陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
身の回り、世の真実

大人の財布の中に、一体いくら入っているのか?


以前、新聞のコラムで読みました。社会人たるもの、財布の中には常時、年代×1,000円は入れるべきとのことです。

20代なら20,000円、30代なら30,000円ってことですね。

本当か? と思っていました。

そうなると、私は社会人失格どころか、人としての存在意義すら危うくなる。


「と、いうわけで、本当に皆さんは年代×1,000円でしょうか」


なんとなく気になったので、我が職場の昼休み、皆さんに聞いてみました。周囲は世間的には大通りを歩いている方々です。

……と、思ったんだけど


「え~!」

 全員が悲鳴を上げる。

「じゃあ、私は20,000円も持っておかなくちゃいけなかったんですか!」

「俺、カミさんにそんなに小遣いもらってへん!」

「あかん! 新聞だからってそんなん信じたらアカン! ウソに決まっているやろ」


「メディアが本当のことを書くと思っていたら、大間違いや。身の回りから考えてみろ、本当に『神ってる』が周囲で流行したか?」

……おお、いわれてみれば。

出てくる出てくる、皆の疑問。

「バーベキューを『バーべ』というのが流行っていると聞いたんですけど、そんな言葉使う奴、おらへんです」

「つうか、バーベキュー自体する奴周囲におらんわ」

「冬のボーナス平均が70万だって、そんなにもらっとらん。むかつく」

「村上春樹を読んでいる人間、おるんか? 俺の周囲の本好きは読んでへんぞ」


世の中でこうとされているものが、自分たちの身の回りには当てはまらないという現実に、皆で文句を垂れる。


「世の中が信じられませんね」

「私の周囲と、世の中の流れが交わっていないということですか」

「じゃあ、世の中何を信じればいいんです?」


「報道というのは、あらゆる事柄の一つを取り上げて、クローズアップするものですから、ウソとは言いませんが、実際よりも肥大はしていると思うんです」


世の真実よりも、己の真実を見つめるのだ……とりあえず、持ち金の年代×1,000円は信じるな、という、実に抽象的かつ定番な結論に達した職場の昼休み。


それにしても、皆の財布の中身はいくらなんだろう。















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コメント
コメント
わしゃ貧乏なんじゃ!
ごきげんようです。

僕はとにかく安月給で爪に火を点すような暮らしをしてますので財布に常に2万、3万なんて夢ざますわ。

その日に最低限必要なお金しか財布にはござらん。
よって数千円でございますわ。
オ~ホッホッホッホッホ!
2017/01/13(金) 12:23:31 | URL | ひろみつ #AH9/n9xo [ 編集 ]
Re: わしゃ貧乏なんじゃ!
ひろみつ様

凄いですねえ、紙のお金が財布にあるんですか……
財布の中身は、平日の場合、仕事中に飲むコーラ、1日1本買えればいいやと思っています。

ちなみに、周囲の財布の中身最低金額は、私の上司の残高500円でした(40代後半・男性)
世の中、そんなものなのねと感心しています。

2017/01/14(土) 22:31:19 | URL | みほ #- [ 編集 ]
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