陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
困った時には映画
心がダレている時は映画に限る。
活字がメンドクサイ時もあるのです。こういう時は映像ですね。
何も考えることなく、ひたすら受動的で重くないジャンルのものを……

と、いうわけで『マイ・インターン』を観てみる。
ロバート・デニーロ演じる70才、やもめの男性がシニア・インターンとして最新のファッション・サイトで働くお話。
アン・ハサゥエイがその会社の女社長です。
その女社長の専任としてデニーロは就くのですが、最初はアン・ハサゥエイは世代間の違いもあって、飄々とした彼がちょっと苦手。

デニーロは目ざといし、気が利きすぎるし……しかし、忙しすぎる女社長、徐々に彼を頼りにするようになります。
そして、デニーロは他の社員の若者からも人気です。
元は会社員。長い間、会社で営業だのと部長だのと務めていた人物だけあって、仕事に対しても随分と適応性が高い。
優秀な人だったんだろうと思わせます。
何と言っても、老人にありがちな「臭み」がないのです。

イヤな老人は、自分がそれで人生を過ごしてきたという自信があるので、己のやり方が一番正しい、それが説教臭さや傲慢さにつながるのですが、デニーロにはそれが無い。
若者に助言はするけど、あくまで『助言』や『ヘルプ』です。

デニーロの周囲ですが、ファッションサイトの社員たちだけあって、服装は実にラフ。
そんな彼らと一緒に社内を歩きながら、デニーロ、彼一人がスーツとネクタイを折り目正しく着こなしている画面が、実に微笑ましい。
自分の作り上げてきたスタイルを崩さないまま、自然に溶け込んでしまう姿は、正しい大人の男です。

仕事に忙しすぎる女社長、アン・ハサウェイ。会社が急成長し過ぎて、あちこちに目が届かない事態に陥ります。
出資者や部下からも、外部からCEO(最高執行責任者)を迎えてはと提案されるアン・ハサウェイ。仕事が少し楽になりますし、責任も軽減されます。
ですけど、事実上、己の上司(お目付け役)を作れというもんです。
反発するアン・ハサウェイ。
まあ、そうだろうね。自分で作り上げてきた会社ですからね。

しかし、心が揺れる女社長。
忙しすぎて、家庭がおろそか。自分のために仕事を辞めて、専業主夫になってくれた夫が浮気しているようで……お目付け役が出来たら、仕事に余裕が出来るだろうし、そうなれば家庭にちゃんと向き合えるかな、と弱気に……。

デニーロは、そんな彼女の支えになれるのか?

ところで、この映画を観ながら、私の中で『男のプライド』ってなんだろうねと考えてしまったのでした。
続く
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