陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
塾のあっち側

合評。


土曜日、朝の6時30分、ご町内に響き渡るサイレンと避難放送。

自治会長はとっさに思いだす。そういえば、今日は町内会の避難訓練の日だったことを。

「さては、避難訓練の時間を間違えてサイレン鳴らしたな!」

マズイ、誤報を真に受けて、避難所へ向かう住民がいるかもしれない。

自治会長たる自分が、その場へ赴いて誤報の説明をしなくては。


「どうせ土曜だし、家族で一緒に行こうよ」


家を飛び出す自治会長サラリーマンの後に続く、その妻子。

かくして、一家は避難所の公民館へ。

しかし、道中の様子が妙だ。カラスは飛びまくり、人気はない。火事らしきものが見えるのに、消防のサイレンが聞こえない。そして、どこからともなく流れてくる妙な臭気。


公民館に到着する一家。

公民館へ避難してきていた住民たちは、この避難サイレンは何事だ、何の災害だと自治会長に詰め寄るが、自治会長も、事情を解明しようにも、行政や関係局に連絡が取れない状況。


その時、公民館の外から、妙な男が……?

手に持っているのは『趣味の悪い巾着袋』。

しかし男は、それを突然公民館の窓に投げつけるのでありました。

ガラスが割れて、転がる生首……

愕然となる自治会長たち。

展開ははナイト・オブ・ザ・リビングデッドです。


「あのさー、何だか違和感があんねん」

先生、首をかしげる。

「ナイト・オブ・ザ・リビングデッドは、1960年代や」

モノクロですね。

「今とは時代がちやうねん。多分、公民館に集まった住民はスマホやパソコンで、現在の情報を得ようとするで。それをしようとせえへんのが、なんかなあ……そして、この世界観の中では、今世の中はどんな状況なんや?」


それです。

困ったことに、今のところゾンビ映画は『パンデミック発生初期』のシーンがあるのはあんまり無いんですよ。大体、パニックはすでに始まっていますね。


一応、何本も観ているんだけどなあ……パニック発生前を描いたもので、やや近いのが『スリーデイズ・ボディ・彼女がゾンビになる3日間』か? いや、ちょいと違うわ。


『28日後』は、事故に遭って昏睡状態だった主人公、目を覚ましたら世界が変わっていた……だしなあ。

SNSやインターネットがここまで普及してからの、パニックはどないなものになるのか?

「山に登っている場合やないな」

ふふふと先生。

呻く私……こりゃ参った。まさかこんなところで情報ツール過多の世の中に悩むとは。


「いっそ、時代設定を昭和にしようか……?」

道を切り開くより、迂回する策を取ろうとするのは私の悪いクセです。

「まあいいや、何か思いつくだろ」

もう一つの悪いクセ「世の中甘く見過ぎ」を始動することにしました。

その時に、頭の後ろから聞こえて来た先生の言葉。

「あのなー、自分のブログの『クマ劇場』面白くないな」

「……」

「ぐちぐち愚痴を垂れ流している文章ほうが、おもろいわ」


……そう言う訳で、一夜明けた今日、これからやけ酒飲んで、すき焼き大会です。


ぶー。





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