陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
図書館と私

先生は、以前いたくお怒りでありまして。


そう、あれは『怪談狩り』をカドカワ書店から出された時でした。

図書館へ行った私は、ちょっと気になって検索した結果を、先生にご報告したのです。

「先生、今度の先生の新刊、予約人数すごいですよ。40人ほどでした」

「予約して待つくらいなら、買わんかい!」


えー、名誉のために申し上げますと、ちゃんと私は「怪談狩り」買っています。


しかし、作劇塾において図書館利用者への目は冷たい。

「作家になって金を稼ごうという奴が、図書館で本借りて読むか? 買って対価を払え」

「僕も本は買います。映画もレンタルはしません」

「私も本は買う派です」


冷たい目に負けて、本を買っていたら山脈が出来て、ついに雪崩を起こしてえらいことに。

それだけじゃない。

最近、どうも読書に物足りんものがある……そう思ってはたと気が付いた。そうよ、コレよ。

どうでもいい本が、どうでもいい読書をしていない!


私は図書館のすばらしさに、今更気が付いたのです。

この世には、買うに値する本ではないけれど、読みたい本もあふれているという事に……

『元カレの心をもう一度手に入れる方法』『愛されてお金持ちになる100の方法』

『昔の彼女と復縁する方法』『初心者の盆栽』『銀座のママが教える出世する男の見分け方』

『アブナイ不動産の話』『カフェを開業する本』


私が昔の彼女と復縁マニュアル読んでどうするんだよ、カフェ開業する気なんてあるのか、愛されてカネモチなんて、なんて分かりやすい欲望だ。

どうでもいいけど、読みたい。凄く読みたい。どうでもいいハウツー本。

しかし、買うには勇気もいるし、必然性もない。そして『愛されてお金持ちになる100の方法』なんて欲望のストレートさ。別のベクトルでエロ小説並みの破壊力。

本棚には置きたくない、でも読みたい。

この願いを叶えてくれるのが図書館だったのです。


ごめんなさい、図書館。やっぱり貴方を愛しているわ。

例え周囲から何だかんだ言われても、貴方の手を離すべきではなかった。

……そういう事で、土曜日にでも行ってこよう。そしてどうでもイイ本を借りて帰るの。うふふ。


そして気が付く。

棚には置きたくないけど、観たいって……まるでエロDVDね。

















スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://miho1130929.blog.fc2.com/tb.php/205-7e1dafde
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック