陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
塾の向こう側
合評

さて、屋上に呼び出されたスリーサイズオール100ヒロイン。
彼女と特殊趣味の少年の恋を成就させようとする友二人、及び、この恋の行方を見届けたいと熱望する野次馬たちに取り囲まれる。

「あの男子の事、好きになれるのか?」
「言っておくけど、アイツはお前の最後の恋愛運だぞ!」

ヒロインは思う。
こいつら美味そうと……そして起きる惨劇。
屋上は血の海。パニックに陥って屋上から身を投げる生徒の姿を、グラウンドで部活中の生徒が見つけて教師に叫ぶ。

「せんせい! 大変です!」

生徒の通報を受けた教師は、警察に通報。
しかし、時はすでに遅く……

「随分、今回残酷シーンがあっさりですねえ」

前回の殺戮シーンの半分くらいしかページを割いておりません。
だって、殺し合いなんか同じような場面だしなあ。

「スリーサイズオール100ヒロイン、殺すんですか? ずいぶんあっさりですね」

まさかこの死に方かよと、不審げなファンタジー挑戦中青年。

「インパクトあるので、もっと凄い死に方をするものとばかり……」

と、いうか、このキャラ殺すんですかと頭を傾げるビール大好きのOさん。

「ここまでキャラが濃いと、殺しちゃうの勿体ないというか、なんというか惜しいです」

先生も一言。

「このキャラ出したせいで。当初の人食い主人公の存在感が消えたなあ。あんなクールなタイプ、つまんねーもん」

 いや、彼はある意味すごく真っ当なキャラクターかもしれません。
共感性が薄くて冷酷。ホラーとしては間違っていませんよ。
しかし、このままではキャラが薄い。ちゃんと肉付けしなくちゃねえ。

「今後、どういう風に話を持って行くかやな」
「次の展開を考えちゃいるんですが、どうやってこの事態を収束していくか、それが悩みですよね。パターン的に考えたら人食いVS人間、対立か共存かですけどね」

今までに観てきたゾンビ映画を考えてみますと、捕食者と被捕食者は、原則共存は難しい。

ゾンビ青年と人間の少女の恋を描いた「ウォーム・ボディーズ」は、人類にはゾンビ以外にも、ガイコツというもっと厄介な対立相手がいたから、人類はゾンビと手を組めた、という見方も出来るし。

「次の展開どうしようと悩んでいます。何だかキレイなオチを考えられないんですよ」

グルグルと回る、ゾンビ映画の数々。ジョージ・Aロメロにダリオ・アルジェント。そしてルチオ・フルチにダニー・ボイル。
ショーン・オブザデッドを観ながら、絶賛悩み中。

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