陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
ツマラン疑問

さて、人生の大海を泳いで渡っていると、表面にぷくぷくと疑問という水泡が上がってくるもんです。

重要度はレベルA(例:この人は本当に私の事を愛しているのかしら)からレベルZ(例:うちの近所の川に住むカメは、なぜミドリガメが多いのだ)まで様々。


さて、この疑問。ずっと中学生の頃から抱いていた疑問です。

『何で世の中、ヤンキー性善質があるんだろう』

これがいまだに分からん。

レベルはB、無視できないです。


「本当は優しい、いい人」

「早くに落ち着いて結婚して家庭を作る」

「仲間意識に熱い」

「義理人情を大事にする」


これがヤンキーのイメージらしい。実際に、そう思っている人もいるし。

そうなのか。

ワタクシ、こう見えても超お嬢様学校、聖ロザリオ学園でしたのよ、ではなく、本当の市井の中学と高校に通っていたので、その「やんきー」の生態を見ていたんですけどね。


はっきり言う。

ヤンキーとは、たった1時間足らずの授業時間すらも席に座っていられない根性無しで、校則という小さな決まりも守れない落伍者予備軍だ、あんなモン。


授業が分からない、つまらないなら寝てろ、ノートに漫画でも大人しく書いてろ。

奇声を上げるな、大声で雑談するな。カスの分際で本体の消しゴムを投げんじゃねえ。

授業妨害をするな。

貴様のような低能には理解できない話でも、私にとっては面白い授業なんだよ。


スカートの長さ、髪の毛の長さをいちいち決められるのはうざいよ。

しかし、そのうざいという気持ちを言語化し、つまらない校則を守る理由を、論理的に礼儀正しく先生に聞くのなら、まあ良いです。

それが「うぜええ」その一言。

……妙な改造学ラン、妙なバッジをつけたブレザー、鎖を垂らしたズボン。

スカートを必要以上に短くし、髪の毛を金髪にしてブラウスの襟を必要以上に開ける君たちを見て、私は悟った。

「機能性と合理性を追求した制服は、その通りきちんと着るほうが世間にウケる。着崩したら荒んだ攻撃性丸出し。かなりダサい」

おかげで、ファッションセンスの一端が掴めたことについては、礼を言う。


根性がない、決まりを守れない。授業をさぼって学校のルールを守れないのなら、学校に来なきゃいいのに、妙な時間にやって来て校内歩き回って、善良な生徒を威嚇する。

その逸脱を「アウトロー」とかいう美学にすり替えて喜んでいるんだわな。

アウトローってさ、己の信念のためなら組織や法に属さない人種だわな。

君たちの信念は、校舎のトイレをタバコで汚して、掃除当番には絶対に参加しない事か?


そのちょっと前『元ヤンキー』の同い年と話をする機会がありまして。

彼女の思い出話に

「夜中にゴム管使って他人の原チャリのガソリン盗んで、それを使って仲間と原チャ乗り回していた。パトカーに何度か追いかけられたけど、巻いてやったアハハ」


……すまんね。笑えんわ。

私はガソリン抜かれる側の人間なんでね。

ついでに言えば、夜中に走り回る原チャリの騒音に、ピアノ線張ろうかと思っていたんでね。

あんた、自分が加害者の立場って分かっていないな。


ついでに言えば、29才と何年過ぎた年齢で、それを武勇伝と思っている精神構造がヤバすぎ。

「あの頃に戻りたい、あの頃が一番楽しくて良かったわ」

……ヤンキーて、10代が人生のマックスだと誰かの説だが、本当ね。


と、言う事で長く私怨を吐き出しましたが、上記の美点は私の知る限り、ヤンキーという人種には見えなかったということで。

仲間意識強い? そりゃ基本、一般生徒から敬遠されているからな。固まるだろうよ。

義理人情? 本当は優しい? 一般市民はな、本当はとかいちいち言わなくても、フツーに持ってんのよ。早くに落ち着いて、結婚して子供? 早きゃいいのか。


いや、良い奴いたよ。というのがあれば教えて下さい。

私も一人知っているけど、天然記念物だわ。




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コメント
コメント
「俺はぐれていた」自慢なんか聞きたくない
ごきげんようです。

確かにヤンキーや手の付けられない不良が立ち直ると、本当に真面目で働き者で子煩悩なお父さんになる例はいっぱいあります。それは事実です。

でも、時々ヤンキーに限らず、昔グレていたことをどこか自慢そうに話す人いますね。

「俺はな、昔悪かったんや。喧嘩ばっかりやっとってん」って人・・・・
正直言って「お前アホか?自慢かそれ?」って言いますよ僕は・・・

自分がぐれてたことを武勇伝みたいに自慢するって最低ですよ。
不良が立ち直って真面目になったのが偉いんなら、もっと過酷な環境に生きてきて、それでもぐれないで真面目に生きてきた人はもっともっと偉いです・・・当たり前じゃないですか、そんなこと。

素直で真面目な人を、よくひねくれた人が「あんなのひねくれるだけの理由がないから素直なだけ。ただのお気楽な馬鹿」と詰る人がいますが、断言します。それは絶対違います。違う、絶対違う。

理由は簡単。素直な人だってひねくれたいことは山ほどあるんです。
そのへんの甘ったれより何百倍もある。そりゃそんな目に逢えばひねくれもするよなと同情したいくらいあるんです。

でも「素直」な人は、ひねくれた自分に負けるのが嫌なんです。だからそんな自分と闘いながら「素直な自分」を手作りしてるんです。

真面目で、しなやかで、朗らかな人を見るといつも「参りました」と思います
2017/06/06(火) 11:14:26 | URL | ひろみつ #AH9/n9xo [ 編集 ]
Re: 「俺はぐれていた」自慢なんか聞きたくない
> ひろみつさま

『こち亀』にて、更生したヤンキーを、必要以上に持ちあげる麗子や中川に、両さんが言い放つ言葉が正に名言です。
「えらい奴ってのは、最初からワルなんかにならねえの。正直で正しい人間がえらいにきまっているだろ」
ごく普通に戻ったのが、えらいだとか立派だとか甘やかしているんじゃない、ひねくれるのは自分の勝手だと、その後にセリフが続くのですが、実に名言です。

いちばんえらいのは、何があろうと『ぐれない』人です。

更生したヤンキー持ち上げるのは、その辺分かっての事かいな……と思うのですが。
「己のバカがやっとわかったか? さあ、バカが治ったのなら私たち常識人の世界に入れてやってもいいよ」
こういう、元ヤンキーという珍獣の物見高さなら……闇だなあ。

彼らは、本当は良い子たちなんです! 人を信じられないだけなんです! と擁護する人に言いたい。
じゃあ、キミたちが家で面倒見て、言い聞かせて更生させてやれ。

実際に、現場で面倒見ている人たちには頭を下げますけどね。










2017/06/06(火) 23:40:54 | URL | みほ #- [ 編集 ]
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