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陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
御祓い

最近、イヤになるほど生命の危機に遭っておりまして。


約一か月前のクリスマイブに足を捻挫し、やっとこさ回復したかと思えば一酸化炭素中毒で死にかけた、そして先日は青信号で道路横断中、前方不注意の車にはねられるかける。

急ブレーキをかけた車、ボンバーが私の1メートル手前。

ちなみに運転していたのは60代くらいのおばちゃん。


「……そういうわけで、家から出るのが怖いんですよ」

職場にて。話し相手はいつもの我が女上司・主任です。


「1週間に一度は、外で災いに遭遇している勘定です。私が安心できるのはもう職場だけ……しくしく」

「椅子に画びょうを置こうかね」

部下の安息の地を奪わないで下さい、主任。

「しかしねえ、キミ、ユーレイとかそういうの好きだから、変なのに憑りつかれたんじゃなかろうね」

「ユーレイは好きですが、信じちゃいませんよ。だって見たこと無いし」

「好きと言いながら信じないとは不真面目な……第一、目で見えるものが、この世の全てだと思っちゃいないだろうね」


別に、そんな事考えちゃいませんけどね。

しかし、人間とは所詮、視覚であれ聴覚、嗅覚、己が感知する範囲でしか世界を認識できないものでしてね。

認識できないくせに信じる、信じろという方が何だか胡散臭いではないですか。

否定はしないけど、信じ込んではいないのです。


「ですが、よく考えたら職場だからって安全とは言えないんですよ。エレベーターのリールが切れて、下に墜落、映画『オーメン2』の人体切断って事になったらイヤだから、ここは6階だけど階段使ってます」

「6階フロアで火災が起きたら、キミのせいね」


2時間後、『今度の休日は御祓いに行くように』という課長命令が下される。

お祓いの祈祷料は会社の福利厚生費から出ないらしい……上司の命令なのに。


ちぇっ










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