陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
台湾神頼み紀行
人をアテにするよりも、神様をアテにした方が世間には迷惑かからんでしょ。
と、いう美学を持つ私です。

「人をアテにしろよ……」

神様も迷惑やぞと先生は苦いお顔でしたが、もしかしたら「俺をアテにしろ」と仰っているのでしょうか?

まあ、そんな事を考えていた時には、すでに台湾最強パワースポットの「龍山寺」の前に立っていたので、境内に入って行った私のなのですが。

地元から遠方まで、果ては日本まで、熱心な信者から観光客まで、色々な人々が集まっています。西洋の教会は荘厳ですが、東洋のお寺、とりわけこのお寺はエネルギッシュ。
御本尊様は観音様です。
そして道教の神様がお祀りされています。

神様はそれぞれの得意分野、学業に商売に恋愛に健康がございますので、ご本尊様にお参りしてから、台湾鎮護の女神様『媽祖』にお参りし、それから自分のお願いごとに合った神様にお参りする、という方法なのですけど。

ここで、ううむと呻くワタシ。
いえね、一応ガイドブックに書いてある『参拝の仕方』を読んできているんですよ。
お線香を持って、まず三拝して名前と生年月日と住所を神様に言って、お願い事をすると。

それが……その順番なんですが、皆バラバラ。

まずは、ご本尊。そして台湾の女神様である『媽祖』にそれぞれ三拝。お線香をあげる。ここまでは共通。
ところが、他の神様を回る順番がバラバラ。
関帝や月下老人、いちおう、ガイドブックにはお参りする神様の順番が書いてあるんですが、皆バラバラに回っています。
お線香も、全て神様を回った後に香炉にいれるのか、それとも前なのか。

悩みぬいた末に、目の前を横切った地元の人らしいおばあちゃんの後をついて回ることにします。ところで、何で、このおばあちゃんがジモティと思ったって?
そりゃ、健康サンダル履きだからさ。
持ち物も、バッグではなくて信玄袋だし。

さて、おばあちゃん(推定年齢75才)は、後ろにお参り初心者の異邦人がついてくるのも気が付かない。
無防備な背中を見せて、のこのことお参り。
ああ、やっぱり媽祖からお参りするのね。
おばあちゃんについて歩きながら、無事にお参りと神頼みをした私ですが……

ホテルに帰った後に、改めてガイドブックでお参り方法を確認すると。

「おばあちゃんのやり方と、違うんですけど……」

ガイドブックとジモティおばあちゃん、どっちの方法が本当なのか?
線香が先か? お参りの正当なルートは? ええと、退出の仕方も決まっているらしいんですけど、皆無視していたぞ?

ガイドブック? 地元のおばあちゃん? あ、もしかして、隣に居合わせていたおじいちゃんのお参り方法が正しいのか? しかし悩んでいても仕方がない。
そこで、結論が出た。

「滞在中に毎日通い、ガイドブック、目についた人々の方法、全部の参拝方法を試してみる」

一つくらいは方法、合っているだろ。

それに、毎日通っていれば、神様も顔とお願いを憶えて下さるさ。
そして、その通りに実行して帰国した私ですが、あれだけ通っておきながら、一度もお寺にお賽銭を入れていないことが、塾内にてばれる。

「罰当たり!」
「それが神頼みをする態度か!」
お参り方法以前の問題だと非難轟々。

良いじゃないですか。お願いが叶ったら、ちゃんと台湾へお礼参りさせて頂きます。
ちなみにお線香は、お寺で無料で配られていたのを頂きました。
うふふ。
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