陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
今、そこではまっている危機

まあ、こんなこと考えるのも、仕方がないと言えるのよ。


そもそも、最初に書いていた作品は「SF」「ラノベ」「ホラー」「脳内ハーレム」で出来上がったものなのよ、それが打ちきりならぬ、書くのストップ。

でもってですね、それなら次はと考えていたのは、純正ホラー。

確かオムニバス形式でいこうという原案だったな。

その時、有吉佐和子の『悪女について』が頭に浮かんだのよね。


自殺か他殺か、謎の転落死を遂げた美貌の女実業家。

彼女に関わった男女27人にインタビューし、ヒロインを語らせる形式で進む連作短編です。

本編の中で、いろいろな視点からヒロインが語られます。ある者は彼女を称え、ある者は憎む。

その幾人もの語り部の中のヒロイン像が、読者にはパズルのように組み合わされ、徐々にヒロインの怖さを知ることが出来る、という仕掛け。


……イケメン人喰い男子高生を、それぞれの視点から人々に語らせて、共食いという所業を暴き出させるという仕掛けだったのに。


見切り発車で書き始めたからなあ、まさかこんな話になるとは思わなかった。

どんな展開になるのやら、自分でも分からんのですね。


と、いうわけで、合評に出した結果「ハイ、次の章へ書き進め」

と言われるのが、少々怖い……

しかも、当初の主人公、イケメン人喰い男子高生の存在が消えかけているし!


やばい、スリーサイズオール100ヒロインと、人生ままならない44才サラリーマン自治会長の存在感に負けている! イケメンなのに!


課題を書き進めながら、ヤバいと頭を抱えている最中です。


とりあえず、足元を見ながら書き進めよう。






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コメント
コメント
毒婦はいるが真の悪女はいない
ごきげんようです。
純正ホラーですか。それはまた難しい物に取り組まれるんですね。
名だたる文豪が一度は挑戦するジャンルが怪談、ホラー、つまり「恐怖」をテーマにした作品です。

「悪女」ですが、狐狸庵先生こと遠藤周作さんが悪女について述べていたのがとても印象的で、僕の中でも1つの基準になっています。

結論から言うと純度100%の「悪女」はいないのではないかということです。

世間で言われている「悪女」は、それは「悪女」ではなく「毒婦」であろうと。

「毒婦」は、確かに残忍極まる鬼のような所業をしでかしますが、その動機ア男の気持ちをつなぎとめるためとか、非常に純情で、人間的な理由がほとんどです。健気ですらあります。
どこかに「ああ、この人も血の通った人間なのだ」という匂いがどこかにあるものです。

「悪女」とは、そんな人間臭い動機など微塵もない。ただ悪を為すのが楽しいから悪を為す女です。純粋に悪の快楽のために悪を為す女が本当の「悪女」だというのが真の「悪女」だというのが遠藤周作さんの見解です。

なるほど、敬虔なクリスチャンだった作家らしい分析だと思います。
神とは?人間とは?信仰とは?を生涯のテーマにされてきた方ですから、人間の善と同様、悪にも敏感な方でした。

本当の悪女なんて小説の中にしかいないのではないか・・・それが遠藤さんの基本的な見解です。
でも、1つだけ例外として、この女性のことを克明に語られていました。

ご存知かと思いますが参考になればとご紹介します。
エリザベート・バートリ。ハンガリー王国の貴族で、人類史上稀に見る連続殺人者で吸血鬼伝説のモデルになった女性です。

大変な美棒の持ち主でしたが、あまりの残虐行為のため「血の伯爵夫人」と呼ばれました。

彼女の所業を具体的に述べたサイトがありますので、ご紹介します。
僕は昔、遠藤さんの著書で彼女のことを読んでいて、あまりの残虐さに「勘弁してくれ」と、この人の名前を知ったことを後悔したくらいです。

ここです。

http://akj.u-bm.net/bathory_erzsebet/

「自殺か他殺か、謎の転落死を遂げた美貌の女実業家。

彼女に関わった男女27人にインタビューし、ヒロインを語らせる形式で進む連作短編です。

本編の中で、いろいろな視点からヒロインが語られます。ある者は彼女を称え、ある者は憎む」>なるほど「アラビアのロレンス」形式ですね。面白いですね。

きっと完成させてください。傑作を期待しています。
2017/02/28(火) 16:44:06 | URL | ひろみつ #AH9/n9xo [ 編集 ]
Re: 毒婦はいるが真の悪女はいない
ひろみつ様

すみません、誤解を招くような書き方でした……課題に純正ホラーを書こうとして、結局違う作品になっています、という内容です。

>
> 「自殺か他殺か、謎の転落死を遂げた美貌の女実業家。
> 彼女に関わった男女27人にインタビューし、ヒロインを語らせる形式で進む連作短編です。

これ、有吉佐和子さんの『悪女について』のあらすじです。
いつかは書いてみたい形式ですが、こんなすごい作品になるかどうか……

エリザベート・バートリーですが、ベルサイユのばらの番外編にて、彼女を下書きにしたエピソードがあります。
その後、彼女に関する話を読んで、流石は外国。肉食で貴族で、精神疾患を抱えた血筋はえぐいと感心したものです。

しかし、純正ホラーには必ず挑戦しようと思っています。


>
> 本編の中で、いろいろな視点からヒロインが語られます。ある者は彼女を称え、ある者は憎む」>なるほど「アラビアのロレンス」形式ですね。面白いですね。
>
> きっと完成させてください。傑作を期待しています。
2017/03/01(水) 00:47:11 | URL | みほ #- [ 編集 ]
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