陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
見ている風景が違う

以前、家の近所に妙な店がありまして。


シャッターは下りているものの、看板は真新しい。

どう見ても新規開店予定

「新しい店が出来るのねえ」

「飲み屋やな」


 そんな事を連れ合いと話しながら、店の前を通ること半年以上。

「いつ開店するんだろうね」

新規開店の準備そのままに、いつまでもシャッターが下りっぱなし。

商売の資金繰りのためにも、開店は出来るだけ急ぐというのが経営の鉄則なんですけどね。

従業員が足りない? 病気? はてさてと、店の事情を想像する私。

それに対する連れの言葉。


「詐欺ちゃうやろうな」


ちなみに彼は当時、金融機関で融資と営業をしていました。

ざっくり説明すると、金融機関に事業開店資金という名目で金を借りて、融資金を違う目的で使っているんじゃないだろうな、という事。


「そういうの、たまにある。信用保証協会は審査緩いし」


……同じ風景を見ていても、職種が違うと頭に浮かぶことが全然違うと感心。


そういえば、過去に建築現場で瓦を葺いていた人は、散歩中によく近所の瓦チェックしていたな。

屋根を斜め横から見て、ずれがないか、綺麗に並んでいるかを見ていた。


「お寺の瓦はさすがに上手い。ちなみに神社は板金や。お寺は瓦。瓦は、仏教が入って来た時の最先端技術だったから。神社はもともと建物無かったし」


あーそうそう、屋根の形でいつ家が建ったのかその年がわかる、と教えてくれた人がいたっけ。

その屋根の形で建築年数を察し、リフォームの話を持っていくんだとか。


そして、これは我が上司の若き日のバイト。時代劇ドラマのエキストラに出た時の思い出。


「撮影時は真冬でして、鎧姿で川の中で死んでいる役でした。水の中で凍死するかと思いましたね。nhkの時給は900円です」


香港にて。香港在住の日本人、ツアコンさんの昔話。


「銀行に行ったんですよ。用事が終わって、自動ドアから外に出た瞬間、今から押し入ろうとする銀行強盗とすれ違いました。いやぁ、危機一髪」


塾でよく話が出るのは『人と会え、人と話せ』ですが、なるほど、こういう事かと思う次第。


人と人と、見ている世界が違うのね。


















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