陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
恋愛ものを書かない理由、書けない理由

そういや、純粋な恋愛ものって読まんな……と気が付いた私。

十代のころは好きでしたけどね。藤本ひとみのコバルト文庫なんか、かなり好きでしたよ。

いやはや、あのストーリーに出てくる殿方というのが百花繚乱、顔も経済力も頭脳もよろしく、しかもツンデレという素晴らしい設定の数々。


しかも女子高育ちだもんね。あんなのにはまったら、そりゃ彼氏出来んわ。

その後遺症で、いまだ理想の殿方は現実ではなく、二次元の中にしかいないという状態よ。

ちなみにベルサイユのばらのアンドレと、銀河英雄伝説のキルヒアイスが二大巨頭ね。


ああ、吸血姫美夕のラヴァのような下僕も欲しいわねえ。

昇進したら、あんな下僕(部下)がもれなくついてきますと言われたら、目的のためには手段を選ばず、例え死屍累々の山脈を築きあげてでも出世するんですがね。


そういえば、課題であれ何であれ、完全な恋愛ものというのを書いたことが無いな、と気が付きまして。


ホラーやSFでも何でも、恋愛要素が隠し味のように入っているのは好きなんですけどね、完全に恋愛一色にすると、何だか話に甘みがくどくなるというのか……


そして考える。

『好きなタイプじゃないはずなのに、奇妙に気になる』

『理屈や背景なんか、全く関係なく一目ぼれ』

恋愛とは、本能や感覚、自分でも分からない感情から始まったほうが話は面白いんですけど、私には全くそんなのが分からんのですわ。


どうしようもないクズだけど好きとか、そういうのが一切分からん。

お金持ちでもないし、何度も浮気で泣かされるけど、やっぱり離れられないというのは、やっぱり心底彼の事を好きという証拠なのねと、はるか昔私にのたまった知り合いがいましたが、私としては『ダメダメ野郎のセーフティ・ネット』という文字しか浮かばない。


自己陶酔と自己犠牲と悲劇という恋愛要素を楽しむ、という余裕が私にはないんですね。

「こいつは私が惚れてやるに相応しい男なのか?」

損得勘定が動きますね。直感より頭。


前述の知り合いに「あなたは本当の恋をしたことが無いのよ」

なんて罵られましたけど……いや、本当の恋か否かなんて、線引きはどこにあるのさ。

数値化出来ないものを、そうやって比べるほうがおかしいだろうと思ったもんですが、いかがなものでしょう。


そんなこと言っているから、恋愛ものには手が付けられないのかな。





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恋愛はサスペンス
ごきげんようです。

恋愛小説は僕もあんまり読まないですね。映画は・・・・いや例外はあります。木下恵介監督の「野菊の如き君成りき」。これは若い人には是非見てほしい名作です。

プラトニックラブなんですが、「いままで悪い子でごめんなさい」と言いたくなるような素晴らしい映画です。

映像面でも楕円形の画面や、主役の2人にわざと棒読みにセリフを言わせたりと様々な実験もしている映画です。

もう1つが山田洋次監督の「息子」。
恋愛がメインではないけど、永瀬正敏と聾唖の娘を演じる和久井映見の恋が「頑張れ!」と応援したくなるくらい美しく素晴らしいんです。

特に和久井映見のきれいなこと!スッピンなんだけど溜息が出るほどきれいです。

恋愛小説は僕はミステリー、サスペンスだと僕は思っています。
読者は、2人がめでたく結ばれるのかそうなのかと、そこにハラハラドキドキしたいんでしょ?
恋愛ドラマはサスペンスだと思ってます
2017/03/10(金) 11:12:08 | URL | ひろみつ #AH9/n9xo [ 編集 ]
Re: 恋愛はサスペンス
ひろみつ様

恋愛小説はミステリー、サスペンス。
成程!! と手を打ちました。確かにそういう部分があります。

恋愛小説も優れた作品は当然多いし、恋する心の情景描写や、心理状態など、描き方が素晴らしい作品も多いのですけど、イマイチ、読む気が起きない……

結末が『二人が結ばれる』『結ばれない』の二択しかないせいでしょうか……


2017/03/11(土) 22:29:18 | URL | みほ #- [ 編集 ]
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