陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
塾のあっち側
合評

スリーサイズ100・100・100ヒロイン、食人主人公を追いかけ回しております。
そういうことで、深夜どこかへ向かう主人公を追いかけるのですが、彼は人気のない工業地域、その廃屋へ。
「彼ってば、無職ニートの典型じゃないの……深夜徘徊なんて」
顔良し、優等生の過去を持っていても、視点を変えれば現時点では高校中退、無職に落ちぶれている主人公でして。
廃屋で主人公と再会。彼を更生せんと、思いのたけをぶちまけるヒロイン。
「あなたが中退で無職で協調性皆無で将来底辺の男でも構わない! 私が更生させてみせる!」
ちなみに、主人公は廃屋で人肉を干してビーフジャーキーならぬマンジャーキー作っているんだけど……ぶら下がる肉の異常性に、ヒロイン気が付いていません。
思いのたけをぶちまけて、ヒロインは主人公を押し倒します。
おお、書きたくなかった。
……と、いう訳で場面は転換。学校にて。

その後のヒロインですが、味覚異常を起こして食欲ない、というより食べ物がまずくて何も食べたくない。
ああ、初体験のせいかしら、真の愛を知ったせいねとクラスメイトの二人に告白。
ヒロインの告白に絶句するクラスメイト。
完全、コイツの片想いだと思っていた……だって、持ち歩く写真は全て盗撮だし、ツーショットないし……話を聞いていると、それって幼馴染をゴーカンじゃないの?

「スリーサイズオール100が主人公とヤッたヤらないかなんかどーでもいい。説明要らんから、はよ人間食わすか食わせろ」
先生、あっさり。
「これ、喰うか食われるかって話やろ。で、なんでヒロイン、主人公に食われてないねん。その説明もちゃんとしてくれんとな」
趣旨がずれているぞと先生。
「悪い癖が出てきたな」
ラノベですか。だって未練あるもん。
「面白いものを書け。自分が書きたいものなんか、読者は関係ない。面白いものが読みたいんや」
「えーと、自分自身が面白いと思ったから、書いているのですが……」
「ずれてる。第一、必ずしも一致するとは限らん」
うっわー、冷酷。
私がもう少し若くて、自信過剰であればいう事聞かない。このまま話は続行!
……と、なるわけですが。
年取れば取るほど「諦め」というか「見極め」る力がついてくる。
そういえば、ヒッチコックの「レベッカ」がそうですね。
あの作品は、プロデューサーだったかに散々口出しされ、ヒッチコック自身は「駄作」と思っていたようですが、結局のところ評価は高い。
作品に、他人の目は不可欠なのだ

いい意味でも、悪い意味でも、その指南、論評の正しさを自分なりに見極めることが出来れば、書き直しする。この塾も、そういう精神を作る修行場でもあるし……

これって諦めというのか、柔軟性というのか、どっちでしょうね。

と、今夜も酒を飲みながらブウ垂れたら、亭主に言われる。
「経験者である俺様のアドバイスを聞こうともしない、偉そうな部下は殴りたくなる」

現在、四面楚歌中。
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