陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
実は観察好き

優れた絵画を見ると、つくづく思います……画家の目の怖さ。

伊藤若冲の鶏やそのほか、スズメの絵を見ると

「そうそう、うちの文鳥のぴーちゃんもこんな動きするする」

と、思わず手を打つくらいの精密さです。

鳥の身のひねり方、首を回す仕草とか、カメラのない時代、動きを止めることのない対象物を、よくもまあここまで描写できるよと、その才能が羨ましい。


さて、漫画の才能も絵の才能もない私。

でも『観る』のは好きなんですね。

ベランダや家の門という、家の外にはみ出す『個々の家庭の顔』を見るのが楽しい。


ベランダは、洗濯もので家族構成がなんとなく見えます。

案外、ワイシャツは干していませんね。皆クリーニングに出すらしい。

衣類やタオルの柄、下着で大体の家族構成が見えます。

そして、門の前に置いてある自転車に補助座席があるとか、小さな自転車があるか。

これで子供がいるかいないか、見当がつく。

あ、門の前においてある植木鉢や庭木でも、その家の年齢層が大体わかりますわ。


これが実際にあたっているのか、創作の役に立つかどうかはとにかく、まあ、連想ゲームです。

観る、想像する、ある一定パターンや法則を発見する。

これが滅法面白いのよ。


ところで、私の好きな作家のひとりに林真理子さんがいらっしゃるのですが、この方の観察力には『おおっ』と膝を打つことがあります。

嫌な人間の言い回し方、口調の描写。手の動きや視線の動かし方。

登場人物に演技をさせろ、と塾で教えられていますが、その演技も、こんな風に人を観察していないと、無理だなと思わせてくれます。

全く、本の作者って、頭の中に人間図鑑でもあるに違いない。


ところで街中でよく見る法則の一つに『フリルひらひら、まるでアニメの魔法少女の衣装のようなファッションの成人女性は、髪の毛が腰まで長く、そしてノーメイクである』と、いうものがありまして。

ずっと観察し、考えているんですが、未だにその原因は分かりません。

誰か教えて。


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観察力+想像力+センス
ごきげんようです。

僕は子供のころから絵を描くのが好きで、近所のおばちゃんが家に来ると紙と鉛筆持ってきて「絵を画いて」とせがむ子供だったそうです。

僕も詳しくはないけど絵を観るのは大好きです。過去見たのではピカソのデッサンばかり集めた展覧会を見たことがあります。まあ、化け物みたいなオッサンです。

鉛筆書きのデッサンなのに、すごいエネルギッシュで、精力的で、瑞々しくてエロチックで、見ただけで妊娠しそうな迫力があります。
ムンクもよかったですよ。有名な「叫び」はヒットラーがそばに置くのを嫌がったという逸話があります。

アンドリューワイエスの絵も大好きです。1930~40年代活躍したアメリカの画家ですが、古き良きアメリカへの郷愁をこめたような絵が多く、その写真と見紛うばかりの細密さはいま見ても驚嘆します。

ご参考までに・・・・ご存知かと思いますが

https://www.google.co.jp/search?q=andrew+wyeth+photo&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ved=0ahUKEwj4rc330fTSAhVN72MKHYaMDTsQsAQIGQ&biw=1366&bih=638



観察しただけでは、こんな絵は到底描けないでしょう。そこに加えて想像力、見た風景の再現力なども必要でしょう。

ベランダに干した洗濯物で家族構成は・・・・ある程度はわかるかもしれませんが、ほんの1部だと思います。
あとは、そこから自分の想像力をいかに加味するかでしょうね。
2017/03/27(月) 01:59:41 | URL | ひろみつ #AH9/n9xo [ 編集 ]
Re: 観察力+想像力+センス
観ることから、想像するのが好きなんですが、画力には最後まで結びつきませんでした。
悲しい限りです。
鴨居玲という画家が大好きなんですが、あの人の絵は不吉さと静寂があります。
あんな絵も、ただ『見て描いた』だけでは描けないでしょう。

つくづく、創造するとは観察力と想像力が結びついてこそだなと思います。
想像力を高めるのも、いろんな知識が必要なんですけど……まだまだまだだなと、つくづく思います。
2017/03/29(水) 01:17:09 | URL | みほ #- [ 編集 ]
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