陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
モノ書きについて悩む

たった2度しか会っていないのに、何故あのひとの事がこんなに忘れられないのかしら……

たった2度、だけど2度も会ってしまった。私の記憶に深く刻み込まれたあの時間。

いけないわ、私には親の決めた許婚がいるというのに……


「なんて感じでしょうかねえ。私の登山。今まで一番物書きが好きだと思っていたんですが、それが揺らいじゃいましたよ。正に現・許婚と新しい青年との狭間で揺れる令嬢の気分。どうしたものでしょう、モノ書きと登山、私が本当に愛しているのはどちらなのか?」


ちなみにこの場合は、現・許婚は繊細なハンサムのお坊ちゃんで、飛入り青年は粗野なハンサムでサバイバル能力旺盛って奴でしょうかね、と付け足してみる。


「恋愛小説を書くセンスはないな」


そのアドバイスだけを残して、女性上司・主任は会議に行かれました。

有益だけど答えになってないです。主任。


しかし、これは少々考え込んだ私。

いい年をこいて、今までそうだと思っていた自分が揺らぐ、というのは、どんな形であれちょっと戸惑うものです。

気が付いてしまったの……もしかして、私は『あっちこっち迷ってウンウン唸る』四苦八苦した挙句『あー良かった、何とかなった』とバンザイするスリルとサスペンスが好きなだけか?

それであるなら、書くのも登るも何でも良いのか私!?


「まあ待てよ、とりあえず、モノを書くというのが自分にとってどういう意味を持つ事なのか、もう一度検証しようではないの」


そうですねえ、まず妄想から入る。

この散らばった破片をつなぎ合わせ、文章とストーリーで埋めて一つの物語を作る。

ふむ、この形を作る作業が好きなのよね。

そうそう、曖昧模糊とした場面を、文章化することで浮き彫りにする作業。

キャラクターの肉付けとか、その周辺の人々から集団、周囲の建物から街並み、どんな背景か設定を色々考えて、主人公を核にした、いわば一つの世界を作る作業。

ほほほ、つまりは造形主であり、創造主であるわ・た・し。


あ、良かった、ドキドキはらはら以外に好きな要素があったんだっけか。


なら良いや。

好きなことが増えただけだと安心。


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