパートタイマーです。真面目な時もあれば、そうでない時もあるのが、まあそんなものかと。

性質は真面目で、仕事には真摯。生活は時々ちゃらんぽらん。私にとって、友人と恋人の理想はこれですかね。
2016/10/04(火) 21:12:03 | URL | みほ #- [ 編集 ]
僕はと言えば・・・
なるほど。

僕の場合、米朝師匠が自分の師匠だった米團治師匠の人となりを語った時「あ、俺ってこれかもな」と思ったことがあります。

曰く「真面目で 律儀で・・・・ズボラな人」
2016/10/05(水) 12:18:50 | URL | ひろみつ #AH9/n9xo [ 編集 ]
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