陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
塾のそちら側:番外
「怪異収集家」先生がお持ちのDVDに、トンデモな逸品がある。
笠置ホテルへ、北野誠さん達が潜入した映像。
廃墟に潜入した芸人さんの背後に、いるはずのない女性が……!
しかも、そのカメラに映る女性の立ち位置、角度や高さ、検証してみれば、どう考えても生身の身長ではない。

その潜入を行った芸人さん達は、次々と災難に見舞われ、そして、その映像を見た塾生の皆さんは、一週間以内に次々と怪異に襲われ、女性の幽霊を目撃したという。

無事なのは、その映像をダビングしまくって周囲に広めた、先生と後二人のみ。
おう、『リング』は真実だったか。

その夜、その話を聞いていたのが、授業後の恒例の飲み会。朝まで飲むことになった先生を含めた三名。

「ほっほっほ、凄いいわれですねぇ」
「見てみるか?」
「ホッホッホ、怖い目に遭うのは嫌です。見るのはどなたかにお任せします。で、私はその体験を聞くってことで」
隣で飲んでいたT野さんが、横目で私をちら見。
「作家を志すなら、ヤバくても自分の身で体験しましょうよ」
安全地帯をキープし、その上で世間を観察するのが私の処世術です。
……その話題が消えてしばらく、先生がDVDを手に「あ、これこれ」

不意打ちで、見ちまったよ。
しかも、大画面50インチ。

「1週間以内に、次々と幽霊を目撃するなかで、最後に残ったのが俺と同じように、幽霊を全然見ないタイプの子でな。で、最後の1週間目の夜に『出て来い!』と啖呵切ったらしいのよ。そうしたら、いきなり目の前に女の顔が現われたと」
……彼女、気絶したそうです。

ついに、私も幽霊目撃デビューか。
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