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陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
大人と社会

我が女上司・主任と社員食堂にての話題。

「社会人になった時の感慨」

社会に出て組織に属してン百年、もう二人とも完全武装の会社員でありますが、時に思いだすのは若かりし日、モラトリアムを強制終了、成人に達したという年齢だけではない、自分の身体で世間の海を泳いでいかなくてはならない、正真正銘の大海へ放り出された戸惑いと怯えでして。


「世界がいきなりひっくり返った気がしましたね。だって、学生時代の周囲の年長者って、先生と親、すなわち、自分を庇護して教えてくれる大人ばかりですが、会社にいる年長者は先輩と上司。役目そのものが違います」

「会社と学校とは真逆だしねえ」

そうなんですよ。

しみじみと私。


社会に出て、しみじみと感じたのは『先生』『上司』は全く異なる役目を持った大人である、という事実。

先生の元にいるのは生徒。先生にとって知識を教える相手

上司の元にいるのは部下。上司にとって、仕事の指示を与える相手。


管理職の仕事のメインは部下の能力を的確に判断し、指示を出して仕事の成果によって評価する。

部下の能力が不足、もしくは適材ではないと判断すれば、リストラか配置転換です。

人材育成という目的で、知識や経験を教えるというのも上司の仕事ですが、部下は入社試験で面接や筆記、職務経歴書という方法でふるい分け『使いものになる』こと前提にしている相手だし。

使いものにならなきゃ、別に面倒見てやる必要性はない。


先生の役目のメインは『使いものになるまで教えて導く』ですから、生徒、もしくは弟子が卒業なり何なりで、自分の元にいる限り、師弟関係は続く。


会社ってドライだなあ。

その代わり、イヤな事や理不尽が『給料』という還元となるわけです。


「ところで、主任。私たちお昼ご飯、よくご一緒しますね」

「会社だからな」

「あ、ひどい。上司として、部下と一緒にやむ負えないお昼ご飯感が丸出し」

「だって仲良くないじゃん」

「感性が合いませんからね。毎回、定食AかB、それすらかぶりません」

うなずき合う上司と部下。仲良し同士だけの付き合いでは済まされない。

これも会社です。


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