陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
山岳怪談の怖さ

山に登ってみたら、どうも性に合っているらしく、アウトドア用品店でボウッと登山用のウェアだの用品だのテントだのを見ている私。

まだ目新しい段階ですからね、これがまた楽しい。

それに、アウトドア用の衣服というのは街歩き用と違って、デザイン性よりも機能性重視。

やれ細身だのシルエットがどうこうより、足さばきの良さや湿気の逃がしやすさ、保温性などを追求しているわけですから、いつもとは違った視点で洋服を知るのです。

見る風景が変わるのは楽しい。


そして、当然山岳怪談も読みふける。

私の中では、安曇潤平さんの怪談がお気に入り。

作者の方が山男ですので、描写される山の風景が綺麗で緻密。

その美しい山も、数々の命を飲み込んできた魔性です。

日本アルプスなんて、標高自体はそう高くはないらしいですが、冬の登山の難しさは世界レベルらしいです。

本州のほぼ中央に、屏風みたいに重なっているので、山頂付近の気圧が複雑に絡んで天気を急変させるそうで。

行くなら夏にしておこう。うん。


私の怪談好きは「怖い」という感覚で遊んでいるわけです。

怪異が自分の生活に触れるか触れないか、ギリギリのところ。起こるようで起きない、でも起きても全く不思議ではない、そのリアリティを味わうもの。

でも、どうせ霊感無いからと、たかをくくっている部分もあるんですけどね。


ですが、山岳怪談は身に迫って怖い。

六甲山や摩耶山という、家族向けの山ではありますが、ふとした拍子に『異界』になる瞬間があります。

誰もいないはずなのに、気配に飲み込まれる感覚に襲われるのです。

普段では絶対にないこの感じ。

霊感もへったくれもない私ですが、妖怪も物の怪も幽霊も、地続きに存在しているこの空間なら、視えてもおかしくない、と思わせます。

読んでいて思います。あの場所でなら、この私ですら、さ迷える遭難者や転落死した人にすれ違っていても、不思議じゃない。


……すでにすれ違っていたら、どうしよう。

その時は……先生すみません。


怪談ネタを一つ逃しました。



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コメント
コメント
山は異界
ごきげんようです。

山がご趣味なんですね。とってもいい趣味ですね。素敵だなぁと思います。

前にも触れましたが山はある高さを超えると地上のルールが一切通じないですね。逃亡中の犯人が必ず山へ逃げるのは何故なんだろうと思います。

僕の40年近いつきあいになる親友は高校の時から登山やっていて大学も山岳部だったんですが、大台ケ原の堂倉小屋と朝日連峰で異様な体験をしています。
最近久しぶりに再会した時に話してくれました。

機会あればご披露できればいいな。
2017/03/15(水) 03:49:07 | URL | ひろみつ #AH9/n9xo [ 編集 ]
Re: 山は異界
ひろみつ様

山が趣味になり『山は異界』というものを肌感覚で知りました。
正にその通り、全てを覆い隠す、埋まってしまう感覚があります。
私も逃亡して隠れるのなら、山の中だろうな~

私自身は今のところ、異様な経験はしていませんが、そうなると山をもっと好きになるか止めるのか。

でも、そのお友達の異様な経験は機会があればお聞きしたいです。
ですが、中山先生はもっと知りたがるかもしれません。

山は、ホントに怖いです……
2017/03/16(木) 01:01:51 | URL | みほ #- [ 編集 ]
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