陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
塾の裏側、そして愚痴のこぼし方
合評。

モーションのかけ方の色気とか、くどい説明文だのを修正して次の章へ。
ああ良かった。思わず念を押してしまいましたよ。

「ほんっとうに次行って良いんですね!」
「ええっていうとるやん」

疑い深いやっちゃなと先生の目の色。いいえ、疑っているのは先生の許可じゃなくて、自分の技量。
怖いものを書いているはずなのですが、「怖いのツボ」が分からなくなってくるのですね。

飴村行氏の『粘膜人間』を読んでいます。中学生の兄弟二人が、プロレスラー並みの異常な体格を持つ、凶暴な小学生の弟に恐れをなし、村に住んでいる河童三兄弟に同級生の女生徒の貞操を餌にして、弟を殺してほしいと依頼する話。
それを思い浮かべながら先生に質問。

「ホラーって、悪趣味とスプラッターとエロはあったほうが良いですか?」
「その話に必要ならな。ホラーっていうのは、怖いという雰囲気やで。臓物と血が出りゃいいってもの違うで。怖いが第一.
追い詰められる怖さ、閉塞感」
「と、なると、先週お話した、次回の新作小説のプロットは怖くないですね」

過去譚を話す、いわくつきの骨董品を題材にしたホラーを考えていたのです。

「ぜんっぜん怖くないな。ついでに言えば、今の合評課題の小説もホラーや言い張るけど、話はとにかく、怖くは無いで」

……人を喰ってるだけじゃ、ホラーとしてダメらしい。

話変わりまして。
最近つらつら考えるのが「正しい愚痴のこぼし方」

人間、支配するものと支配されるもの、愚痴を言うもの愚痴を聞かされるものと二分されています。
私は愚痴の「聞き役」に回ること95%。
その愚痴の聞き役の立場として、想ったのは、愚痴のこぼし方のマナーです。

『あっちこっちで愚痴言わない』
Aさんの愚痴をBさんにこぼし、Bさんの愚痴をAさんこぼす。そしてAさんBさんの愚痴を私にこぼす。

職場でありがちな光景ですが、この人に愚痴を聞かされていると、絶対に私の愚痴も、この人誰かに言っているぜ、と思う。

『食事中に言うな。話したいなら5分以内にすませろ。そして明るくしめくくれ』

食事は本来楽しい場です。キミの愚痴で汚したくは無いのだ。どうしてもというなら、笑いをとるか明るく終わらせるか、どちらかにしろ。
「それで、最近食欲無くって……」なんて意地でも言うな。飯も残すな。
どうせなら、やけ食いしてくれた方が見ていて爽やか。

愚痴なんか、基本聞いても面白くともなんともなく、むしろ負の気分が伝染する……酒場のお姉さんに、カウンセラー。愚痴を聞いて、金をとる商売があることを、ちゃんと分かってほしいものです。

スマートな愚痴。

大人の条件ですね。
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