陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
塾の向こう側
インプットの日。

「何か聞きたいことあったら、それをネタに授業するで」
と先生。
有り難い事です。塾生50人もいたら、まず出来ない形態ですわな。
と、いう訳で。

「呪い、祟りに関することをお願いします」

実は、今後のテーマに入れようかどうかと考えてたジャンルでして。
呪い、呪術ってものは、己の欲望や恨みつらみをある種のエネルギーに転換し、その対象者にぶつけてダメージを負わせようって代物ですけど、そのメカニズムはどんなものか興味ありますやん。

「元のルーツは、朝廷の……」

ここから始まる授業。
ルーツから始まり、近代、そして現代に。丑の刻参りは健在ですねえ。

「使うのは、藁だけとは限らんらしい」
「ほほう、身につけているものが無くなったら危険ですね」
「やっぱり呪う側っていうのは、女の人多いらしいで」

やっぱり女は怖いと遠い目の先生。

「やっぱり」ですか。
過去、そう思わせる目にお遭いになったんでしょうか。
もとは美男子俳優「ヘムルート・バーガー」に似ていると「ご学友」に言われたと仰っていましたけど。

「しかし、えらいエネルギーですよ。想像してみましょ、白装束に身を包んで…・…まず、どこに売っているのかすぐには思いつかない白装束を購入し、頭に五徳を乗っけてろうそくに火いつけて、しかも夜中の2時に神社です」

道中、その丑の刻ファッションで行くわけにはいきませんからね。
さて、どこで着替えるんだ?
そして、場所も近所の神社……といいたいが、下手にご近所の目についても困る。
ある程度、家から距離が無いとね。
一番良いのは、丑の刻参りの有名なあの神社ですか? ほら、京都の。

「深夜2時やで。終電終わりや。帰りはタクシー使うしかないわな。しかも七日間。往復交通費がきっついなあ」
丑の刻参りで有名な神社は、駅からタクシーらしいです。
「交通費考えたら、自分で相手を刺しに行った方がマシですね」

話題は京都の縁切り神社へ移る。

「あそこの絵馬は、えぐいですねえ。マイナスイオンならぬ、負のエネルギー渦巻いてますよ」
「観光客の外人さん、多いですよ。絵馬を背景にして記念写真撮ってますが、その絵馬の願い事の意味が分からないからこそできる所業ですよね」
「絵馬からダダ漏れる、庶民の欲望と背徳と禁忌ですわ」

奥さんと別れますようにとか、逆に本妻さんが愛人と夫が切れますようにはよく見ましたが、何とか君が覚醒剤と警察の縁が切れますように、には戦慄したぞい。

呪いと祟りの歴史から始まり、それにまつわる怪談取材の裏話とかなんとかで講義、2時間終了。

今回も濃かったです。ハイ。
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コメント
コメント
丑の刻参り
ごきげんようです。

「丑の刻参り」か・・・・
実現はしませんでしたが、黒澤明監督が「丑の刻参り」をテーマにした映画を撮る予定がありました。

「七人の侍」「生きる」などで脚本を書かれた橋本忍さんの著書「複眼の映像」に書かれています。

アメリカ映画のプロデューサーが「キレのいい恐怖」をテーマにオムニバス映画を撮ろうと、アメリカから1人、ヨーロッパから2人、日本から1人として黒澤明に白羽の矢を立て監督も乗気だったんですが実現しませんでした。

見たかったんですね
2016/12/05(月) 11:47:51 | URL | ひろみつ #AH9/n9xo [ 編集 ]
Re: 丑の刻参り
ひろみつ様

切れのいい恐怖、ですか。
切れのいい、なんて、初めて聞く恐怖の形容詞です。
丑の刻参りなんて題材、黒澤監督ならとても素晴らしい怪談にしてくださったのにと
思います。
それにしても、切れのいい恐怖……
どんな感じだろう? 色々想像しますねえ。
2016/12/05(月) 22:13:53 | URL | みほ #- [ 編集 ]
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