飲み会にて、良く糾弾されてしまうのですが。
「何で自分、ホラー担当のくせに傍観者でいるわけ?」
は、つまりこういう事です。
兄弟子がSF担当でありながら『いわくつきのモノを募集!』といって、怪異を求め、いわくつき鈴から始まり、海苔子ちゃんやジロー君と同居しているのに。
なんでホラー書いているキミが、そのチャレンジをしないのか? てことですか。
申し上げましょう。私に霊感は無い。
だからこそ、怪談愛好者になったんだあ! 第三者、傍観的安全地帯から「ひゃーおっかねえ」とのどかに言えるからこそ、怪談が好きになれたのです!
私の昔の知り合い、霊感持ちは100%
『ガチの怪談聞いた後は、えらい目に遭うんじゃあああ!」
よく分かんないけど、チャンネルがどうこうらしい。へえ、不便ねえ。
ああ、体質的に合う合わないの怪談もあると聞いたか。
ふーん、私はオールマイティよ。
何を聞いても感じない、この幸せを手放してたまるか。
て、いうわけで。
妙に刺激して、体質が変わったらどうするのよ。
と、いう逃げ口上です。
実を言えば、最近ガチで怪談体験したから、怖いんだよ。
これ以上の目に遭ってたまるか
それが本音です。