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陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
少女と大人

その昔のお昼タイム、大きくうねった話題がありまして。

「結婚相手と収入」ああ、ダイレクトね。

確かあれは……と、ある少女漫画の話題です。

本の中の、中国風な異世界ににふっとばされた、現代女子中学生、高校受験生のヒロイン。

二人の男に愛されるんですけどね、一人は貧乏で兄弟多くって、金銭感覚に長けている苦労人の青年。

もう一人は皇帝です。

どっちもタイプは違えど、美形です。

皇帝は女顔の美形です。ヒロインたちとの旅の道中、女装したら盗賊たちに親切にされたほどの美形です。ちなみに誠実で、好きな女にまっしぐらです。

「私なら、皇帝を選びますが」

「私もそうだわ」

「当たり前だ、同じくらいの愛情なら、貧乏人より皇帝」

ああ、めぞん一刻の五代のばあちゃんズがここに終結。


「いやはや、少女漫画の最終回でさ、高校卒業してすぐに彼氏て結婚てあるでしょ、それって正に生活力を持たない女のキツイ人生始まり、プレリュードですわな」

「卒業してすぐにカレのお嫁さんって、どんだけ時代錯誤じゃあ! 己の十代のオトコを見る目を信じるな、社会に出ろ! と言いたいわ。高校時代にチェックしているのは、カレシの生活力じゃなくて、どこまで彼女に甘いか、好きかって基準だけだろ」

「昔読んだエロ小説に、幼な妻というのがありましてな。同じスピリットを感じますね。世俗にまみれず、少女の純粋な瞳のままで嫁に来て欲しいみたいな」


ああ、なんてこと

当時の夢見る少女が、ここまで冷静に男を見つめるなんて……経済力重視、大人になった証拠だわ。

で、聞いてみた。

「ところで、ベルばらのフェルゼンとアンドレならどっち取ります?」

聞いた私がバカでした。全員口をそろえて

「アンドレでしょ!」


大人になっても、女には追求すべき男の理想がある。

しかし、市民ケーン、主人公から離れていった女たちを観ながら私は思う。

いいじゃん、ちょっと性格に問題あっても、金持ちならさ。

甲斐性もないくせに、正確に問題ありなんかより、数億倍上だわ。

そのいっぽうで、私の理想の男性像はアンドレ・グランティエ。

オスカル・フランソワの永遠の恋人。貴族の身分はないけど、ずっと光と影のように付き添って下さる自己献身的ハンサムです。


女の愛は、矛盾しているのよ。








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尽きぬ色欲
齢を重ねるごとに異性の好みって変わるなぁ、と最近しみじみ思うんだよね。あんなにオッサン好きだったのに、今は若いツバメが可愛いくて仕方がない❤️お金がなくてもええよー、養っちゃるから、という境涯に達してきた。オッサンはオッサンで落ち着くし、ストライクゾーンが拡大してきたっちゅうこと?
2018/03/26(月) 20:07:49 | URL | あんず #RQ.tHLaA [ 編集 ]
Re: 尽きぬ色欲
>若いツバメを愛でることが出来る経済力を手に入れたわけですわ。
ストライクゾーンの広がり……人生の豊かさを示す座標ではないですか。
ところで、これが『貧しい美少女』にまで広がったら……おい、そこまで収穫すると、他の人の分がなくなるから止めろと言うかんね。

2018/03/27(火) 23:09:44 | URL | みほ #- [ 編集 ]
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