陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
課題のために貴船神社へ

さて、今年の塾の自由課題は「呪い」


考えてみたらいやですねえ。

他人からの悪意って、向けられていると気が付いただけでも心に鉛が入ります。

いえね、そういう奴見たことあるの。

あれはもう、十ン年まえ。もう職場も辞めて関係ないから幸運だけど、半径3メートルにいるだけでも、こっちに対する負の空気がユラユラ。

しかもさ、そういう奴って悪意という『狂気』をこちらにだけ発動するから、対象者以外に対しては普通なわけですわ。事実、そいつも私以外に対しては『人畜無害の大人しい人』だったし。

ほとんど話したことない奴から、なんであんな目でじっと睨まれていたのか、未だにとんと分からん。


まあそういう事で、行ってきました貴船神社。

京都最強縁結びスポットですね。

夫であった藤原保昌と不仲だった和泉式部が、彼との関係修復を願って貴船詣でしたのは有名ね。

絵馬の発祥はここでもあります。

そして、丑の刻参りの原型はここから始まった!

『宇治の橋姫伝説』です。彼女はこの貴船社に7日間籠り、貴船明神からご信託を受けて、宇治の川瀬で精進潔斎、鬼に変じて恋敵、そしてその恋人や親類縁者を血祭りにあげたのでした……というお話。

貴船社は、呪詛を引き受けて下さる神でもありますし。

それに、和泉式部の夫との復縁は、夫の愛人への呪詛、とも考えられるのでして。


丑の刻参りと名高い場所でもあります。

さあ、どこだ?! 五寸釘、と、奥宮を回る。

……周囲は、良縁を願う若いお嬢さん方に、幸多き将来を願う恋人たち、そして仲のよさげな老夫婦。

その中で、樹々を回って五寸釘を探している独りの女。人間図鑑ね。


「無いわねえ」


まあ、参拝客が沢山訪れる場所ですし、打ったそばから、神社の皆さんが釘を抜きまわっているのかもしれん。

少し、落胆しながら絵馬を見る……と。

うーん、これだけでもお腹が膨れそうだな。

まあ、考えてみたら縁結びということは、縁を切ることも然りってことかしらね。


『●●市●●町●●マンション404号室のA山B子が消えますように。消えて、二度とC川D男の前に出てきませんように。これがその女の愛用品です』

絵馬に恋敵の小物をつけるなー!!


『邪魔者は全て消えて、私と●山さんと結ばれますように。彼の子供を産めますように』

……絵馬に髪の毛を結ばないでくれ。ところで、その太くて黒く、ひきむしったような髪の毛は誰の? 

女の髪じゃないぞ……ま、まさか●山さんの髪の毛か?

ああ、濃いわ。情念の欲望が愛という名の呪詛と化して渦巻いている……リラックマカメラを持って震え上がる私。


『●川君と両想いになれますように。それが駄目なら、岡田准一似でお金持ちで優しい人が私を好きになってくれますように』


いや、●川くんよりも、最初から岡田准一似の優しい金持ちにターゲットをしぼれ、お嬢さん。


絵馬に戦慄し、時にはツッコミを入れてその場を後にする私。


いやあ、赤裸々すぎてお腹が満たされたわ。

次は金毘羅宮へ行こうっと。










スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://miho1130929.blog.fc2.com/tb.php/335-293e5b9a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック