陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
新たな趣味を求めて

読書に散歩に映画に怪談……と、子供のころから趣味が変わらないことに気が付きまして。

ポット収集は趣味というより、すでに習慣に近くなっていますからね。


こりゃいかん。趣味にも生活にも、新しい風を入れないと黴臭くなってしまう……と思っているところに見つけたのが『山歩き』

先日貴船神社へ行き、ついでに鞍馬山に登ったのですが、これがまたいい塩梅でして。

あそこは山自体が信仰の対象で、650年前に、金星から護法魔王尊が降り立ったと言われている、京都最大のパワースポット。

良いですねえ、自然って……という月並みなボキャブラリーしかないのが残念。

しかし、その次の日からトレッキング用シューズを物色し、山歩きのコースを近場で探し、山登りの装備を調べ始めた、というところで、私の気に入りようを察して頂けるかと。


しかし、ここで新たな悩みが浮上。

……そういえば、私、過去に西宮の甲山で遭難しかけたのよね。

あの時、私は一人で散歩をしていた……吹雪に遭って、帰りの道が分かんなくなったんだっけ。

やだなあ、刻一刻と暗くなっていく山の中で感じた、あの時の心細さは覚えているぞ。


と、いうわけで、亭主を誘ってみた。

そして「やだ」と断られた。

「疲れるからイヤだ。トイレの場所が心配だし、疲れたからってすぐにタクシーがつかまらへんやろ」

……疲れるからイヤで、トイレの場所が云々って、男なら草むらってもんでしょう。

女子高生かね、キミは。

成程、スタローンの『ロッキー』をこよなく愛しているだけはある。

人は自分に無いものを求めるのですね。

この場合、ロッキー・バルボアにあってキミに無いものは、体力と根性と逞しさか。


やれやれ……じゃあ誰を誘うか。

しかし、私にも友はいるけど、彼女は激忙しいお仕事。

過労死しかねん彼女の休日に必要なのは、体力づくりよりも休息よ。


……と、いうわけで、職場の女上司、主任を誘ってみた。

彼女は私の周囲では唯一の、完璧アウトドア人間。

「新しい趣味開拓の一環として、土曜日にでも山に登ろうと思っています」

「ほー、いいねえ」

「主任、山登りお好きですか?」

「好きよ」

「実は、私初心者でして。一人は遭難しそうで不安ですよ」

「土曜日遭難しても、月曜にはちゃんと出社しなさいよ」

「……」

「仲良くないのは職場の中だけでよろしい。山の中にまで持って入るつもりかね?」


うーん、旅行だけではなく、山も独りか。


そして、もう一つの問題にも気が付く。

土曜日に山に登る……という事は、金曜日の飲み会どうしよう。

徹夜明けの登山はきついな。こりゃあ。




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コメント
コメント
山は異界です
ごきげんようです。

山は異界だと思います。ある高さを超えると地上のルールが一切通じなくなる。

逃亡する犯人が必ず山へ身を隠すのも何かあるんでしょうか・・・・

僕の38~39年のつきあいになる親友が高校の時から登山をやってますが、高1の時と、大学3回生の時に山で怖い目に遭っています。僕が初めて収集した山岳怪談です。

その彼が1月中旬会った時に言ってたのは「山で一番怖いのは夜中に生きた人間に会うことや」

山は怖い。特に夜の山は洒落にならないと思います
2017/03/01(水) 00:09:23 | URL | ひろみつ #AH9/n9xo [ 編集 ]
Re: 山は異界です
ひろみつ様

鞍馬山に入り、歩いている時に感じたのですが、山それ自体が生きているような世界でした。
気配に包まれている、という表現がようありますが、正にそれがぴったり、正に異界。

山岳怪談を狙っていた訳ではないですが、あってもおかしくはないと霊感ゼロの私ですら思ったほどです。

お友達の仰った、一番の怖さ。夜中に生きた人間に会う……確かに想像したら凄く怖い。
絶対に夜の山なんか登らないと、心に決めました。
まあ、初心者向けの山しか行きませんけどね……しかも明るいうちに下山します。夕方でも怖いです。
2017/03/02(木) 00:28:36 | URL | みほ #- [ 編集 ]
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