陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
酒の肴・ゴダール映画

映画を観る前にレビューは見ない主義なんですが、つい見てしまった「気狂いピエロ」ゴダールですね、ヌーヴェルヴァークの代表ですね。

レビューの内容は……『芸術的』『ワケ分からん』『前衛的』ああ、何だか視えてくるわ……話の筋が。

その時、私の頭に去来したのは、松本人志監督の『頭頭(トウズ)』です。

あの「頭頭」を観た時、私は思ったのです。

お笑いのトップが、なんてもの作ったんだ。

何を高尚ぶろうが、映画の基本は娯楽だろ。

社会正義でも道徳でも、どんな硬かろうが下品だろうが、金を払わせる以上は内容にまず『面白い』が無いとダメだろ、と。

松本人志に、落胆したものでした。


で、今回はゴダールです。

正直に言って、今回も意味が分からない……でも、観ないとな。教養の一環として。

ただ、あれから大人になった私は気が付いた。

気狂いピエロは、映像の色彩や詩を楽しむもんじゃないかと。

はあ、不幸な結婚をした男と、男の昔の恋人である女の逃避行……行先には破滅しかない二人です。

逃げた二人が泊ったホテルで、脈絡もなく出てくる男の死体という話の辻褄が合わないカット、詩ではあっても会話ではない進行に、無理やりストーリーをあてはめても混乱するだけだ、ならば、カット一つ一つがまるで絵画のような、この色彩感覚や構図だけを楽しむべきではないのか?

そう、映画には色々な観方が、そして種類があるのよ……本だって、小説や漫画、ストーリの面白さを追うだけではないわ、画集だって詩集だって本よ。

映画だって同じ……そう思いながら観たのですが。

結論・この映画は美大生なら必見。

そして、酒を飲みながら観るべき映画ではない……話のシュールさに、悪酔いしかけたがな。


重度のアルコールで悪酔いし、酔いから立ち治るため、不足した糖分を補給。

桜餅とイチゴ大福を各2コづつ、玄米茶と共に摂取しながら思いだす。

そういえば、二日酔いにまで発展した酒の肴は『コクトー:恐るべき子供たち』の小説だった。

ああ「アメリ」も悪酔いしたな。


私の酒の肴は、何故かフランスと相性が悪い。

オシャレ臭い映像がいけないのか? パリの風景が何かに障るのか? 詩的なセリフがいかんのか?


芸術的で上品だから悪酔いするのか? ならばよし、次はホラーで行ってみよう!

これで悪酔いするか確かめてやる! て、わけで高名なフレンチホラー『アンチクライスト』を借りにTSUTAYAへ行けば……またかよ。

先客に借りられていた。

またもや未来の私か? 

この先もフランス映画で悪酔いしているらしいな。















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