陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
朝食あなどれん

前日の夜、眠気に負けて一食抜く。

夕食だったお好み焼きを朝に回そう……と、眠気で薄れゆく意識の中で思う……次の朝。


『で、結局、朝食にお好み焼きは食べられなかった、と?』

「ハイ、朝は少しでも寝ていたい、というのもあるのですが」


話し相手は、今回他部にいる先輩です。

ちなみに社内の内線で、仕事の話ついでの雑談です。

「朝食、すなわちブレックファスト。朝っぱらお好み焼を焼くのは、如何なものかと思ったのです……先輩も、そうお思われるでしょう?」

『お好み焼き……それは小麦粉と卵とキャベツ、そして薄っぺらいブタ肉よね?』


同意を求めた相手より、社内の内線から「ふっ」と聞こえる。

えーと、これは「聖●士星矢」でいう『相手の主張を半笑いで拒否、もしくは威嚇』ですか先輩!?

お好み焼き朝食は、どう考えても胃に重いです!


そんな同意を得られず、受話器を耳に押し当ておののく後輩。

聞こえる先輩の声。

『そう、あれは、今からン十年まえの朝ご飯だった…‥』


先輩、同期の仲間たちと一緒に、会社の保養所へ遊びに行かれたそうです。

会社の保養所ですからね。当然、同じ会社のグループとブッキングします。

その時、保養所で一緒に宿泊していたグループは、当時『男性管理職グループ数名(各支店のオジサン連中)』の皆さまと、同宿していたそうで。


先輩のグループは、夜はバーベキューだったそうです。

ちなみに『管理職グループ(オジサン連中)』は、別のフロアで焼肉らしかったと。


『べーべキューの次の日、私たち、20代の同期入社グループは『前の晩のバーベキューが重いから、朝ご飯は軽めに』と寮母さんに言ったのよ……そのおかげで、私たちの朝ご飯は、焼き鮭と味噌汁という、フツーの旅館的和風だった』


まあ、そうでしょうね。


『だけど、同じように、朝の食堂の席についてい管理職おっさんグループの朝ご飯を見た瞬間、私たち目を疑ったわ……おっさんたちの朝ご飯は、すき焼きとビールだった……分かるわね? 朝の7時から牛肉を割り下で焼いて、卵つけて食べるのよ? しかもビールよ?』

「……」

『その当時の『朝っぱらからすき焼きビールのおっさんたち』は、数十年後の今、わが社の役員グループになっているのわ。私の言う意味、分かるわね?』

「申し訳ありません、先輩。朝からすき焼きどころか、お好み焼きの朝食が重いとか言う私の朝食レベルなど、下の下です。危うく丁稚で終わるところでした」

先輩のお言葉。

『分かれば良いのよ……ちなみに、我が家の今日の朝ご飯は、食パンと昨夜の残りの海老グラタンよ』


パワーモーニングって流行りましたね。

朝食をしっかりボリューム食べて一日をこなす、というものでしたか。


しかし、朝からすき焼きとビールって、パワーモーニングというより、デストロイヤーモーニングですわ。


見習って良いのか?














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