陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
塾のそちら側①
合評。
この日、同じ塾生のNさんが急用で欠席。せっかく課題を提出されていたのになぁ。
残念。

Nさんの小説は、失恋したOLが、子供の頃の思い出の場所に赴き、そこで遭遇する不思議譚で、それを食に絡めて展開していくストーリー構成。とにかく食べ物の描写が美味しそうで、登場人物の描写も面白い。
……私には、そんな小説書けない。同じ塾生として、実は嫉妬しながら読んでました。
そんなNさんの小説がついにフィナーレを迎えまして、次回作の構想など聞けるかと思ったのです。
以前の飲み会で「ドロドロした話書きたい!」と口にしていたNさん。ほ、本気ですか!そりゃ田辺聖子とサスペンスみたいなもんだぞ!と内心驚愕した私ですが、まあ次回のお楽しみって事で。

そして私。
呻く先生。
「やっぱりラノベとスティーブンキングは難しいんとちゃうの?」
K田さん
「うーん、何と言っていいのかなー。前と比べて随分違うぞって言うか」
文体がラノベから外れているって事らしい。
「説明が多い。セリフと行動の描写で、内面を映すのがラノベ」
先生とK田さんに、ちょいと抵抗してみる私。
「ラノベの条件は、文体だけではなくて、キャラクター主体で話が進むっていうのも特徴だと思うのですが」
「で、主人公は誰?」
「主人公を完全に喰っていますよね、この敵役。このキャラクターが出てきている章の方が、断然面白いもん」
「人間を食っているキャラクターの方が、主人公より断然インパクトあるよな。そうそ、あの小説の『メイシュン』状態」と、先生。

『メイシュン』それは、塾生の一人が過去に書かれていたアクション小説のヒロイン。
舞台は現代の大阪。主人公は特殊な血筋と能力を持つ、実は人間ではない「異人」
そんな彼が、「竜骨」をいうお宝を巡り、同族、警察入り乱れての争いに巻き込まれるお話。

そう、そのメイシュン(冥春かな?)は、立ち位置は敵役。金に雇われれば依頼は忠実に遂行する「殺し屋」の異人だけど、同族意識と面喰いなのか、主人公の青年を秘かに(?)気に入っている色っぽい美女。
しかも犬猫好きだけど、殺し屋の職業柄、留守が多いので飼えない事をぼやいている。
そうでした。私も当時、その課題に批評をしたのです。
「ヒロイン(冥春)際立ち過ぎですよ。主人公が優等生過ぎて、影が薄い」

続きます。


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