さて、前回『新型人型ロボット兵器に乗って戦う羽目になった元整備士見習いの十代の美少年のお話』をまだ考える。
ええと、戦うためには、両者の喧嘩のネタが必要でありまして、そのネタの主なパターンは『侵略』『独立』『反乱』この三本柱ですね。
どれにするかなあ、と読売新聞国際欄を読みながら考える。
宗教と核が、現代の争いの元ですか。
ま、エネルギーとか民族問題とか貿易とか、色々なものも絡んでくるけどさ。
で、新聞を読みふけっていますと、この時期は戦争体験者の方の談話が載っている。
マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦から帰還した建築家の方です。
『平和はありがたい。苦しくても殺されるわけじゃない。殺されない日常のどんなしあわせなことか』
……妄想は、ここでストップ。
これ以上重いセリフを、私にはまだ書く自信はない。