陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
読書日記「精神鑑定書」

話を作るにあたって、一番困るのがキャラクター。

キャラクターの性格や生活環境とかが固まらないと、創作は動かない事岩のごとし。

かと言って自分の脳内だけでは、キャラの人格を形成する材料が、ちと足りないこともある。

モデルになりそなう生身の人間、これも生活範囲や人数が限られているしね。


そこで、結構参考になるのがノンフィクションやハウツー本や人生相談なんですね。

特にノンフィクション、良いです。

今読んでいるのは、今から15年以上前に起きた、小学校に押し入って児童たちを無差別に殺傷した犯罪者の精神鑑定書。

家族歴、本人歴、過去の生活や、取り調べ調書、周囲の人間たちの証言、カルテなどです。

客観的、感情を交えない書類のような文体で、この犯人の人物像が浮かんでくるのですが、これがかなりホラーですわ。


いや、本当にいるのよねえ、というか、いたのよねえ、こんな怪物。

幼少の頃、虐待されたわけでもなく、劣悪な環境に置かれたわけでもない。

それでも他人に対する共感性なし、社会性もない。

被害妄想と暴力衝動で生きています。

内容をはしょりますが、過去の犯罪歴に逮捕歴を読むと、彼の関係者はおろか、ご近所の皆さん、たまたますれ違った通行人、深海の底に沈みそうな同情と、恐怖の念をぬぐえません。


だってさーコイツの被害妄想の嫌がらせのせいで、一つのマンションで、住人が4人も出て行ったってのよ。


当時の裁判では、精神鑑定の結果『責任能力アリ』と判断されているのだけど、それならそれですごーく怖い。


人間腐っている、という言い方がありますが、すでにその域を超えています。

これに比べりゃ、私の周囲の「バカたれ」なんて、せいぜい賞味期限切れレベルだわ。

自分をはじめとする他の人々が、人格高潔集団に思えて来た。


なんて、しみじみしている場合ではない。


課題書かねば。








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