陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
初・能

あれはG・Wの京都大原でのイベント『能楽』とオカルトのコラボのトークショーイベントの打ち上げの事でした。

「京都って、能楽は生活に根付いているんですよ」

スタッフの女性Nさん。

気軽に観られるのなら、こんな催しありますよ、と頂いたのが、大阪市天王寺、四天王寺で行われる能楽のイベント。

『大阪能楽大連吟』

ほお、能の歌詞の部分である『謡い』を、プロの能楽師に教わった皆さんが、舞台で披露されるんですか。もちろん舞われるのはプロの能楽師。

入場料もお手頃。映画一本程度か。

いそいそと出かける。


当日、豪雨だったんですけど……会場には人が一杯。

満席だったんじゃないのかなあ、スピーチに立った能の先生仰るに、日本の芸能にはある程度の湿度が大事なので、この雨はむしろ『天気に恵まれている』とか。

そうかもね、と思う。

日の光がないお堂の中、レトロな灯がが舞台を浮かび上がらせているのですが、これが静謐ででよろしい。

外に見える庭の緑が鮮やか。どこか水墨画の世界。


能の舞の動きって、踵を上げずにすり足で体を運びます。

重心は動かず、まるで滑るような動き。そして指の先からつま先まで、ピンとはった緊張があるのが、素人目でも分かる。

日常には無いリズムと所作、そして顔につけられた能面。

見ている内に、演者が人には見えなくなっていきます。

そして、足踏みの音。

『人の形をした、人ならざる者』とは、こんな動きをするのかもと思った私。

ふむ、ヒントが降って来た気分。

しかし、謡いを合唱する生徒さんたち、普通は8人程度で謡うパートですが、それを100人でされると、これはかなり圧巻、そして迫力。

これ、良いな。

『第9』のように皆で舞台に立ち、謡う。能楽を広めるための試みの一つらしいですが、これで第11回目、参加者も増えているそうです。

そうでしょうね、これは楽しい。


さて、能楽見物初体験、やっぱり舞台は生で観たほうが脳みそに響くし、網膜に突き刺さる、想像力の活性化にもつながるという発見をして、会場の五智光院を後にした私。


そして、四天王寺の亀池を見る。目の下、雨に打たれながら水面から顔を出している亀と目が合う。

ふむ、猪名川に生息する亀と違って、半径5メートルに近づいたら、水中に飛び込んで逃げるようなことはしないのね。

さすがはお寺の池で飼われている亀、人慣れしている。


能楽の発見、そしてどうでもいい亀の発見を土産に、家に帰ったワタシでした。


このイベントを教えて下さり、はがきを下さったNさんへ、厚くお礼を申し上げます。



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