陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
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合評。


サラリーマン自治会長の日常です。


彼のお仕事は銀行の事務課長。

雑な書類を回す営業課長と、口論する場面から始まります。

営業課長は、営業の取ってくる契約のおかげで会社の利益は上がっているのだという自負があり、その契約書類の形式にうるさいサラリーマン自治会長を、あからさまに馬鹿にしています。

書類を形式不備のまま処理することを、部長の許可もとっている。何なら部長に言えよ、とけしかける営業課長。


分かりましたと、部長の元へ行くサラリーマン自治会長。

そして始まる、事務の重要さを巡る自治会長VS部長の戦い! 

大事な書類を粗末に扱うな、それでも部長かスカタンと怒る自治会長、ごめんごめんと頭をかいて謝る部長。

実はこの二人、小学生からの幼馴染。

……やがて、上司と部下から、幼馴染同士の会話に移行する二人。

その会話の流れで、サラリーマン自治会長の住む町内の不穏を説明するのですが……


「会社で散々見ている事務方VS営業職の戦いなんか、小説の中で読みたくないです……イヤにリアルなやり取りだし」

「こんなシーンで5ページも使う必要あるんですか? ホラーから遠ざかっています」」

「私はこのパート、好きですけどね」


……私は、楽しんで書きましたけどね。

自分の好み100パーセントで書いたものは、ウケないっていつもの事だけどさ。


「別に、場面は銀行内でなくてもええやろ」

ふむ、練り直しだな。

「ところで、何でサラリーマン自治会長の職業は銀行員なんですか?」


まあ、つまり真面目なキャラクター設定なので、真面目な人物っぽい職業にしようと思ったんですよ。

私の想像圏内では、銀行の事務職がトップクラスの『真面目』です。

仕事の事務処理の仕方のマニュアルがあってね、それに則したやり方でないと、検査で減点対象になっちゃうの。

事務のやり方間違えると、場合によっては法律違反に引っ掛かりますからね。厳しいぞ。


「自分のよく知っている職業よりも、知らん職業の方が想像力使う訓練だけどな」

キャラの職業設定が安直ではないのか? と仰る先生……ですけどねえ。


「全く想像圏外のキャラを出したら、ツマランとかさっさと殺せとか、めちゃくちゃですやん」


イケメン人喰い高校生です。彼の性格はなかなか動かすのが難しい……。


「それよりも、どうやってスリーサイズオール100ヒロインと自治会長と人喰いイケメンを対峙させて、話を持って行くや?」


……お願いです。しばらくそれは言わないでください。














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コメント
コメント
あれは書き手がノリノリなのが分かったし、おもしろかったです。
ですが、書いてる作品はホラー小説。コミカルになってしまってるのが再考の余地あり、かと。
「銀行員」いいでないですか。社会経験を作品に活かす、イイ事ですよ。
読み手がサラリーマンだけじゃないんだから、会社の中のゴタゴタした人間関係どんどん書けばいいんですよ。
ちょっと取材しました的な安っぽい文よりも、日常にリアルに体験してる事が書けるのは社会人として労働してる人の特権ですよ。
ひきこもりとか社会経験の少ない人には書けません。
2017/08/06(日) 08:22:37 | URL | 西 #- [ 編集 ]
Re: タイトルなし
西様

有難うございます。仰る通り、書き手がノリノリでした。書いている途中「はっ! これはホラー小説」と思ったんですが、まあコミカルは一部分だからまあ良いかと。

仕事をしていて良かったなと思う点は、体験することによって、例え限られていても「リアルに描ける部分」を確実に一つは持てたという事です。

それにしても、今後の展開はどうなることやら、です。
2017/08/06(日) 23:17:09 | URL | みほ #- [ 編集 ]
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