陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
好みの文章

本棚を整理していますと、当たり前ですが自分の好きな作家ばかり。

へー、ほうほう、ああらまあと頁をめくりながら整理しているので、作業が進みやしない。

で、読んでいて『おや』と気が付いたのです。

自分の文章の好みについて。


塾でよく言われるのは『簡潔に分かりやすく、セリフと描写でキャラクターに演技をさせろ』

最近は、映像文化のせいで、セリフ主体でシーンを思い浮かべやすくしたほうが読者の想像力を刺激する、シナリオをまずベースに、というもんです。

うん、黒川博行さんなんかそんな感じ、

私が読みやすいな~と思う方の作品は、セリフと簡潔な描写で映像が浮かぶ文章。

元々、シナリオの仕事をされていた方も多いんです。

月村了衛さんの『機龍警察シリーズ』もセリフと無駄のない描写で、スピーディに話が運びます。大好きですねえ、桐野夏生さん然り。


かと言って、その対極(?)の文章も好きなんですわ。

過剰すれすれ、濃密で静謐な、まるで人間の中身を解剖して一つ一つをクローズアップしたような描写。小池真理子さんや、故・森瑤子さんが好きですねえ。

不思議とカテゴリ的には同じ文体であるはずの、男性作家のあの人は好きじゃない。何だかナルシズムがあるのよ。


さて、過去に書くばっかりで、読むことしなかったせいでアウトプットとインプットのバランスが崩れ、えらいことになった……という愚行を犯した私。

今回は書きながら読む、というバランスを取った策を考えたはずなんですが。

「や、やばい! 昨日今日で文体が全然違う!」


昨日は藤本ひとみ、今日は浅田次郎という影響がモロ出し。

これが作品的に素晴らしければとにかく……ううむ。

大輪のバラと千鳥格子をパッチワークで繋げたようなもんになっとるわ。


今更だが、これって影響の強さ云々というより、己のスタイルをちゃんと確立していないという証明なのでは!


じゃあ何なの、今までの私って!

ごった煮?


……迷宮から出てこないと、課題が書けません。

救援隊求む。





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